ディスクレビュー

THREE SNAKES AND ONE CHARM

久しぶりに聴いたなあ。これのどこに捨て曲があるっていうんだろう。本作に対する世間の評価の低さはオレには信じ難いことである。

RIPcord

こないだ買ったRIPCORDの初期デモ集をやっと聴いた。ヴォーカルがBuzbyじゃないのでDAMAGE IS DONEとは印象が異なるのは確かだけど、十分カッコイイって思ったな、オレは。ドッカンドッカンいうてる突んのめるツービートはまさにJohn Millerのそれ。RIPCORD…

しばじゅん

確かに全体的にフラットな印象は持ってしまう。決定打に欠けるんだろう。でも、個々の楽曲は決して悪くない。だからオレは聴けるなあ。家事*1してるときのBGMに良さそうよね。って、こないだアイロンかけながら聴いてるときに思った。 なんか7曲目だけ不自然…

KREATOR

純粋にTHRASH METALとして評価するなら肩透かし食らったってのが率直なとこ。実際、ホントに速いTHRASH METALなんて1曲目だけじゃないかな。でも、この作品をTHRASH METALとしてでなく単純にMETALの作品として聴くと、これはこれでクオリティは高い気がする…

TALK SHOW

久しぶりにTALK SHOWを聴く。オレはWeilandのソロよりこっちのほうが好きだなあ。良く出来てると思う。11曲目のHideが大好きだったことを思い出す。

SLASH'S SNAKEPIT

久しぶりにSNAKEPITの2ndを聴く。残念ながらオレがこの作品を入手したのはかなり後になってからだったので、来日公演も観に行ってないのだが、これは実に強力な作品だなあ。このヴォーカリストは今何をしているのだろうか。

ロードス島戦記

新しいの出てた。いつも出てから何ヶ月も経って気付くんだけど、今回は1ヶ月ちょっとで気付いた。やったね。

NAS

うーん、2枚組である必要性はどうなのよ。とりあえず、前作よりは下のような気がする。まあ、でも、Maxwellの声が久々に聴けて嬉しい。

the true MAYHEM

うーん、キビしい。速い曲あるのに、そう感じてしまうのは何故か。WOLF'S LAIR ABYSSの作風でフルアルバム作ればいいのにな。 インナーのアー写が超鮮明に映ってて驚く。Maniac不気味すぎ。HellhammerはMAIDEN Tシャツ着用。

Gwen嬢

思ったより聴けるなあ。まあ、年間ベスト10クラスではないが。やっぱ、声が好きなんだよなあ、と改めて再認識した次第。ラヴ、エンジェル、ミュージック、ベイビーアーティスト: グウェン・ステファニー,アンドレ3000,イヴ,ジョニー・ヴァルチャー出版社/メ…

鬼束ちひろベスト盤

もう結構経っちゃったけど、鬼束のベスト盤とGwen嬢のソロ作を買いに行った。しかし、Gwen嬢は置いてなかった。くっそー、あの店使えないぜ。山野楽器小田急新宿店。 で、鬼束のベスト盤。Hikkiのベスト盤と同じくTed Jensenって人が全曲リマスタしてるらし…

育つ雑草

百貨店商品券も余ってることだし、買ってみた。初回限定版のジャケってのがあったので、そっちを買った。すげーカワイイ。だけど、開けてみたらインナーの写真が超怖い。今まで雑誌の撮影とかで結構ぶっ飛んだメイクの写真とか存在する人だけど、これは過去…

HIS HERO IS GONE 『THE PLOT SICKENS:ENSLAVEMENT REDEFINED』 (1999)

3rdアルバムにして、ラストアルバムである。当然のごとく、GREAT AMERICAN STEAK RELIGIONから。というか自主制作、だな。そういうわけで、アナログのみのリリースである。全11曲収録で片面を7分半で走り抜ける。完全に入口と出口の直結したハードコアで、ス…

V/A 『魂の叫び』 (1999)

関西クラスティーズCROWの運営するCROWレーベルのオムニバス第1弾。7"作品で、4バンドが1曲ずつ提供している。HIS HERO IS GONE以外の参加バンドはフィンランドのSELFISHと日本のCROW、FINAL BOMBSである。HIS HEROは「Disinformation Age」という曲を提供。…

HIS HERO IS GONE 『FOOL'S GOLD』 7" (1998)

元々は、URANUSとのスプリット12”としてリリースされたものであるが、単独7”として出すにあたり、リレコーディングしている。本作より、PRANKからではなく自主レーベルGREAT AMERICAN STEAK RELIGIONからのリリースとなっている(99年にCOALITIONからも再発…

みちよ様DVD

みちよ様のDVDを買った。今回は通販オンリー。郵便局の振込み用紙の通信欄に「みちよDVD希望」と書かされる。恥ずいったらありゃしない。で、昨日やっと届いた。27分しか入ってないのに3千円以上する。高いなあ。内容はクリップとインタビューとオマケ映像。…

RAPHAEL SAADIQ

イイ。個人的な好みでいえば前作の作風のほうが好きかもしらんが、これはこれで全然イイ。安心して聴けるハイレベルな作品。ちなみに、JETHRO TULLはまだ聴けてない。これ、1曲でアルバム1枚でしょ。こんなん時間があるときじゃなきゃ聴けないね。

MANSUN

amazonから届いた。いつもながら早いねえ。んで、ホントにCCCDじゃない模様。どこにもアノ憎きマークが載ってないんで。めでたしめでたし。内容はすごくイイ。期待どおり。ネット上の評価を見てると、今までの作品の集大成っていう言い方が散見されるが、正…

HIS HERO IS GONE 『MONUMENTS TO THIEVES』 (1997)

MONUMENTS TO THIEVES 2ndアルバムである。本作よりギターの片割れは元URANUSのYannickにチェンジしている。 このアルバムの特徴として言えることは、ファストパートとスローパートの展開が意図的なまでに繰り返し行われることだろう。スローパートにおける…

HIS HERO IS GONE 『FIFTEEN COUNTS OF ARSON』 (1996)

FIFTEEN COUNTS OF ARSON 1stフルレンスアルバムである。これもPRANKからのリリース。全12曲。最初から最後まで凄まじい。この作品から音圧は大爆発となっており、轟音ハードコアという呼び名にピッタリの音だ。ブラスト大炸裂のファストパート、引きずるよ…

HIS HERO IS GONE 『THE DEAD OF NIGHT IN EIGHT MOVEMENTS』 7"EP (1996)

PRANKよりリリースされたデビュー7”。8曲入り。この時点でのメンバー構成は、Todd<g、growl>、Carl<b、agony>、Paul<dr>、Patrick<g、eruption>。珍しく、ピアノで静かに幕を開け、最後もピアノで幕を閉じる。次作以降と比べると、音質も悪いし、楽…

PORTISHEAD 『PORTISHEAD』 (1997)

前作の大ヒットの後、3年のブランクを経て発表された2nd。音のほうは、驚くほどの大変貌を遂げている。ものすごくヘヴィになったのだ。実際、1曲目「Cowboys」などは本気でヘヴィロックの名曲と呼んでしまいたいほどだ。 もうひとつ特筆すべきは、やはりBeth…

日本のロック名鑑2

DVDが出たのである。当然KIWIROLL目当て。あと、SPIRAL CHORD。 で、KIWIROLL。なんと新曲収録!しかも歌詞カード付き!いやー、寝耳に水だよ。嬉しすぎる衝撃。新曲のタイトルは「YES MEANS NO」。作曲は小倉さんだということも判明。イントロが最高にカッ…

狂い咲きサタデーナイト

出たぞ、大注目作。日本脳炎のフルアルバム。『HARD HIT VIRUS』の曲は全部再録の模様。「畜生ブギー」が超カッコ良くなった気がする。『HARD HIT VIRUS』が出たときは、この日記にも「あんまカッコ良くない」って書いた気がするけど、今度のはカッコイイー…

PORTISHEAD 『DUMMY』 (1994)

MASSIVE ATTACK周辺でDJとしての活動をスタートしたGeoff Barrow<dj>とジャズシンガーとしての10年の活動を経て参加したBeth Gibbons<vo>から成るユニットPORTISHEADのデビュ―アルバム。DJミュージックの手法で作られているわけだからHIP HOPと呼んでお…

BLACK SABBATH 『MASTER OF REALITY』 (1971)

マニアの間では最高傑作との評価を得ている3rd。いや、マニアに限らず一般レベルで考えても最高傑作扱いなのかな。とにかく凄い人気の『MASTER OF REALITY』。デビュー当時のSABBATHはZEPを引き合いに出されることが多かったらしい(まあ、実際、影響受けて…

BLACK SABBATH 『PARANOID』 (1971)

Paranoidアーティスト: Black Sabbath出版社/メーカー: Warner Bros / Wea発売日: 1990/10/25メディア: CD購入: 3人 クリック: 8回この商品を含むブログ (43件) を見る SABBATHの代表曲「Paranoid」をフィーチャーした2ndアルバム。だが、「Paranoid」は一番…

BLACK SABBATH 「BLACK SABBATH」 (1970)

G:image 1970年2月13日(もちろん金曜日だ!)にリリースされた記念すべき1stアルバム。世界中の数多くのバンドに多大なる影響を与えた(そして今も与え続けている)超絶的名作。 某B!誌の某編集長は昔こう言っていた。「1曲目のBlack Sabbathをわざとトバし…

QUEEN 『NEWS OF THE WORLD』 (1977)

初のセルフプロデュースに挑戦した意欲作。結果的に凄く実験精神に溢れた好盤に仕上がったと思う。その一方で従来のQUEENらしい作風の曲も織り交ぜてあり、アルバム全体としてのバランスが取れている作品だ。だって、「We Are The Champions」のような超王道…

QUEEN 『A DAY AT THE RACES』 (1976)

どうも本作は失敗作という文脈で語られることが多い。でも、オレは決してそんなことないと思うけどな。確かにすこーしハデさには欠けるようになったかもしれないが、楽曲の素晴らしさは決してなくなっていないぞ。まず、特筆すべきは名曲「You Take My Breat…