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12-12-12/ニューヨーク、奇跡のライブ

油断してたな。こういう映画が日本公開されることは去年ちらっと聞いた気がするけど、すっかり忘れちゃってたな。気づくのがもう少し遅れてたら見逃すとこだったかも? 六本木のTOHOシネマズに観に行ったんだけどね。ガラッガラだったわ。267席のスクリーンに、客は10人もいなかった。。。 だって、絶対プロモーションされてないもんな、これ。ほとんどの人に存在自体知られてないと思う。まあ、悠々観られて個人的には良かったかも。


ハリケーン・サンディの被害に際してチャリティーコンサートとして企画・開催されたコンサート。コンサート映画なのかなと思ってたけど、あくまでもドキュメンタリーだったわ。超豪華メンツによる素晴らしい演奏を編集しまくってダイジェストにしている見せ方なわけだが。普段のオレだったら「素晴らしい演奏を切り刻むとは何事だ」とか言いかねないとこだけどね、この映画に対してはそんなこと言う気にならなかったな。実際、素晴らしい作品だと思ったよ。アーティストと同じく、裏方の一人ひとりもこの映画では主役になっていて、彼ら全員がこの企画を成功に導いたのだなと実感。テレビ中継を担当したディレクターの気迫も凄かったしね。あと、Webの募金システムがダウンした場面も面白かったな。なんと、GoogleのEric Schmidtが登場したんだよ。まさか、ロックの映画を観に行ってEric Schmidtの顔を拝むことになるとは。サクっと問題を解決して颯爽と去っていったけども。本当にあんなに簡単に解決したのかはわからないけど、あの映り方だとカッコ良すぎない?


んで、ステージのほうがどうだったかと言うと、まずはやっぱりSTONES。映像では「Jumpin' Jack Flash」1曲しか使われてないし、エンディングのスタッフロールで「You Got Me Rocking」が使われただけなんだけどね。でも、まあ、「Jumpin' Jack Flash」一発の威力が凄すぎて。サンディなど軽く吹っ飛ばすCrossfire Hurricane。あと、WHOは使われた1曲が「Baba O'Reily」だったのが嬉しかったな。やっぱ、アメリカでのこの曲の認知度・支持度って凄いんだと思う。そして、まさに名演だったね。
あと、この作品の醍醐味といえば、アーティスト同士の共演シーンかな。やっぱり、目玉はPaul × NIRVANAなんだろうけどね。オレ自身がNIRVANAファンじゃないために大した感慨はなし。Krist Novoselicの老化振りにビビった。どこの仙人様かと。同じような話で言えば、Michael Stipeの姿にもビビったが、やはり、オレがR.E.M.およびCOLDPLAYのファンではないので感慨はなし。でも、2人とも歌は素晴らしかったよ。あとは、Roger Waters × Eddie Vedderも目玉のひとつだったのかな。Eddie Vedderの歌声は色んな意味を帯びているだろうね。そして、オーラスはPaul McCartneyバンドにAlicia嬢が加わっての「Empire State of Mind」なんだけど。あんまり、共演ってカンジでもなけりゃデュエットってカンジでもなかったような。。。
BON JOVIとKanyeは映画のなかではサクっと終了みたいな編集になっちゃってた。まあ、この超豪華メンツのなかでは埋もれざるを得ない位置づけかなあ。でも、タイトルにPrayerって言葉が入った「Livin' On A Prayer」はまさにこのコンサートの趣旨にピッタリだし、Kanyeの出演も重要なことだったと思うけどね。


っつーわけで、素晴らしい映画だったよ。音楽の力(あるいはミュージックビジネスの力)を実感する内容。
P.S. そういや、Michael J. FoxとSean Lennonがちらっと映ったよ。