迷子の晩餐 Vol.11 @ 下北沢SHELTER

行ってきた。超混んでたー。出演はKIWIROLL、NEMO、IDEA OF A JOKE、DISCO TORTION。
DISCO TORTIONは札幌で観たときのほうが圧倒的にカッコ良かったなあ。何故だろう。やっぱCOUNTER ACTIONにはマジックがあるんだろうか。IDEA OF A JOKEは初めて観るバンドだ。けど、ベースが谷口さんだった。この人は一体いくつバンドやってるんだ。驚異的。NEMOカッコ良かった。過去観たなかで一番良かったな。なんか、やけに省略したな、感想。正直、混みすぎで、いつもより多くを感じることは出来なかったんだな。
んで、KIWIROLL。当初の予定だとこれが最後だったんだよな。セットはこんな。

  • YES MEANS NO
  • 消し去った流星群
  • バカネジ
  • さよならさ
  • 冷たい感触
  • 永遠
  • レモン
  • WHITE

 〜 encore 1 〜

  • 心象
  • ベクトル

 〜 encore 2 〜

  • Smile for me

 〜 encore 3 〜

  • 間違う

正直、曲順は合ってないかも。あんま憶えてない。
最初左寄りのあんまりよろしくない位置で観てたんだけど、「バカネジ」で大いに盛り上がったので、無理矢理センターに行かせてもらった。「終わるっぽい曲ばっかで嫌なんですけど」というMCに導かれて始まった「さよならさ」。久しぶりだなー。嬉しい。名曲だよなあ。ちょっとだけ泣きそうになったけど結局泣かず。「永遠」盛り上がるねえ。最後はもちろん飛んでくる蛯名さん。いつもならフロアに落ちるところを普段より高い人口密度が支える。おおー、落ちなかったよ。蛯名さんも喜んではった。「最後の最後にきて初めて下に落ちなかった」って。そして、「レモン」。初めて聴いた。カッコイイーーー。これはもちろん再録ベスト盤に入ってるんだろうね。楽しみにしとこ。そして、新曲「WHITE」。6月に54-71と演ったときに演奏したらしいけど、平日だったからオレは観に行ってない。だから、これが初めて。KIWIROLLの歴史上最後の曲になるらしい。時間がなくて夏のレコーディングには間に合わなかったらしい。でも「個人的には今まで作った曲の中で一番好きな曲です」なんだそう。俄然期待して聴き入ってみる。従来とは相当違うカンジの曲だなーと思った。これが音源になってないってことは今この瞬間しか聴けなくて、それで今この瞬間が終わったらどんどん曲を忘れていって、、、って考えたら悲しくなってきた。でも、あれだ、謎のガイジンがカメラ回してたよ。映像作品になるんじゃないか?そうじゃないか?と勝手に希望的観測をかましてみる。ここで本編終了。当然のごとく戻ってきて「特別な曲を演ります」と蛯名さん。「心象」だ。みんな待ってた。オレも待ってた。2年も。こんなにも感情移入出来ちゃう曲はないよな。超名曲。「孤独を 惜しみなくさらけ出した行く末は 何もない何もない そこまで(同曲歌詞より)」って、オレはホントにそうなった。生きることの本質だと思うよ、ある種の人間にとっては。「ベクトル」で大爆発。これで終わりかなーと思ってたら2度目のアンコール。「Smile for me」では会場の合唱が巻き起こった。こんなの初めて。札幌で観たとき「ベクトル」の「カ・ケ・テ・イ・ク」のとこで拳振り上げ系のシンガロングになったのは目撃してたけど。さすがにもう終わりだろーと思ってたら、なんと3度目のアンコール。もう練習してた曲がないらしく、「なんの曲演んの?」って蛯名さん。会場からは「日曜日」を求める声。「ああ、日曜日だもんね」って。実際、去年ENVYと演ったとき日曜日に「日曜日」演ったけどね。カメラマンの野沢さんに意見を求めると「間違う」という声。「『間違う』出来るかなあ」。急に同曲のギターパートを練習し始める小倉さん。今日の最後はこれで決まり。「間違う」だ。2回もイントロでコケるサンチェさん。いいんだ、少しでも長く観ていたい、大好きなバンドのライヴを。3度目の正直、「間違う」が始まった。自分にとっても、この曲の存在は大きいなあ。綺麗だし、染みるよなあ。最後は目一杯Never Forget You! Never Forget!って叫んどいた。
絶対忘れない。こんなに好きなバンドはもう出てこないんだろう。もうこの歳だもんな。12月3日まで、どんな気持ちで過ごすんだろう、オレは。焦りまくればいいのかな。