Erykah Badu @ 新木場STUDIO COAST

行ってきた。なんか当日に初めて今回の来日の告知ポスターを見たんだけど。そこに映ってるのがどう見てもErykah様に見えねーんだよ。ターバンでもなけりゃビッグアフロでもねーんだ。普通にアフリカンスタイルの短髪アフロなの。あれは誰なんだ?ってわけで、ステージには一体どんな姿のErykah様が現れるんだろうと思ってドキドキしながら臨んだ。開演時間ちょっと前に中に入ったんだけど前座はもう始まってたね。客入りはかなり盛況だったようで後ろのほうまで人垣が。全然前が見えなかった。最後方にあるイスにどっかり腰を下ろして、ここで聴いてるか、ってカンジでスタンバってたんだけど、実際には超疲れててウトウトしちゃったね。で、そのうちオレの座ってる周りもB系のお兄さん・お姉さんでいっぱいになってきて居心地の悪さ大爆発になってきたのでたまらずフロアの外へ。かなーり手持ち無沙汰度大爆発だったのでドリンクでも飲もうかってことでカシスソーダをいただく。んで、ドリンク飲みながら前方横の入り口からも入れるんだってことに気が付いて、そこから入場。んで、前座のパフォーマンス中にも関わらず突然会場が異様に色メキ立つ。え、なになに?ってカンジだったんだけど、よく見たらErykah様いきなり登場してた。そんなお出ましかよ!ま、いいか。Erykah様はオレンジのコート姿で登場。そして気になる髪型は超ビッグな爆発カーリー。やっぱし鳥の巣。前座のミュージシャンと共演で会場おおいに盛り上がる。で、それが終わるとそのままの流れでErykah様のステージへ。バックのミュージシャンは同じなのね。


とりあえず予想通りっちゅーかお約束っちゅーか1曲目はWORLDWIDE UNDERGROUNDの1曲目。初めて聴くErykah様のナマ声に感動。セットリスト的には3rdからが一番多いものの、まあ1st・2ndからも演ってたからね、そのことが嬉しかった。しかし、普段こういうとこ来ないのでよくわかんないんだけど、ここらへんの客層ってのはあんなにもマナー悪いんか。殺してやりたいと思った。特に隣にいたオネーチャン2人組。メインアクトたるErykah様には興味ないらしく終始2人でダベってやがる。浸りたいバラードのときですらも。殺せるもんなら殺したかったね。まあ、殺せないけど。興味ねーならサッサと帰りやがれ。


ステージ上はErykah様の両脇にマニピュレータのようなものがセッティングしてあって「誰用のだろうー?」とか思ってたらご本人用だった。楽曲の合間にErykah様自らマニピュレータでスクラッチノイズやらバスドラムやらの音色を表現。スクラッチB-BOYSちょっと喜ぶ、の巻。んで、ステージの3分の2ぐらい終わったとこだったかな。オレンジのコートをゆっくりと脱ぐErykah様。コートの下は綺麗な紫のキャミっぽいドレスでした。あの華奢な肩をナマで見られて幸せ。セクシーやったなー。めったに笑わないんだけどね、たまに笑うと、それがすっごくキュートなの。終盤には2ndのなかのすごく好きな曲演ってくれて嬉しかった。
で、「I gotta go, I gotta go」と言ってステージから退くErykah様。この後、アンコールだよねーとか思いきや。MC(黒人さん)が出てきて「Erykahさんはこの後、横浜ベイホールでレーベルのパーティーのホストをやるんですよ。夜10時から朝4時までやってますからね。興味ある人は今から電車乗って観にいってくださいね。」と告げる。ぽかーーーん。なにそれ。ってわけで、アンコール、ホントに1回もなし。Bag Lady聴けると思ってたのにー。


ってわけで、だいぶ消化不良感は否めないライヴだった。Erykah様綺麗だったけどね。