FIONA APPLE @ Apollo Victoria Theatre

まず15分ぐらい経って入場が開始。ただし、このときはロビーまでが開いただけ。劇場内への扉はまだ開かない。結局それから更に15分ぐらい待たされて中に入れた。当券の割にそんなに悪い席じゃなかった。1階席の真ん中より前。ステージまでの距離もそう遠くない。なんか、この国では入場時のカメラチェックがないんだけど、演奏中以外だったら撮影OKっていうスタンスらしい。ステージ前まで行って記念撮影してる人が多かった*1。僕は知らなかったのでデジカメ持って行ってないのだけど。しっかし、その後も待たされたなー。結局1時間待たされたね。その間にお客さんはどんどん入って最終的には満席近い状況になってたみたい。
20時30分、遂にバンドが登場。ひとりひとり持ち場に着き、最後に水色のワンピース姿*2という出で立ちのFiona Appleが登場して左端に置かれたピアノの前に座る。あいさつもなくそのまま1曲目がスタート。1曲目は3rdからのGet Him Backという曲。いい声だなー、Fionaちゃん。やっぱ、あの深みのある声にヤられるよね。2曲目も3rdの曲だったかな、確か。どの曲かは忘れたけど。で、3曲目に1stからShadowboxerを演ったんだけど、オーディエンスの喜び方がやっぱり殊更派手だった。1stが一番人気あるんだね、当然のことながら。Shadowboxerのパフォーマンスは大変素晴らしかった。バンドはFionaちゃん以外にb、ds、key、synthと4人。dsの手数が多すぎて、3rdの曲の雰囲気は出せてなかったよ。なんか嫌だった。セットリストは3rdの曲が一番多く、次いで2ndの曲が多く、その次に1stの曲という割合。まあ、つまり1stはほとんど演らなかったということ。最初の数曲はピアノで弾き語るスタイルを取っていたFionaちゃん、途中からステージ中央で出てきたヴォーカルに専念するスタイルも取る。背中のばっくり開いたドレスだった。綺麗だったなあ。で、この間、Fionaちゃんオーディエンスとコミュニケートする気一切なし(わ)。そんな余裕はないのかもね。すごくナーヴァスになっているように見えた。間奏のときとか床にしゃがみ込んだり、袖に引っ込んで行ったりしちゃうんだよ。でも、その分、全霊を込めて歌う姿が実に素晴らしかった。歌は時間を追うごとにどんどん良くなっていったね。最初は「レコードに迫る素晴らしい歌声」だったのが途中からは「レコードを凌ぐ絶唱」になってたね。鬼気迫るものがあって心打たれた。特に自分は2ndが大好きだから2ndの曲のパフォーマンスに強く感銘を受けた。バンドの演奏も2ndの曲が一番しっくりきてたと思う。On The BoundとGet Goneが最高だった。
途中、観客の野次に釣られて初めてMCを取るFionaちゃん。あまりに早口過ぎて何言ってるのかわからなかった*3けど。オーディエンスの熱烈な歓迎を受けていたFast As You Canでとりあえず本編は終了。大変素晴らしいパフォーマンスだったので当然のごとくスタンディングオーベーションですね。しばらくするとバンドとFionaちゃんがステージに戻ってきた。アンコール1曲目は・・・Criminalだ! めちゃくちゃ沸いたよ、会場は。ナンバーワンヒットだもんね。で、そのパフォーマンスは文句なく素晴らしかった。すごくアングリーでフラストレーションが伝わってきた。次に3rdのタイトルトラックを演って、バンドがステージを去る。ひとり残ったFionaちゃんがピアノの前に座る。ひとりで弾き語りか。このとき、僕も含めて観客の頭にあったのは「Never Is A Promiseを演ってくれるの?」という期待感だったと思うんだけどね、実際演奏されたのはNever Is A Promiseではなく3rdのなかで僕が一番好きなParting Giftだった。この曲も大変素晴らしいので何の問題もなし。っていうか、ラストを締め括るに相応しい素晴らしい歌だった。ホント大満足。さっき以上に盛大にスタンディングオーベーションでFionaちゃんを見送りました。本当に良かった。この夜のパフォーマンスを目撃出来て。味わうことが出来て。

*1:でも、実際、演奏始まってからも撮ってるヤツがんがんいた。怒

*2:ノースリーヴだよっ

*3:まあ、早くなくてもわかんねーけどさ