DISCHARMING MAN 『DISCHARMING MAN』

Discharming man
デモの曲も入ってるし、ライヴで聴いた曲もあるわけだから、新鮮なカンジはないけどね。自分は大好きだな、ここに収められている歌が。サウンドのことを語ってもあまり意味がないかもしらん。結局はすべて取っ払って核にある歌を聴いてるだけなんだろうから。BjorkRADIOHEADのことを連想するよ。でも、聴いてるのは歌なんだよな。実際、次観るライヴも弾き語りだし。


ここから先はレビューでも何でもない。オレはこれを聴いてると色々なことを考える。去年の8月のこと。アレもアレもアレも全部8月だったんだなあ、と。凝縮された夏だったのかな。そのころ毎朝聴いてたよ、「因果結合666」を。さらにさかのぼってKIWIROLLのこと。この5年間不幸だと思いながら生きてきた。KIWIROLLに出会ったのは社会人になった年だった。だから、ずっと蛯名さんの歌が自分のそばにはあったんだなあ、と。そしてまた、このレコードは教えてくれる。やっぱり人生は続いていくのだということを。これからも自分には蛯名さんの歌がある。あり続ける。