ROGER JOSEPH MANNING JR. @ 渋谷CLUB QUATTRO

割と久しぶりなQUATTRO。NAPALM DEATH以来だと思う。去年の今頃BUCKCHERRY観たかったのに当日券SOLD OUTで入れなかったからね。相変わらずビールのコップが小さい。ボッタめ。まあ、いいか。自分が入ったときは既に1バンド目のフジファブリックが演奏中。客の入りがかなり良かったので前のほうには行けそうもない。なので後ろのほうから観てたけど。まあ、あんまりピンとこなかったというか。でも、最後に「Rogerとフジファブリックで一緒に曲を作りました」とか言い出して。「その曲を演ります」とヴォーカルが言うと、しれーっとRogerが登場。あっさり主役登場しちゃうのかよ。客もドっと盛り上がりました。細いなー、Roger。ガリガリなオレが言うのもナンだけど超細いです。ライナーに書いてあったけどベジタリアンなんだってね。で、曲だけど。良かった。間違いなく、これがハイライトでしたね。


お次はLYNUS OF HOLLYWOOD。一人でアコギ弾き語りのスタイル。なんの予備知識もなかったんだけど。良かったね。曲がいいと思った。「最新の曲を演るよ」とか言って「18 And Life」のイントロ弾き出すお茶目な面も披露。B!で幅さんが書いてたけど結構なメタルヘッズらしい。


トリはいよいよRoger。まずバンドメンバーの面々が登場。ベーシストが出てくるなり客に「さっきのLYNUS OF HOLLYWOODはどうだった?」なんて聞いてる。あれっ。ご本人じゃないですか。バンドメンバーだったのね。最後にRogerが登場。さっき出てきたときと違ってJKTを羽織っての登場だ。Too Late For Us NowのPVにも映ってる黒/グレーのストライプJKT。
そして1曲目が始まる。QUEENの「Fat Bottomed Girls」のカヴァー。FUJI ROCKでも演ったらしい。QUEENファンの自分にとっちゃ嬉しい話。なはずなんだけど。アレンジがちょっと凡庸かな。あと、この時点ではバンドがうまくまとまってなかった。なので、いまいち入り込めず。で、次に「Too Late For Us Now」。ここからが本番よね。もうイントロ聴くだけでハッピーになれる名曲だよ。自分は後ろのほうで観てたので前のほうがどんだけ盛り上がってたのか、どんな雰囲気だったのかわかんないんだけど。早くもドリーミンポップの魔法にかかり始めてる人もいたんじゃないかな。
バンドの演奏は徐々に徐々に良くなっていった。最初のハイライトはやっぱ「Wish It Would Rain」だったな。だって名曲なんだもん。その後「The Loser」行って、「You Were Right」に行ったんだ。「You Were Right」めちゃくちゃ素晴らしかった! この日演奏してほしいと思ってた2曲のうちの1曲だよ。演ってくれてすげー嬉しかった。自分のなかでは最大のハイライトでした。その後に続いた「Creeple People」も良かった。もっと前のほうで観てればもっと楽しめたかもしんないけど。あとはオレの知らないカヴァー曲とか演ってたね。で、あまりにも素晴らしい「Sandman」で一旦本編は終了。当然アンコールを求める拍手が続く。
バンドとともに戻ってきたRogerが位置に着くとアンコール1曲目が始まる。日本のファンへのとっておきのプレゼント。JELLYFISHナンバーがきた。やっぱり客は正直なもんでこの日一番のどよめきが起こる。曲は「The King Is Half-undressed」。もちろんオレも超嬉しかった。JELLYFISHの1stに捨て曲なんかないから、どの曲演ってくれても嬉しい。きっと前のほうは盛り上がってただろうな。その後もう1曲演ったけど、それも知らない曲。カヴァー曲かUS盤の曲か。さっき書いた「演ってほしかった2曲」のもう片方はアルバム最後の「'Til We Meet Again」だったんだけどね。演んなかった。あれ演られたら泣いてるとこだな。


良いライヴでした。また観たい!