SICK OF IT ALL 『DEATH TO TYRANTS』

Death To Tyrants
正直な話、SICKの新作を買うこと自体が数年ぶりである。つまり、ここ2〜3作はスルーしてきたわけだ。久しぶりに買おうと思った理由は、まあ前にも書いたけれど、大橋のレビューでのベタ褒めっぷりとアルバムタイトルとアルバムジャケットですね。そのどれも偽りじゃなかった。素晴らしい内容ですね。


楽曲・演奏・録音、そのどれもが最高レベルですな。ビシっと速くてビシっと重い。10曲目の「Forked Tongue」にはDMS CREWからMADBALLのFreddyが参加。対決でも馴れ合いでもなく、長い間シーンを支え続けてきたお互いを讃え合うカンジですかね。継続は力なり。NYHCは決してファッショナブルな音楽ではないことを証明する大傑作。