寒い日であった。しかも、体調悪くて昼間は家で横になっておった。初めて行くWAVERというライヴハウスはホントに駅から30秒であった。で、入り口の貼り紙でGROANING GROOVEの出演がキャンセルになったことを知った。ありゃー。初めて観られると思ってたのに残念。で、中に入ってみるとWAVERは超狭かった。でも、客入りがそれほどでもなかったので息苦しさはなかった。
コード
トップバッターはコード。初見。いい噂は耳にしていた。FOODCHAINのドラム氏とDUDMANのベース氏。ギターはMANGROVEの人なのかな？ ドライビングロックンロールなハードコア。いや、逆か、ハードコアなロックンロールか。まあ、とにかくカッコ良かったってことです。
FREAKS
登場したバンドは明らかにヴォーカルが違う人。え、ヴォーカル変わったの？ と思ったら、都合により代役を立ててるらしい。ヘルプのヴォーカル氏も健闘してたとは思うけど、やっぱいつもとは違うかなあ。いつもはもっとカッコイイと思います。
屍
新ベース氏を迎えてからは今回が2回目。新井さんも来てたけどね。久方ぶりにお姿を拝見しました。前回観た新生屍はいろんな意味で新しく感じたんだけど。今回も板倉さんは赤のフライングVを携えて登場。オレ的にはやっぱ注目は山口さんのドラムのセッティングなんだけど。今回はいつもオレが言及してるあの独特なシンバルのセッティング角度が復活。セッティングの最中だろうと山口さんが叩き始めた瞬間に空気が変わる（オレ的には）。本人的には全然肩ならし程度かもしんないけど、それだけでもオレはもう釘づけ状態ですね。セッティングを終えたバンドが一旦ステージを去るとBGMの読経が本格的な読経に変わる。ライヴが始まる。セットリストは「人のために生きるか自分のために生きるか」で始まり「精神的バランスの崩壊」に終わる全6曲。まあ、つまり、いつもどおりってこと。でも、演奏の内容は前回とは見違えるような凄まじいものだった。かなりリハ積んでるんじゃないですかねえ。アンサンブルが凄かっただけじゃなくアレンジも進化しているように感じた。とにかく興奮したし感動した。「自我と煩悩」あたりが素晴らしかったな。アレンジ的に。
TOTAL FURY
何年ぶりでしょうね、このバンド観るの。人気バンドだと思うけど自分は好きじゃなかった。久々に観てもやっぱり全然良さがわかんなかった。まあ、そもそもオレはDCを知らない人だから。ところで、ヴォーカル氏以外は大幅にメンバー変わりました？
あんな凄まじい屍を観た後じゃ何観てもショボく感じるかもしんないけど。
