NAHT @ 幡ヶ谷CLUB HEAVY SICK

HEAVY SICKオープンしたのって10年ぐらい前かなあ。マジ初めてですよ中に入るの。ちなみに、このブロックの裏手にあるのがオレが通ってた小学校だから。そこんとこヨロシク(何が?)。んで、中に入ってみると予想どおり超狭いのな。狭いにも程があるだろうよ。フロアが狭いだけじゃなくステージ側も壮絶に狭くてセットチェンジが超大変そう。っていうか、実際、超時間かかってるし。マジな話、演奏時間よりもセットチェンジのほうが長かった。

DEEP SLAUTER

初見かなあ。1回観たことあるかなあ。割とロックな印象。もっと広いとこでちゃんと観たい。

TIALA

初見。ターバンをマスクみたいに巻きつけたドラマーがヴォーカルを取ってて、最初どこから声が出てんのかわかんなかった(わ)。オレが好きになるにはもうちょっとPOP度が高くないとなあ、って思ってたら最後に演った曲はMxBxチックなカンジで「おっ」と思ったんだけど。もうちょっと観たかった。

THE DEAD PAN SPEAKERS

初見。音響系トランスハードコア。いや、逆か。ハードコアバンドによる音響トランスか。どっちでもいいや。こんな狭いとこで観るもんじゃないと思う。そうだな、例えばEARTHDOMあたりで観たら実に気持ちよく踊れそうだ。っていうか、実際、EARTHDOMで観たいな。

SLIGHT SLAPPERS

10月の久保田さんBirthday企画以来かな。昨年の大傑作、単独ミニのリリースからも実に1年以上経つし、実際、昨年の後半あたりから徐々に同作からの選曲も削ったりしてた印象があったんだけどね。でも、今回は単独ミニに焦点を合わせたセットリストにしてくれたよ。というわけで1曲目は「TOMORROW...WILL THE SUN SHINE AGAIN ?」。やっぱ、燃えるねえ、あの始まり方。劇的な登場を演出するにはステージが狭すぎたのか、フツーに久保田さんが登場。そして、HARDCORE CRAZEが炸裂。どんなに会場が狭くたって、こればっかりは抑えられない。だって、相手はスラスラだぜ。客の暴れ具合も申し分なし。結局、セットリストはほとんどがミニの曲だったな。言わずもがな、この日最高の盛り上がりだったね。

THE SHIFT

初見。山形のバンドだそう。良かったよ、かなり。RAZORS meets あぶらだこってカンジかなあ*1。ヴォーカルがキャラ立ってるのもいいね。また観たいね、これは。

the futures

初見。この日のラインナップのなかではNAHT、スラスラに次いで楽しみにしてた(だって有名だから)。池田さんの風貌が変わっていて最初池田さんだと気付かなかった。マジで。で、演奏だけど。いや、マジで想像と全然違った。180度違った。え、futuresってこういうバンドなの? っていうか、そもそも4人組だと思ってた。とにかく速いの一言に尽きる。常軌を逸したスピード。しかも重い。まったく軽くない。MC一切なしでひたすら曲を連発する様、ヴォーカル兼任のベース氏がほぼほぼ客に背を向けた角度で吼える様、それはFAST COREよりもむしろPOWER VIOLENCEそれも(コミカルさを内包した)日本のではなくUSの硬派なバンドのほうにキャラとしては近いと感じた(曲が似てるという意味じゃないよ)。
と分析したまでは良かったものの、肝心の「好きかどうか」はわかんなかった。というわけでもう一度観たい。

NAHT

このラインナップでトリがNAHTなんだよ? すげー企画だな。Seikiさん自身もMCで言及してたもん。「タイムテーブルに書かれたバンドの並びを見てビックリしました。これ、オレら要らないでしょ?(わ)」だって。でもね、客は全然帰らなかったんだよ。NAHTのときもフロアは満員状態のまま。なんか、いいね、そういうの。で、内容だが。他のバンドと同じでNAHTの演奏時間もやはり短めだった。オレは位置的に左のほうにいたんで、今回はハダさんに釘付け。堪能しっ放しでしたね。セット的には「CANAL」「ERASE THE PERIOD」を最後に持ってきてたね、今回は。MCではマーチャンのことに触れてたけど「久しぶりにTIME BOMB時代の作品がストック出てきたんで持ってきてます」って言うてた。で、終演後見に行ったらBLUETIPとかとの4 way splitがあって、オレそれ持ってなかったからお土産に買ってきた。
Seikiさんのブログに6月までしばらく東京ではライヴがないって書いてあったからホント行って良かった。6月までは音源のリリースを心待ちにして過ごすこととしよう。

*1:まあ、オレの言うことだから、あんまアテにしないでね(わ)