GRAPEVINE @ 新木場STUDIO COAST

ツアーファイナル。同じツアーで2回観に行くのは初めてですわ。そういうわけなんで、セットリストを大幅にいじってくれれば嬉しいなあと願いつつ出かけた。中に入ってみると、かなりの客入り。一応SOLD OUTになったのかな? 1階のフロアはかなり埋まってたんで、たまには2階席に行ってみようかな、と。2階席も完全に埋まってるねえ、こりゃ。しょうがないので、左端の立見スペースに陣取った。ビール飲みながら開演を待つ。いつもどおり、ほぼ定刻にライヴスタート。1曲目は「ランチェロ'58」。まあ、そりゃ、そうだよな。そこは変わらないよな。そして2曲目に「スレドニ・ヴァシュター」。そうだよな、そこも変わらないよな。相変わらず始まった途端歓声上がってたよ。他の曲ではそうならないのに、ここだけそうなるってことはスレドニはGRAPEVINE史上最高に人気のある曲ってことになるのか? この後「光について」あたりまでは前回とまったく一緒だったと思う。ってわけで、また「GRAVEYARD」演ってくれて嬉しい。


で、ここからですよ。まずは1stから「君を待つ間」。すっげー嬉しかった。実は1stの曲ナマで聴いたの初めてっす。すっごい良かった。続いて「Good bye my world」。これは流れのうえでも重要な曲ですな。で、この後は新作の曲をひたすら連射のコーナー。ほとんどMCなしで突き進む。個人的にはもっと早いタイミングで「I must be high」演ってほしかったなあ。もっと早く盛り上がりたかったの。んで、本編の終盤にはやはり「その未来」が炸裂して、その後、超名曲「smalltown,superhero」で締め。堪能したぜ。


そして、当然アンコールがある。ないわけがない。アンコール1曲目に披露されたのは・・・「1stアルバム『退屈の花』からこの曲」とのカズマサタナカのMCに導かれ・・・「遠くの君へ」! キターーーーーーー。念願かなった。すっごい良かった。大好きな曲なのでじーーーんときた。次に「ナツノヒカリ」をこないだと同じアレンジで。アンコールの締めは「HEAD」で激踊り。いやー、楽しかった。でも、ツアー最終日ってことでまだ続きがありました。再度のアンコールを求める拍手に応えバンド再登場。嬉しい。何演るのかなーと思ったら。最近聴いてない曲だったんでイントロだけじゃ何の曲か思い出せなかった。サビになってやっと「Everyman, everywhere」だとわかった。本来そんなに好きな曲ってわけじゃないんだけど。あれー、こんなにイイ曲でしたっけ? ツアーファイナルってことで特別な感慨があるのか、あるいは表現力の向上によるものか、ものすごく良かった。しみた、心に。最後、カズマサタナカは「919、CC Lemonに集合な」と言い残して去っていった。時計を見ると実に3時間が経過していた。もうお腹いっぱい最高に楽しませていただきました。