クロスファイアー・ハリケーン

だいぶ前の話になるけど、劇場で観てきた。意外や意外、盛況だったな。ヒルズで『SHINE A LIGHT』観たとき閑散としてたし、武道館のフィルムコンサートも満員ってカンジじゃなかったのにね。今回の映画はデビュー50周年を記念したものということだけど、結論から言うとダメ。結局、こういう活動歴の長いバンドの映像作品って同じ課題を持っていると思う。WHOの『AMAZING JOURNEY』のときとほぼ同じ感想だもんな。つまり、こういうバンドはすでに映像作品が山ほど作られていて、そのなかには傑作も多いわけで。だから、いわゆる黄金時代に的を絞った作り方をしたら、どうしても被るし、負ける。だったら、他の作品が描いてない部分をこそ丁寧に描いたりもすればいいのに、この作品は全然だった。50年間のうちの最初の20年しかちゃんと描いてない。だったら、他の作品を観たほうが実りがあるだろ。なによりヒドイのは90年代のSTONESなんて1秒も映らないこと。つまり、Bill Wyman脱退の下りも一切言及なし。Mick Taylor脱退もRonnie加入も(少しは)触れられているのにオリジナルメンバー脱退には言及なし。


しっかし、まあ、いつものことながら思うのは60年代のMick Jaggerの異常すぎるほどのカッコ良さ・キュートさ・オシャレ度。常に100点を超えているカンジ。60年代のMickを映した映像をすべて集めてきて、そのコーデを毎日真似てれば365日常にオシャレでいられると思うよ。