GOD OF GRIND SESSION @ 新大久保EARTHDOM

LIQUIDROOMとEARTHDOMじゃキャパが全然違うし、今回は休日だから、超満員のパンパン状態になっちゃうのかなあと少し覚悟していたけれど。意外や意外、そんなにパンパンじゃなかったわ。NAPALM DEATHとBRUTAL TRUTHのネームヴァリューに比べたらVENOMOUS CONCEPTのそれは弱いってこと? まあ、正体は同じなんだけどね。


SxOxB

今回もトップバッターはSxOxB。LIQUIDROOMのときとはセットリストは変えてきたカンジよね。1曲目「Not Me」だったし。演奏も素晴らしかったなあ。LIQUIDROOMのときも最高だったけど、その上をいく素晴らしさ。まあ、EARTHDOMの音だからってのもあるかもしれないけど。そして、LIQUIDROOMのときには実現しなかった(敢えてやらなかった?)客演が実現。Kevinを迎えて1曲披露。さらに、Barneyも迎えてプレイ。いい光景だ。

GOD OF GRIND SESSION

これはステージを凝視して楽しむものだと思ったんだけど、みんな考えることは一緒で、前方に人だかりができてしまった。結果、背の低いオレにはステージがまったく見えなかった。どうやら、最初はHikoさんが1人で登場したようだ。その後、Yasueさんが登場し、ツインドラム状態。考えようによっちゃGAUZE VS. SxOxBの一騎打ち。それも凄い光景だなあ。オレには見えなかったけど。。。
続いて、どうやら、Richが登場したようだな。この時点でトリプルドラム? Richが加わった時点で明らかに演奏が凶暴になったな。んで、その後ノイズ担当者が登場し、一気にカオスの様相。その人はAdamっていう人らしいんだけど、、、誰??
そして、ShaneやKevinやBarneyも登場してクライマックス。フロアの興奮も頂点に達した。ステージの光景がちゃんと見えていた人はオレの2倍も3倍も興奮していたであろう。オレの身長がもっと高かったらなあ。

VENOMOUS CONCEPT

こないだのライヴレポで、今回Mitch Harrisの代役を務めているギタリストはVENOMOUS CONCEPTのメンバーでもあるらしいって書いたけどね。そうしたら、ShaneかDanのどっちかは今回プレイしないのかと思ったけど。何のことはない、実際にはギターが2本になったのでした。VENOMOUS CONCEPTが正しくPOISON IDEAを下敷きにしているのならば、ギター1本の編成で始まり、やがて2本の編成になるってのは100パーセント正しい話だよな。結果的にはNAPALM DEATHとBRUTAL TRUTHの合体プロジェクトというより、NAPALM DEATHの演奏隊が全員ステージにいる状態。その演奏隊をバックにKevinが吠えるのだから、最高のハードコアが出てくるのは至極当然。
実はオレは1stアルバムは持ってなくて、2ndおよび324とのスプリットしか持ってないんだけどね。スプリットのほうの曲にはすごく思い入れあるなあ。で、実際、その曲演ってくれて嬉しかったよ。フロアも盛り上がってたし、いいライヴだったと思う。
もちろん、VENOMOUS CONCEPTの演奏だけでさらっと終わっちゃうわけもなく。Dan Lilkerがベースを弾くNAPALM DEATHを見せてくれたり。最後はBRUTAL TRUTHのメンバーに持ち場を譲って少しだけプレイ。そうして、BRUTAL TRUTHの歴史に終止符が打たれたのであった。


前にも書いたけど、Danには本当にお疲れ様でしたと言いたい。そして、感謝を伝えたい。S.O.D.もNUCLEAR ASSAULTもBRUTAL TRUTHも全部最高でした。これからは、たまーーーにS.O.D.だけ演ってくれるってのはどうだろう。ダメ??