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LOUD PARK 14 @ さいたまスーパーアリーナ

しっかし、まあ、去年のKING DIAMONDにしろ今年のMANOWARにしろ、LOUD PARK(あるいはクリマン)は呪われてるのかねえ。去年はKING DIAMONDが出演する日のチケットを買ってなかったので、影響は受けなかったんだけどね。今年はモロに影響を受けたな。ネット上じゃ当然のごとく怒りの声や揶揄の声が噴出しているわけで。そんななか、モロにRTされまくってるのが「他のバンドは演るがMANOWARは演らないのだ!」というもの。最高すぎる。むしろ、こういう替え歌にされるために存在していたのかと思うほどのパンチライン
Other bands play
Manowar won't !
そのMANOWARの単独公演のチケット販売のこともあったし、Martyの出演時間が早かったこともあったしで、オレにしちゃ珍しく午前中に現地入りだ。まあ、幕張よりははるかに近いから不可能な話ではないんだな。


現地に着いてみると、入場ゲートで「本日に限りドリンクチケットを無料とさせていただいております」と言われる。なるほど、お詫びの印ってわけね。さらには、ポカリを無料で振る舞ってたね。まさに給水所ってカンジの光景であった。とりあえず、何はなくともMANOWARの単独公演のチケットブースに足を運んでみた。すると、予想どおりの行列が。これ並んでるとMartyの出演時間に間に合わない可能性があるので、とりあえず一旦あきらめてフロアに降りていくことにした。驚いたのはまだ午前中だというのに、かなりの客入り。なんだろ、MANOWARのチケットのことで?それともMarty人気?いずれにしても、凄いな、メタラーの底力。


MARTY FRIEDMAN

もちろん、Martyがギターを弾く姿はステージで観てるけど、MARTY FRIEDMANを観るのは初めてなんだな。今回はMCもすべて英語で通してたね。それはやっぱりMartyなりのケジメであり、意地であり、プライドであり、線引きなのだろう。そこも含めて素晴らしいと思ったな、今回のステージングは。Marty自身より先にバンドメンバー3人が出てきたんだけど、どう見ても全員が日本人だったから、こないだ出したアルバムのワールドツアーのメンバーではない模様。そのときのメンバーはアメリカ人・日本人・ヨーロッパ人の混合バンドだったらしいからね。でも、このメンバーも全然問題ない。全員素晴らしいプレイを聴かせてくれたからね。
そして、当のMarty自身のプレイは・・・最高の一言。Martyといえばスウィープの名手。全編にわたって華麗に決めてたね。スウィープじゃなく普通のオルタネイトのときも、あの独特の構えなんだよね。あれこそMartyのトレードマーク。セットはほとんどメタルチューンで固めてたけど、ラストは「天城越え」だったね。素晴らしかった。


で、さっきのMANOWARのブースに向かってみると、もう行列は完全にハケていた。そして、余裕でチケットを購入することができた。まあ、公演日が平日だから行きたくても行けないって人は多そうだよなあ。とはいえ、当日はパンパンになるのかな。決してデカいハコではないわけだし。


LOUDNESS

LOUDNESSも素晴らしかったなあ。自分は2回目か3回目だと思うんだけどね。今回が過去最高に素晴らしかった。

DOWN

さっきまでは後ろのブロックで観戦してたんだけど、DOWNのときは前方ブロックに行ってみようかなと思って。ステージに登場したPhilはDISCHARGEのTeeシャツ着用
だったな。しかも、「Fight Back」の。素晴らしい。そして、ベースはすでにRexではないんだよな。この新しいベーシストがどういった出自の人物なのかわからないけど、彼はGISMのTeeシャツ着用だった。さらに素晴らしい。これだけでご飯3杯レベルだな。
んで、演奏がもう圧倒的に素晴らしかった。多分、オレはDOWNを観るのは3回目だと思うんだけど、今回が過去最高に素晴らしかった。本業はドラマーではないJimmyのプレイも最高なんだよね。途中MCで大阪の単独がキャンセルになったことを詫びるPhil。でも、イカつすぎてドスが効きすぎてて謝っているようには見えないのはご愛嬌。ww
そして、セットの終わり方も斬新だったな。演奏隊のメンバーが次々と楽器をローディーに演奏させて、その演奏をバックに去っていくという。面白いなあと思ってたら。実はそれがローディーじゃなくてタッカンをはじめミュージシャンの面々だったという!世界のタッカンが!

RAGE

初見なんだよなあ、RAGEは。何気にかなり楽しみにしてたんだけどね。現在はスキンヘッドになってるらしいことまでは知ってたんだけど、まさか、あそこまで巨漢だとは、Peavy。プロレスラーにしか見えない。。。 本人があまりに巨漢すぎて、弾いてるのがベースではなくギターにしか見えないという。。。
結論から言うと、ダメだったな、今回のステージは。いくつかある問題点のうち最大のものはPAのこと。ヴォーカルが埋没してまったく聴こえない。普通、こういう問題が序盤に発生してても時が経つにつれて解消していくもんだと思うんだけどねえ。全然良くならなかったなあ。2曲目に早速オレの好きな「Sent By The Devil」を演ったんだけど、やっぱり、4人編成時代の曲を3人で再現はかなりキツい。当時は再び4人編成になったことを最大限に活かした曲作りをしていたはずで、ギター1本で表現するのは無理じゃないかなと感じた。あと、Peavyは速い曲でのヴォーカルはキツそうだったな。ドラムもギターも超上手かったけど、それが抜本的解決ってことにはならず。まあ、そんなこんなで途中で引き上げてきたわ。


これにて、1日目が終了。


2日目も午前中に現地入りしたんだよな。我ながらよくがんばったな。褒めてつかわす。PERIPHERRYというバンドがちょっと気になったので。

PERIPHERRY

知らないバンドだったんだけどね。このバンドに言及するときはMESHUGGAHを引き合いに出すものらしいんだけど、オレ自身がMESHUGGAHを知らないのでねえ。そういうオレが語るとしたら、どんなバンドを引き合いに出せばいいのかというと、、、DILLINGER ESCAPE PLANには全然似てなかったしなあ、LINKINあたりに似てるわけでもなく、うーん、わからん。ポリリズムが特徴だからなのか、とにかくノリにくいバンドだった。というか、最後までノレず。でも、ドラムは素晴らしかったなあ。リムショット多用型のオレが好きなタイプのドラマーで素晴らしい音を出してたわ。スネアの音だけで言ったら、この日一番気に入った。

BELPHEGOR

オーストリアのバンドらしいわ。全然悪くはなかったけど、去年のBEHEMOTHのほうがいいと思った。

THUNDER

さあ、オレの一番のお目当てTHUNDERの登場だ。よっぽどのことがない限り、THUNDERが悪いパフォーマンスを披露するはずはない。ステージに出てきた5人のメンバー。だが、早速異変に気がついた。Benがいない!Benがいるはずの右端に立っているのは若いギタリスト。あなた誰?しかしながら、何の説明もなくライヴはスタートする。もはや定番となった感のあるオープニング、それに続くは「Dirty Love」だ。つまり、去年の来日公演と同じだね。もちろん、最高だったな。だから、もちろん、この日のハイライトとなることを信じて疑わなかったんだけどね。でも、結果的には。。。 だって、とにかくセットが短かったから。たった6曲しか演らず。。。 うーん。。。 Dannyの調子も今考えるとそんなにいいほうではなかったかも。あと、オレの知らない曲があったから新曲だったのかな??まあ、早いとこ次回の単独来日公演が決まればいいなと。
んで、帰宅してから、Benのこと調べてみたら。癌の治療のため離脱中なんだって。そうだったのか、全然知らなかった。。。 早く良くなって復帰してほしいね。鍵盤といいカウベルといいエンジニアリングといい、Benのバンドへの貢献度は決して小さくはないのだから。

THE HAUNTED

お次はHAUNTED。多分初見だと思う。テンション上がったヴォーカルがいきなり額からの流血。カッコ良かったなあ。序盤PAが悪かったっぽく、ずっと気にしている様子だったけど、素晴らしいパフォーマンスだったと思う。観て良かったわ。

DEATH ANGEL

DEATH ANGELも初見かなあ。現在はメンバーチェンジのためオリジナルメンバーは3人なのか。オリジナルは5人ともフィリピン系だったけど、新しいメンバー2名は純粋な白人の模様。なので、バンドとしての見た目のハイブリッド感がまず面白い。パフォーマンスに関して言えば、Mark Oseguedaのヴォーカルが実に素晴らしかったね。こんなにも歌える人なんだね。自分は10年前の『THE ART OF DYING』すら最近買ったばかりだから、再結成後の彼らのことを全然知らないのだけど。どうやら、FUNK路線は完全封印の模様で、それっぽい曲は一切演ってなかった。それはそれで少し淋しい気もするけど、徹底的にTHRASH METALを聴かせてくれたDEATH ANGELに乾杯。


KREATORが始まる前、場内を歩いてたら『有吉反省会』によく出てくる岸っていう人がいたわ。ROADRUNNERのスタッフと話してた。意外な人がいるもんだなあと思ったんだけどね。DREAM THEATERのファンなのかな。まさかKREATORファンってことはないもんな。で、帰ってきた後に調べてみたら、やっぱりDREAM THEATERファンだった。なんと、両Johnと一緒に撮った写真まであったで。


KREATOR

さて、お次は待ってましたのKREATORだ。自分はTHRASH DOMINATION 05以来2度目*1だな。そのときのライヴレポートに書いたのと同じで、イントロのSEはやっぱり『PLEASURE TO KILL』のものなのね。しっかし、素晴らしいパフォーマンスだったな。演奏面がとてつもなく素晴らしかったな。特にギタリスト素晴らしかったな。彼はフィンランド人なのか。セットでいうと、やっぱり「Pleasure To Kill」がハイライトだなあ。個人的には。あと、前作のタイトルトラックとね。
素晴らしいパフォーマンスが終わった後、スクリーンに一瞬映し出されたのは最前列で観戦していたと思しき女性ファンが涙ぐんでいる姿であった。確かに涙が出るほど素晴らしいパフォーマンスだったよ。

DREAM THEATER

素晴らしいKREATORのパフォーマンスの後はやはりビールを飲まずにはいられず、ビール飲みながらDREAM THEATERを観ようと思ってフロアに降りていくと「水以外の持ち込みはダメ」と追い返される。しょうがないから、スタンドの空いてた席に座ったんだけどね。そしたら、その席が何気に悪くない角度だったから結局そこで観ることにしたわ。
さて、DREAM THEATER。個人的には実に10年ぶりである。あの武道館公演以来1回も観てないのだな。来日が決まっても東京だけ平日だったり、サマソニに出ても他のお目当てとカブってたり、あるいは、そもそも興味が薄れてきてアルバムも買わなくなったり、、、そんなカンジの10年だったわ。ってーわけで、10年ぶりのDREAM THEATERかなり楽しみだったのだ。
当然といえば当然だけど、セットは新作の曲が中心。そして、自分はEXTREMEも観たことがないので、Mike Manginiのプレイは初めて観るわけだが。演奏者は変わっても、要塞のようなドラムセットは相変わらず。遠目に見ると、本人の顔がどこにあるのかわからない。ww もちろん、ドラムソロの時間もあって噂に違わぬ凄いプレイをしていたわ。個人的ハイライトはやっぱり『SCENES FROM A MEMORY』からの「Strange Dejavu」だったなあ。初めて生で聴けた。10年も観てなかったぐらいだから、オレはDREAM THEATERファンではないだろうけど、そんなオレからするとやっぱり彼らの最高傑作は『SCENES FROM A MEMORY』だと思うなあ。今の彼らのキャリアがあるのはこのアルバムのおかげだと思うからね。
いいライヴだったと思うし、次は10年も空けずに観たいな。ただ、残念だったのは何回かPAが飛んだ瞬間があったね。


さて、今回のLOUD PARK。かなり充実した内容だったんじゃないかな。さいたま開催に限定して言えば過去最高の出来だったとオレは感じたけど。2日間通してのベストアクトはDOWN。文句なし。次いでHAUNTEDとMartyかなあ。そして、来年はちょうど10回目の開催になるということで、かなり気合の入ったラインナップになるそうな。すでに交渉開始してるということだろうね。何が出るのかな。さすがにMETALLICAってことはないと思うんだけど。とりあえず、日本勢ではTERROR SQUADかDYB!かJURASSIC JADEを出してほしいけど。

*1:いや、3度目だったっぽい。THRASH DOMINATION 09のときの記憶がまったくない。。。