MR. CHILDREN @ SUMMER SONIC 2013 MARINE STAGE

昼間のこともあったし水分補給は大事ってことでアリーナにも持ち込めるお茶を購入。前日と変わって今度はRブロックだったのでメッセからの移動も近く感じた*1。入場ゲートが近づいてくると中の音が漏れ聴こえてきた。これは「NOT FOUND」だ。うわー、こんな曲演んのかー。ちょっと意外。大好きな曲だから、ちゃんと聴きたかったな。んで、中への入場。入場規制はなし。そうだよな、これは一応洋楽ロックフェスなんだもんな。前方ブロックへ陣取ったところで「NOT FOUND」が終わった。次は「Worlds end」だ。これもやや意外に感じるね。だけど、サマソニには合ってる。カッコ良かったよ。今回も前回自分が観たとき*2と同様、小林武史を含む5人のみでの演奏。続いて「GIFT」。まあ、大舞台には合ってるのかな。この後は意外な選曲が続いたけどね。まずは「彩り」。ap bank fesならともかくロックフェスにはおよそ合わない楽曲だと思うけど、個人的に大好きな曲なので嬉しかったなあ。


そして、中盤は「ニシエヒガシエ」も白眉のひとつだったかな。昔はセットリストにおけるこの曲の登場頻度のあまりの高さに納得がいかなかった、というか、この曲自体好きじゃなかったが、『SPLIT THE DIFFERENCE』のヴァージョンに感銘を受けてからは考えが変わった。『SPLIT THE DIFFERENCE』版のホーンを絡めたアレンジじゃなくてもカッコ良かったしフェスに合ってたね。そして、その次の「フェイク」のときにこの日最大の事件が起こった。「フェイク」自体に関して言えば、『HOME』のリリース時に「アルバムの世界観に合ってないから、この曲だけ外してほしかった」と書いたけど、でも「フェイク」自体が嫌いなわけではなく、むしろカッコイイ曲だと思ってる。こういうリズムの楽曲を持ちネタに含んでいること自体頼もしく思うし、サマソニにも合ってると思う。そしたら、最初のコーラスが終わって最初のヴァースに戻ったころ事件は起きた。急にすべての音がストップ。実はオレは演出だと思ってたの。だって、タイトルが「フェイク」じゃん。サマソニの客に見せつけてやったと思ったの。そしたら、決してそんなことはなく、普通にトラブルだった模様。っつーか、大トラブルだよな*3。桜井が一言「トラブル大好きです」だって。「ワクワクしてくるよおー!」だって。今日ちょっとヘンなテンションだな。んで、結局、ドアタマからやり直すことに。好きでも何でもない曲を2回聴かされたら損した気持ちになるかもしれないけど、これは好きな曲だからいいか。


さあ、いよいよ大詰めだ。まずは「終わりなき旅」。イントロだけで泣きそうになれる曲。そして、サビでは、、、もちろん泣いたわ。涙止まんないっす。涙も乾き切らぬうちに、大好きな「fanfare」がそれに続いた。ステージの名前がMARINE STAGEであることを考えると、この日この場に最も相応しかったのはこの曲かな。盛り上がってたね。そして、オーラスは「やはり」というカンジの「innocent world」で大団円。素晴らしいパフォーマンスだったな。
なお、セットリストを確認したらオレが見逃したのは「NOT FOUND」を含め2曲だけだった模様。でも、1曲目からいきなり「名もなき詩」だったってことはさぞかし盛り上がったんだろうなあ。過去にこのパターンのセットリストに当たったこともあるけど、効果テキメンだったもんね。

  1. 名もなき詩
  2. NOT FOUND
  3. Worlds end
  4. GIFT
  5. 彩り
  6. ポケットカスタネット
  7. REM
  8. ニシエヒガシエ
  9. フェイク
  10. 終わりなき旅
  11. fanfare
  12. innocent world

*1:まあ、そう感じただけで実際には距離は大して変わらんかもしれないけど

*2:すなわち、このとき → MR. CHILDREN @ 日産スタジアム

*3:昔、同じ場所でGoosも音止まってた