THE ROOTS @ TSUTAYA O-EAST

あけましておめでとうございます。新年明けたのに、去年のことを堂々書くブログ『ほとんど音楽のことしか書かないであろう日記』でございます。


来日公演のフライヤーが手元にあってさ、そこにはO-EAST公演には前座がつくことが明記されてるんだよね。それはDJ MITSU THE BEATSなんだけどね。開演が19時半だから、ROOTSの登場は21時ぐらいなのかなあ、なんて想像して。それで堂々とメシ食って悠々と会場入りしたんだけどさ。19時40分ぐらいだったのかなあ。そしたら、もうROOTSの演奏始まってたという。がーーーん。やってもーた。。。 1~2曲見逃したという事実もさることながら、最大の問題はすでに人垣ができあがってて一歩も前に進めないこと。悔やんでも悔やみきれん。。。 あーあ。


でも、バンドの演奏は最高だったな。今まで10回ぐらい観てきて彼らの演奏がイマイチだったことなんて、ただの一度もないね。しばらく観ないうちにメンバーチェンジがあったようで、今回はベーシストとキーボディストが「はじめまして」のメンバーだよね。白人のベーシストはともかく、キーボードのKamalまでいないとは意外。でも、正式に脱退したわけではないのかな?? ともあれ、新入りの2人のプレイはどうかというと、まずベーシストは実にオーソドックスなプレイ。問題なし。で、キーボードだけど、これは前任者よりもJazz度濃厚ってカンジ。中盤ではスーザフォンとの絡みも大々的にフィーチャーされて大いに盛り上がったね。


セットリストに関しては今回もおなじみってカンジかな。もう、このバンドはセットリストで驚きを誘うようなことはしないと思う。その演奏こそがワンダーなのだから。ってわけで、?uestloveとパーカッションのバトルも当然あるし、「You Got Me」から始まるカヴァーメドレーもあるし、おなじみの展開。それでいいよ、演奏があんなに素晴らしかったら何も文句はないよ、実際。メドレーのなかではやっぱり「Move On Up」が一番アガるな。反対に「Sweet Child O'Mine」とか「Immigrant Song」とかはさすがにもう飽きられてそうだけど。このメドレーを演るころには、自分の周りもやっとカラダを動かせるぐらいのスペースは確保できてて最高に楽しかった。


終盤はもう言葉もないほどに最高の演奏で、これは最初からちゃんと観てたら間違いなく年間ベストクラスのライヴだったなあ。そういうわけで、次はまたすぐ来てほしいな。なるべく大きいハコでね。そのほうが観やすいしさ。あと、中盤でZeebraがゲストとして出てきたな。ROOTSの演奏をバックにライムするってどんな気分なんだろ。至福の時ってカンジかね。


P.S.
1/20が?uestloveの誕生日らしいわ。Happy Birthday, Ahmir !そういえば、今回の?uestloveはおなじみのビッグアフロではなく、短いコーンロウになってた。その体型でその短髪。もはや、Barry Whiteにしか見えねえっす。。。