ディスクレビュー

GRAPEVINE 「指先/COME ON」

いまさらだけど一応書いておくか。当然のごとくCDより先にDVDをプレーヤーにセットした。逸る気持ちを抑える必要もないぐらい、すぐにスタジオの風景が映し出される。1曲目に前作シングルの「FLY」。カーッコイイ。2曲目、3曲目は今度出る新作からの選曲。こ…

4HERO 『PLAY WITH THE CHANGES』

インナーのブックレットを開くと、そこにはほとんどの曲の歌詞掲載がある。その事実がすべてを物語っているような気がする。前作でいえば「Les Fleur」のような楽曲が異質な存在として配されていたのに対し、今回はほとんどがその路線。「こんなのダメ」って…

GWEN STEFANI 「THE SWEET ESCAPE」

つまらんのう。前作の充実ぶりはどこへやら。まあ、やっぱ意識してロックすぎない作風にしてるのかね。歌唱に関しても彼女の最大の魅力はほとんど発揮されていないように思う。とっととNO DOUBTに本腰入れてほしいカンジでありました。 余談ながらボーナスト…

SICK OF IT ALL 『DEATH TO TYRANTS』

正直な話、SICKの新作を買うこと自体が数年ぶりである。つまり、ここ2〜3作はスルーしてきたわけだ。久しぶりに買おうと思った理由は、まあ前にも書いたけれど、大橋のレビューでのベタ褒めっぷりとアルバムタイトルとアルバムジャケットですね。そのどれも…

BREAKFAST 『BREAK ME FAST VOL.14』

すっごいな。自分のお部屋がライヴ会場になったかのような。最高の演奏が最高の録音でパッケージされてる。セットリストもバランスよくまとめられてて、特定の時期のBREAKFASTに偏っちゃったりしてない。ラストの「WILD THING」から新曲「NIGHTMARE」に繋ぐ…

DEFTONES 『SATURDAY NIGHT WRIST』

まあ、単独公演およびサマソニで披露された新曲の出来映えからしてイマイチなんだろうなあと予想してたわけだけど。いやいや、悪くないな、これは。前作よりずっとイイんじゃないか。楽曲の練られ具合はひとまず置いといて、演奏面での充実ぶりをまずは賞賛…

THE GOO GOO DOLLS 「LET LOVE IN」

悪くない。全然悪くない。でも、自分としてはお別れを言うときだと思った。もう自分の聴くバンドではないようだ。 レビューになってない。。

THE BLACK CROWES 『LOST CROWES』

まずは、こんな素晴らしい音楽がリリースされずにお蔵入りするという事実に改めて驚く。ショウビズの難しさ。不思議さ。愚かさ。やっと(公式に)陽の目を見たこの2枚組はあまりにも純粋な音楽である。まずはTALL SESSIONS。1曲目A Conspiracyで始まるのがち…

IRON MAIDEN 「A MATTER OF LIFE AND DEATH」

買ってからそうとう経ってるけど、ようやくレビュー。その間コレをずっと聴きまくってたのかというと、そうでもなく。聴くのありすぎて、こんな長いのそんなに聴いてられない。 で、結論に辿り着いた。残念な結論に辿り着いた。面白くない。某誌の編集長の言…

SENSELESS APOCALYPSE/SLIGHT SLAPPERS SPLIT

日本のPOWER VIOLENCE/FAST CORE頂上対決だそうだ。確かに。両者とも10年選手である。スラスラに至ってはメンバーも不動。偉大なり。 で、音。BLURREDにしちゃイイ音質。いや、らしくないほどイイ音質なのでは。BLURREDにしては、っていう但し書き付きだけど…

AUDIOSLAVE 『REVELATIONS』

1stはルーツへの傾倒。2ndは歌モノへの傾倒。なのだとしたら。これは素直に鳴らしたい音をそのまんま鳴らしてるカンジ。結果としてRATMに似たフレーズが出てきちゃおうが何だろうがお構いなしに弾き倒したった。ってカンジか。後は、その全力の演奏にChrisが…

THE ROOTS 「GAME THEORY」

買ってからかなり経ってしまったが。やっとこさレビュー。 時間がかかったのは自分的に捉えどころないなーとか思ってたからだ。個人的には今までで最もROOTSのパブリックイメージからかけ離れた作品だと思うんだけど。どうだろ。前半が弱いと思うよ。4曲目か…

V.A. 『NOCTURNE TOUR SOUND TRACKS -MUSIC CHAPTER 1-』

客観的に聴くならSAKHALIN TVの一人勝ちかなあ、と。他の2組がまだ発展途上なカンジがするのに対し、SAKHALIN TVはもう世界観が完成されてるようなカンジがする。 しかし、まあ、自分はハナから客観的な聴き方など出来ないので。今じゃもうDISCHARMING MANヘ…

DISCHARMING MAN 『DISCHARMING MAN』

デモの曲も入ってるし、ライヴで聴いた曲もあるわけだから、新鮮なカンジはないけどね。自分は大好きだな、ここに収められている歌が。サウンドのことを語ってもあまり意味がないかもしらん。結局はすべて取っ払って核にある歌を聴いてるだけなんだろうから…

SLAYER 「CHRIST ILLUSION」

んー、Tomのインタビューを読んで真に受けすぎたかな。。。 んー、前作とたいして変わってないというか。というかね、全10曲中Kerry作の曲が7曲。Hannemanが3曲。そこのバランスがねえ。キャラ的にKerry Kingの人気があるのはわかるけど、真にSLAYER原理主義…

LIVE 『SONGS FROM BLACK MOUNTAIN』

とてもイイ。アタマ2曲がすごく良くて、その2曲だけで前作には勝ったなって思った。3曲目以降、平均点レベルの楽曲が続き、ややダレるかなと思ったけど、終盤に盛り返してきて9曲目以降は最高。 もう、このバンドは駄作とか作んないでしょうね。安定期に入っ…

CELTIC FROST 『MONOTHEIST』

まずハッキリさせとく。『VANITY/NEMESIS』には全然似てない*1。過去の作品に無理矢理結びつける必要はないと思う。これはまったく新しいCELTIC FROSTの作品だ。リフのあり方は確かにDOOM。ほぼ全編に渡ってDOOM地獄。でも、やっぱし、DOOM METAL演ってみま…

WINDA 「WANDA WANDA」

まあ、メンバーが現編成とは異なることもあって、あの強烈なライヴ観た後じゃ演奏は少し物足りなく感じるけど楽曲は実に素晴らしい。これもガンガン愛聴して次のライヴに備えたい。

MY PLASTIC JONBENET DOLL 「YELLOW & BLUE」

うーん。あんま。。まあ、自分はNaokiさん目当てで聴いてるだけやから、別にいいけど。。 曲が弱いかなあ。それともオレの趣味じゃないだけか。 まあ、でも、ライヴ観たらガラっと印象が変わるやもしれませんね。とりあえず、9月楽しみにしとくです。

MR. CHILDREN 「箒星」

箒星 具体的にどの曲に似てるって言われると困るけど、でも、全体的に心地いい既聴感があるなあと思った。悪い意味でなくいい意味でってこと。傑出した名曲じゃないけど愛聴出来そう。 ほころび これは「シフクノオト」に入ってそうな曲だなと即座に思った。…

POISON IDEA 『LATEST WILL AND TESTAMENT』

Latest Will And Testamentアーティスト: Poison Idea出版社/メーカー: CD Baby発売日: 2017/03/14メディア: CDこの商品を含むブログを見る針を落とし聴き始める。1曲目2曲目を聴いたあたりでは、「うーん。。」という印象を受けずにはおれないが3曲目から「…

DIE YOU BASTARD! 『濤声』

オレがここに何度も書いているDYB!の新曲が遂に音源化された。悲しいかな7"じゃなくてCD-R。やっぱ圧倒的にコストが安いんかな、CD-Rのほうが。パソコンさえあればプレス代0円か。 で、内容は。最高だ。もちろん。タイトルトラックは超名曲。無事歌詞もわか…

Cocco 「ザンサイアン」

G:image SINGER SONGERを抜かして考えれば、初めてリアルタイムで聴くCoccoだなあ。出来はうーん、まあまあかな。悪くないけど。純粋にロックな曲の割合がもうちょっと高いと良かった。そう言っといてナンだけど、6曲目とか好きかな、と。Mステで歌ってくれ…

宇多田ヒカル 「ULTRA BLUE」

まあ、前々から僕は言っていたが、イマイチな出来なのは目に見えているから過度な期待はしないと。でも、違った。イマイチどころじゃなかった。イマニ、イマサンってカンジ。出来のいいシングルのおかげでUTADA EXODUSには勝ってると思うけど、シングル抜か…

IRON MAIDEN

とゆーわけでNUMBER OF THE BEAST。学生のときに書いたレビューがあるので転載しとく。ちなみに、それまで僕はMAIDENを持っていなくて、この原稿を書くために初めてMAIDENのCDを買ったのだった。(わ ブルース・ディッキンソン<Vo>を獲得しての初のアルバムとい</vo>…

岸谷香 「RING TO THE HEAVENS」

最高。凄い。この充実度は凄い。復活第1弾のシングルはすごく気に入ったわけだし、アルバムにももちろん期待してたけど、正直ここまで強力な作品が届けられるとは思ってなかった。楽曲の充実度が実に素晴らしい。捨て曲らしい捨て曲が見当たらない。もしかし…

CHEAP TRICK 『ROCKFORD』

最高。超最高。前作のモヤモヤを軽く吹っ飛ばす。アルバム全編に渡って演奏にエネルギーが漲っとる。ほとんど曲間なしで突っ走る構成も最高。曲単位で言うと、シングルになってるらしい2曲目「Perfect Stranger」がとてもイイ。あと、8曲目「One More」。こ…

DISCHARGE 『BEGINNING OF THE END』

聴いちゃった。まあ、前評判どおりの音で。万人が納得するDISCHARGEの音。うん。まあ、でも、やっぱCalがいいよね。願わくば。Beginning of the End by Discharge (2006-05-03)アーティスト:Discharge発売日: 2006/05/03メディア: CD

324/VENOMOUS CONCEPT 「SPLIT」

サイコーじゃん。VENOMOUS CONCEPTはアルバム未聴なんで、今回初めて聴いたけど、超カッコイイ。オーソドックスで大してヒネリないと思うけどカッコイイ。この説得力はやはりメンバーの格か? 対する324も当然のごとく最強。偽りなく日米のトップ同士の激突…

TRAGEDY 『NERVE DAMAGE』

これはいいと思うな。正直あんま期待してなかったけど、結構いいな。少なくとも2ndよりは絶対好きになりそう。 でも、やっぱ、CDなんかで聴きたかねえやな、コイツらの音源は。コイツらが作るとアナログよりCDのほうが音質悪いんよな。持ってる人は知ってる…