IRON MAIDEN

とゆーわけでNUMBER OF THE BEAST。学生のときに書いたレビューがあるので転載しとく。ちなみに、それまで僕はMAIDENを持っていなくて、この原稿を書くために初めてMAIDENのCDを買ったのだった。(わ
魔力の刻印
ブルース・ディッキンソン<Vo>を獲得しての初のアルバムということでメロディアスな作品という見方が多いのだろうがこのアルバムはメロディアスであると同時に凄くロックンロールの要素が強いアルバムだと思う。まだスティーブ・ハリス<B>の大作志向が前面にでていなかったせいかもしれない。しかしそれを逆に考えてみると、このアルバムは非常に構成がうまい。①〜⑦に疾走感あふれるナンバー、キャッチーなナンバーをSEを織り込みながら上手く配し、MAIDEN流ロックンロールを堪能させる流れを作っておいて、最後に大作⑧をフィーチャーする。これによって⑧の存在が際立っている。ファンの間で非常に支持が大きいのも頷ける名曲だと思う。この頃までのMAIDENがMETALLICAらアメリカのバンドに与えた影響は大きいと思うのだが。