WINDA @ Zher the ZOO YOYOGI

仕事帰り、一旦帰宅してからチャリンコで代々木へ。実はZher the ZOOって初めてなのよね。割と新しいハコだけあって、なかなか綺麗だったね。そして、ガラガラだったので客入りが。そりゃそうか。平日だもんね。ああいう平日のガラガラなライヴハウスってホント学生のころを思い出させる。あのころを思い出す。この歳になってまたまたモラトリアムを勝ち取ってしまったような。そんな人生。まあ、WINDA以外のアクトのことは書かないよ。っていうか、書けない。世界が違いすぎる。オレが身を置く音楽の世界とは。あ、まあ、3番手に出たバンドはイイと思ったけどね。
WINDAはトリで登場。1曲目は「WANDA WANDA」。まだ音源持ってないんだけど、この日買うつもりで来た。のっけから素晴らしい演奏だったね。あり得ないほど激タイトな演奏。3人とも超巧い。全員でコーラスを取るサビがなんとも素晴らしい。2曲目に「JUVNILE」。音源を半年みっちり聴き込んだだけあって、すんなりと入ってくる。でも、もう明らかに音源を超えちゃってる凄まじい演奏だった。音源だけ聴けば「ああ、WINDAってこういうバンドなんだあ」って思えるけど、ライヴ観たとたんわからなくなってしまう。WINDAって何者なの?みたいな。松本さんがチューニングをする間、NaokiさんがMCを取ったりして。変わらないNaokiさんの魅力を堪能。本間さんはいくら振られても、一切喋らず。まあ、それもキャラ(わ)。その後は新曲も披露。ポップ度は少し足りないかなと思ったけどアレンジは凄すぎて言葉も出なかった。もう一度言う。WINDAって何者なの? あと、個人的に聴きたかった「夜間飛行」を演ってくれた。前回観たとき一番感動したのがこの曲だったので。ホント素晴らしい演奏だった。結局それが最後の曲だった。「Lonesome George」も聴きたかったので少し残念だけど。次はいつライヴ観られるだろう。早く観たい!
お土産に「WANDA WANDA」のCD-Rを購入して、その場を後にした。Zher the ZOOを出るとき、入り口のとこでサラリーマンが「もう終わっちゃいました?」って店員に訊いてた。可哀想に。オレも会社辞めてなかったら、あの立場だったのかなあ。