SUMMER SONIC 07 @ 千葉マリンスタジアム、幕張メッセ

日本一遅いライヴレポートの始まり始まりー。
午前中は観たいものがないので午後から参戦。去年はいきなりステージの場所を間違えるという失態を犯したが、今回は大丈夫だった。PUFFYの出るISLAND STAGEを目指す。

PUFFY

オレが着いたときはちょうど前のアーティストが終わるところだった。かなり前のほうまで行けちゃいそうだったので行ってみた。30分ぐらい待ったところでステージ暗転。バンドメンバー+PUFFYちゃん登場。2人ともワンピース姿。超カワイイ。近い距離で観られて良かった。
渚にまつわるエトセトラ」でライヴスタート。ぐうぉ、結構人が前方に寄ってくる。モッシュピットと呼べる代物じゃないが、まあじゅうぶんうっとうしかったですw。曲が有名だし盛り上がるよねえ。2曲目は「サーキットの娘」。馴染みの曲で盛り上がれるのはイイねえ。あと、CMで流れてる曲とか演ったり。Dexter Holland作の曲演ったり。
MCは若干Yumi多めで。Amiたんが「外タレだよ」って言ってた。どこがやねん。カワイイ。スペースを求めてちょっと後方に下がりつつ後半戦を楽しんだ。「HiHi Puffy Amiyumi Show Theme」「海へと」「Basket Case」で大いに盛り上がる。やはり「海へと」がイイ。実にイイ。最後はお約束の「アジアの純真」。今年も楽しめました。来年以降も是非。


PUFFYを観終えると本日1杯目のビールタイム。飲みながらマリンスタジアムへ移動開始。メッセの寝そべって休憩するスペースの巨大スクリーンにはGOOSがスタジアムでプレイする姿が映し出されている。もうとっくに始まっているのだ。急がねば。

THE GOO GOO DOLLS

10分ほどかけて移動。きっとそんなに混んでないだろうからスタンドではなくアリーナへ入場することにする。入ってみるとやっぱりそんなに混んでない。まあ、この時間はこんなもんでしょう。オレが着いたときは何の曲演ってたかなあ。忘れた。
John、カッコ良かったなあ。超オットコマエ。Robbyの歌う曲も1曲演ってた。で、「Name」のときなんだけどPAのトラブルかヴォーカルとドラム以外の音がまったく聞こえない状況に。ヴァース部分を歌ってるあいだじゅうJohnは振り返ってスタッフにキレてたけど。結局最後まで音出なかった。思いがけずアカペラヴァージョンで聴くことになっちゃったよ。もともと大して好きな曲じゃないのにアカペラはちょっとツラかった。。 次の曲は「this song is from Transformer」ってJohnが言ってたから「トランスフォーマー」のサントラに入ってる曲なんだろうなあって思った。このバンドの最新情報とか全然知らない私。まあ、無理もない。実際、オレ、去年このバンドに対して決別宣言してるからね。その曲はまあ悪くなかった気がする。あとは新作のタイトルトラックを演ったり。最後はもちろん「Iris」。「歌って!」と日本語で書かれた紙を掲げてオーディエンスに合唱を求めるJohn。しかし、まあ、9年も前のヒット曲ですしねえ。若い人は知らないかも? 実際、サビはJohn自身は全然歌ってくれなかった。歌ってほしかったなあ。
結論としては。半分しか観られなかったし、予想どおり最近の曲しか演ってくれないし、機材トラブルもあったりで、まあ残念なカンジではありましたよ、ええ。


このタイミングで友達に連絡すると、今まさにマリンスタジアムにいて次はカエラを観ると言う。でも、そいつはスタンドにいたので合流せず。せっかくアリーナにスタんばってるんだからもったいないもんね。でさ、カエラ待つあいだのことなんだけど、スタンドのほう見上げてたら、どうもその友達らしき姿を発見したのよ。確認するために電話してその場で「右手上げてみて」って言ったらやっぱりそうだったよ。やっぱ、オレって超視力イイな。視力イイのだけが取り柄っす。

木村カエラ

2年前の初登場の後、すっかりJ-POPのトップアーティストとなったカエラ。堂々のMARINE STAGE見参。この日はもう言葉では説明が出来ないぐらい壮絶に可愛かった。
新作の1曲目「L.drunk」でライヴスタート。2年前は曲を全然知らなかったんだけど今回は曲がわかるのですげー楽しめる。次に「TREE CLIMBERS」。一番盛り上がる曲でしょう、これは。弾けまくった。曲終わりのカエラの「ありがと」の言い方が超カワイイの。壮絶にカワイイの。ため息。「リルラ リルハ」も盛り上がったなあ。新曲の「Samantha」をはさんで「You」へ。「You」超良かった。名曲。9曲演ったんだけどラストは1stから「You know you love me?」。すっげー良かったよ。完全納得のパフォーマンスでした。PUFFYみたいにレギュラー選手になってほしいぐらい。


カエラが終わったタイミングで再度友達に連絡してみると、こっちに残ってGwen嬢を観ると言う。まあ、オレもGwen嬢観たいけどね。華麗にDINOSAURをスルーするなんて勇気は自分にはないので。オレは再びメッセに移動開始。その移動中のあまりの暑さ&シンドさにDINOSAURとGwen嬢を半々観るっていうプランはあり得ねえな、と確信したのだった。

DINOSAUR JR.

こないだ観たDVDがあまりにも素晴らしかったので期待値MAXだった。まあ、全然前のほうに行く気はなかったのでPAのエリアの後ろのとこの柵に張り付いて観るつもりだった。時間になり、しれーっと登場するDINOSAURの面々。華やかさのカケラもないのが素晴らしいじゃないの。
で、1曲目聴いてて思ったのが、音が悪い! 自分の居た場所のせいなのかと思って1曲目終わったら即刻もうちょっと前のほうに移動したよ。そしたら、まあ、ずいぶんマシになったような気がしたけど、どうかな。
で、演奏のほうだが。まあ、とにかくJの声だよなあ。そして、ギターの轟音。レコードで聴くのと同じあの声と音を体感してジーンときたね。JとMurphの存在感はバツグンなんだけど対照的にLou Barlowはコーラスワークも少ないし、ベースの音もあんまり聞き取れないし、あんま目立ってなかった。そもそもコーラスのある曲ってあんな少ないもんなんですか? でも、それだけに終盤に演った「The Wagon」は感動もひとしおだったよ。鳥肌モンの素晴らしさ。続くラストの曲ではやっとLou Barlowのヴォーカル曲が聴けたが、ハードコア度が高くてすごくカッコ良かった。大満足。


この後、もう1度友達に連絡取ったけど合流出来ないことが判明。今年は終始ひとりか。まあ、いまさらどうでもいいけど。チャットモンチーまでまだ時間があるのでお笑いのブースを観に行こうと思って。パックンマックンの出番だった。間近で観られました。で、時間になったらISLAND STAGEへ移動。

チャットモンチー

えっ?! 人が少ない。。入場規制とか心配しかけてた自分がバカらしくなった。ISLAND STAGEは前方から3分の1のとこまでしか人がいない状態。いや、まあ、個人的には助かるけどさ。サウンドチェック中、本人達らしき女子が出てきてるし。サウンドチェックを終えると一旦ステージに戻っていく本人達(らしき女子)。
時間どおりにステージが暗転してチャットモンチー登場。あ、やっぱり、さっきの本人達だったんだ。カワイイ。激しくカワイイ。1曲目はシングルの曲。「女子たちに明日はない」っていうらしい。客はどうだろ、盛り上がってたのかな。そんな前のほうに行かなかったのでわからんが。わりと序盤のほうで「シャングリラ」を演奏。これならオレも知ってるよ。超知ってるよ。とても良かったです。
その後、MCタイム。ベースの人が「Avril観たい〜、エルレ観たい〜」だって。本人達がそれを言っちゃダメでしょw。でも、そうか、ウラがエルレだから、こんなに客少ないんだ、なるほどね。まあ、オレにとっては良かったんだけど。それにしても、ギター/ヴォーカルの橋本ちゃんが可愛すぎるです。全部で9曲演ったのかな。個人的には最後から2番目に演った曲(「世界が終わる夜に」っていうらしい)が一番J-POPっぽくって萌えましたね。


さて、ラストはBEPマリンスタジアムを目指して最後の大移動。

BLACK EYED PEAS

まあ、SUGAR RAYも観たかったんだけどね。ステージ間移動で余計な体力消耗はしてられないし、3rdまでしか持ってないから知らない曲だらけなんだろうなと思って断念。腹くくってBEP観ます。もちろんアリーナで。これスタンドで観るなんてあり得ないでしょ。アリーナの入り口のとこでちょっと並んだけど、結局余裕で入れたよ。敢えて前方には行かず、後ろのほうにスタんばった。空いてたんだもん。いかに前に行けるより、いかにスペースが確保出来るかが大事。
さすがに最後のアクトともなると時間も押し気味のようでオンタイムには始まらない。結局、20時ごろにマリンスタジアムが暗闇に包まれた。今夜の大トリの登場だ。1曲目は3rdから「Hey Mama」。自分は後ろのほうにいたんで、どのぐらい盛り上がってたのか知らないけど、まあ、きっと盛り上がってたんじゃないですか。Fergieはのっけから自分のおっぱいモミモミするパフォーマンスなんか見せていて確信犯的っすね。というか、いわゆる洋楽ファンにはFergieしか重要じゃないんだろうな、とか思ってみたり。
前半では「Don't Lie」が一番盛り上がってただろうと思われる。オレも楽しかった。ガラ空きの特等席で悠々観られたからね。予想どおりの展開で各人のソロパフォーマンスのコーナーもあり。もちろん、Fergieとwill.i.amが長いんだけど。そのソロコーナーのときだったか別のときだったか忘れたけどFergieは前転もバッチリ決めてたよ。プロフェッショナルやねえ。will.i.amもソロアルバムの曲を演ってたんだろうけど、ちらっとNasの「Hip Hop Is Dead」なんかも演ってた。おまけにドラム叩きながらラップを披露するパフォーマンスまで見せていた。こちらも芸達者。
後半に入ってもセットリストはオレの聴いたことある曲ばっかりだったので近作からの選曲が多かったんだろう。ハイライトの「Where Is The Love?」では会場の照明を落とさせたwill.i.amがオーディエンスにケータイの待ち受けを頭上に掲げるように求めた。火によるライティングの代わりだが綺麗な光景であった。終わっちゃうのかなと思わせつつも、やっぱりまだ終わらずにラストは「Let's Get Retarted」。曲の演奏が終わらないうちに花火がドカンと。綺麗だった。素晴らしいエンディングでしたね。踊りまくれて楽しかったです。


1日しか参加してないけど足が超痛くなった。帰り道困ったもん。来年はもっとステージ数減らしてください。よろしく。