3 GREAT AMERICAN VOICES @ さいたまスーパーアリーナ

ザ・興行ってカンジのコンサートだよな。まあ、たまにはいいんじゃないか。ミーハーなオレにはいいんじゃないか。年功序列で言うならFergie → Mary姐さん → Carole Kingっていう順番で登場するかと思ったんだが。どうやら、各公演ごとに出演順を変えていたらしい。オレが観たこの日はFergieがトップバッター。まあ、順当っしょ。

FERGIE

現在のチャートでいえば一番売れてるわけだが。でも、オレは音源持ってないので、このなかでは一番興味ないかな。とはいえ、エンターテインメントとしては期待。曲知らなくても。
ハイテンションだったなあ、Fergie。登場時からいきなりハイテンションだったよ。衣装は説明しなくてもわかるアレ。腹筋が凄すぎ。歌手じゃなくてアスリートの腹筋でしょ、アレは。セットリストについてはシングルヒットを軸にしつつBEPの曲もメドレーでたくさん披露してたカンジ。まあ、おかげで、自分も置いてけぼりにならずに楽しめました。音楽とは関係ない話だけどマイク持ったまま前転キメててスゲーと思った。ありえねえな。エンタテイナーだなあ。

CAROLE KING

2番手にCarole King。17年ぶりの来日なんだそうだ。オレは『TAPESTORY』しか持ってないんだけど。最初は彼女が一人で登場して弾き語りのスタイル。日本語のMCがすごく上手くてビックリ。17年ぶりの来日とは思えないほど。最新作からの曲も良かったよ。でも、やっぱ『TAPESTORY』の曲が一番歓声が沸く。1曲目がいきなり「Beautiful」だったので。途中からはギタリスト2人を伴奏に迎えての演奏。これまた良かった。味わい深い。Carole King自身がギターを弾く場面もあり。ラストは「I Feel The Earth Move」で終了。素晴らしいライヴでした。いいもん観たなあ。

MARY J. BLIGE

トリはMary姐さん。もちろんオレは姐さん目当てで来てるわけだが。でも、まあ、17年ぶりの来日しかも単独公演なしってことでCarole King目当てのお客さんのほうが多かったかもね。このままの流れだと、今日はずっと座りっぱなしでの観賞かなと思ったけど、姐さん登場時はやっぱりガマン出来なくて立っちゃった。客席全体でも、立って観てる人はポツリポツリぐらいしかいなかったね。w
さて、今回の来日。タイミングとしては新作リリース直前となったわけだが、まさか新作の曲中心ってことはないだろう。ってことで、やはり2006年のベスト盤のようなセットリストだった。まあ、順当だよね。最初は「MJB DA MVP」から。自分は姐さんのライヴ観るの初めてなんだけど*1パワフルだったなあ、歌声が。髪型は新作のジャケと同じようなカンジ。「MJB DA MVP」の後、いきなり「Real Love」がきたので会場もどよめく。が。残念ながら、「Real Love」と「Reminisce」はメドレーになっちゃっててフルコーラスじゃなかったっす。がっくし。なので、最大のハイライトはその次に歌った「Be Happy」だったかな。
無駄だったのは大不評の「One」。長めのMCで紹介してましたな、この曲。この歌をカヴァーさせてくれた共演させてくれたBonoに感謝、みたいなことを言ってたのかなあ。新作からは「Just Fine」の1曲のみ。この時点ですでにYouTubeで聴いてたのでメロディは憶えてた。わりと楽しめた。
で、姐さんのパフォーマンスの後、ブレイクを取ってから三者共演となるのかと想像してたんだけど。そうじゃなかった。姐さんの最後の曲が終わると、そのままFergieCarole Kingが招かれて共演スタート。というわけで2曲しか歌わなかった。てっきり30分ぐらい歌うのかと思ってたよ。歌ったのは「Dancing In The Street」と「You Make Me Feel (Like A Natural Woman)」。とにかくMary姐さんがパワフルだったなあ。とくに「Natural Woman」は圧巻でした。

*1:インストアイベントは行ったことある