仕事終えて渋谷から新宿へチャリでぶっとばす。それでも、19時には間に合わないのでNAHTは2〜3曲見逃す覚悟だった。つまり、NAHTが先だと思ったわけだ。普通そう思うでしょ？ ところが。着いてみたら、BORISのほうが先だった。意外や意外。まあ、オレにとってはNAHT見逃さずに済んだのでありがたいけど。
BORIS初見。音も聴いたことなかった。客入りはそんなに満員ってほどでもなかったけど、一応フロアはそれなりに埋まってたので、右側の段上に陣取ってビール飲みながら観戦。よくわかんないけど、大別すればストレートアヘッドなロックンロールの曲と音響系な曲ってカンジ？ 前者はすぐ引き込まれた。後者はやっぱり肌に合わないカンジがした。でも、最後のほうになって、一度はフロアに降りて聴いてみようと思って、降りていったんだけど。そしたら、すべてを了解出来た。やっぱ、真正面で聴くべきだよね。最後に演った曲が壮絶に美しかった。美しいものとは往々にして激しいものだったり暗いものだったりするのだな。
BORIS観てる間、フロアのほうに目をやりながら「NAHTの番になったら客が半分ぐらいになるんだろうなあ」っておぼろげに思ってたんだけど。ホントにそんなカンジになったね。。 BORISの演奏が終わった直後なんかフロアから人がいなくなったからね。現実はシビアだなあ。まあ、わかるけどね。ファン層、まったくカブらないよな。ま、空いてるのが好きなオレには好都合だったけども。ツーマンの企画ってことで、NAHTの持ち時間も1時間オーバー。ってことで、レコ発のとき以来の復活後のレパートリー全曲演奏だった。聴きたい曲がいっぱい聴けて嬉しい。1曲目は「TRIBALLY」だったんだけど、アレンジがまったく新しくなってて「遂に新曲演るときがきたのか」なんて勘違いしちゃったほど。しっかし、まあ、最前に陣取った自分はすっげー楽しめた。毎回あんな楽しめたらいいな。
