Dream Violence Vol.9 @ 下北沢ERA

予想どおり満員に近い状態の盛況ぶり。THE BITEがトップかと思ってたけどMOUSE ON THE KEYSがトップでした。

MOUSE ON THE KEYS

去年初めて観て衝撃を受けたわけだが。去年はステージがほとんど見えなかったので今回は少しでも前のほうで見ようと思って。前から3列目あたりで見ることが出来ました。話としては聞いてたけど自分の目で見たのは初めてだな、ドラム氏のキーボード/ドラム同時演奏。曲芸かと思うような光景。でも、音楽としてただただ素晴らしい。凄いなあ。
前回と同じく最初は4heroを連想したなあ、やっぱり。たまたま似たフレーズが耳に入ってきたのかなあ。でも、どんどんJAZZ度が高まってきて。ゲストのトランペッターが絡んでくるころにはもう完全にJAZZでしょ。少なくともオレはJAZZとして聴いてます。しかも、極上の。ライヴハウスにロックを聴きに行って同時にJAZZも楽しめるなんていい話だ。
というわけで、この日のゲストはトランペッターの方だったのでネモジュン氏の登場はなし。日によって様々なコラボをしてるんですかね、きっと。

THE BITE

やっと観られるよ、THE BITE。最前で見せていただきました。THE BITEのときだけセットチェンジ中のBGMが変わったんだけど、Dylanなのかね、あれ。オレにはわかんなかったけど。ステージ衣装が所帯じみてて良いね。4人ともハットかぶってて。いきなりMCでツカむ酒井さん。もとい世界の酒井さん。
いざ、曲が始まってみるとやっぱり予想どおりの音というか。凄い曲でもないし凄い演奏でもない(ただし、デビさんだけは別。アンバランスなほど激タイトなドラム叩いてました。最高!)けど、でも、ロック愛・音楽愛にあふれたその音楽性が素晴らしいじゃないの。当然のごとくMCもコマメにはさんで進めるスタイル。面白かったよ。
酒井さん語録ではDISCHARMING MAN=「ディスチャ」で、蛯名さん=「エビヨンセ」だってさ。w ZEPの「D'yer Mak'er」のカヴァーも良かったねえ。その次の曲だったかな、グラムを意識して作ったそうでイントロの部分だけBowieのリフ弾いてた。ラストは蛯名さんのリクエストだという「夜が降る」という曲で酒井さんとベースのコゾウさんの2人だけで演奏。しっぽりしてましたなあ。堪能。

ECHO

コロナ飲みながら後ろのほうで観てたけど。盛り上がってたなあ。この日のラインナップ中唯一のハードコアなバンドだったけど、前方の客ちゃんと盛り上がってた。いい企画だなあ。素晴らしい組み合わせ。自分は3年ぶりぐらいかな、観るの。KIWIROLLとのスプリットしか持ってないんだけど。そのスプリットの曲演ってましたね。袖で観てた蛯名さんとしてもお待ちかねの1曲だったらしく、特大のダイヴをかます。190cmの大男が大の字になってダイヴですよ。その後、予想どおり床に落ちて右手負傷だそうです。w
DISCHARMING MANを待つ間、WINDA松本さんとお話させていただいたんだけど、「ECHO最高!」っておっしゃってました。

DISCHARMING MAN

真ん中あたりで観てたんだけど、ほとんどステージ見えなかったっす。かろうじてノッチ氏のお姿が見えるぐらい。前日のCITTA公演とは選曲を変えるという話だったけど、そんなには変わってないかな、という印象。MAD CAPSULE MARKETSのカヴァーも演ってたしね。前日のMCでは触れてなかったけど、「昔オグとサンチェと演ってた曲を17年の時を経て演ります」って言ってた。そんな昔の曲なのかあ。