SEEIN RED @ 高円寺20000V

バンド数が多すぎてオレはもうダメだ。後半なんかは壁にもたれかかってたぐらい。というわけで、ほとんどのバンドを後ろのほうで観た。FxOxBだけは前のほうで観たかな。途中まで全然盛り上がってなかったけどね。
22時半ぐらいになって遂にトリのSEEIN REDが登場。3年前の初来日のとき*1と同様に素晴らしいパフォーマンスだった。やっぱ、センスが桁違いっすね、このバンドは。特にOlavのドラムが抜群。超シンプルなドラムセットだけど、素晴らしい演奏。そして、英語が母国語ではない人間だからこその簡素な英詞もあの超キャッチーな楽曲群の肝のひとつなんだろうね。そこがオレ達日本人の琴線にもピッタリ。最高に楽しい時間を過ごさせてもらったよ。
3年前の公演と同じく今回も、まずは3人でフルセットを演奏し、その後にローディーをヴォーカルに立てて4人での演奏。4人編成で演った曲がLARMの曲ばかりなのかSEEIN REDの曲ばかりなのかはオレにはわかんないけど。LARMの曲とSEEIN REDを聴き分けられるほどLARM聴き込んでねーっす。オレはLARMは例のディスコグラフィーCDしか持ってないからなあ。やっぱ、ちゃんとLPを所有してるのと編集盤CDを所有してるのとでは愛着を持っての聴き込みに大きな差が出てくるよね。ただ、MCで数年前に作った曲だということを言っていた「World War III」という曲を演ってたので、少なくとも全曲LARMってことはない。
4人編成での演奏も終わって、最後にホントの意味でのアンコール。再び3人で登場したSEEIN RED。言葉が通じなくてもオレ達には音楽という共通言語がある、とのPaulの言葉に続けて熱き2曲をぶちカマしてショウを締めくくった。素晴らしいショウだったぜ。


翌日のEARTHDOM公演ではSEEIN REDがトリじゃない(どころか4バンド目ぐらいに出てきちゃったらしい)というハプニング(?)こそあれど、パフォーマンスの点では20000Vを上回るものだった模様。

*1:そのときの模様 → SEEIN' RED @ 横浜F.A.D.