STARMARKET JAPAN TOUR 2019 @ 新代田FEVER

こないだのMAGPIE SALUTEのライヴレポートで「今年のベストアクトはもう決定」みたいなこと書いちゃったけど、早速前言撤回。STARMARKETはそれを超えてきた。超最高だった。めっちゃ楽しかった。これはハッキリ断言できる。17年前より今回のほうが上ですわ。ポイントは2つある。それは「セットリスト」と「客の盛り上がり」だ。


17年前の来日は4th『SONG OF SONGS』に伴うツアーだった。だから、セットリストには一定の割合で『SONG OF SONGS』の曲も含まれていた。だけど、今回は明確に「1stから3rdまでの楽曲で固めます」っていうツアーだから、必然的に史上最強のセットリストになる。名曲のオンパレードっていうか、名曲しかないセットリストっていうか。彼らの残してきた楽曲の素晴らしさに改めて脱帽。


17年前のオレの日記にはハッキリと「客はあまり盛り上がってなかった」と書いてある。実際、記憶のなかでもそのとおりだ。でも、今回は本当に盛り上がった。シンガロングの嵐、そして、ステージダイヴまで誘発。オレとしても17年越しで胸のすく思いだぜ。サイコー。
これはオレの予想だけど、「後追いの世代だから17年前は知らなかった」というお客さんもいっぱいいる一方、「ど真ん中世代だけど、17年前は敢えて行かなかった」というお客さんもいたんじゃないかな。1stと2ndをリアルタイムで聴いてドップリ心酔した人たちには『SONG OF SONGS』はガッカリなアルバムだったんじゃないかな。だから、「STARMARKETもう終わった」って判断して観に来なかった人たちもいるんじゃないかと思って。で、その人たちが今回は喜び勇んで参戦。大いに盛り上がった、と。まあ、あくまでもオレの予想だけどね。


東京2DAYSは2日間行っておいて本当に良かった。選曲と曲順、両日違ったからね。初日は「Count With Fraction」で始まるという17年前と同じ渋いオープニング。2日目は序盤に「Your Style」を演るという仰天モード。そして、本当に嬉しかったのはオレが演ってほしいと願っていた「Cologne」を2日目に演ってくれたこと。超嬉しかった。残念ながら客は一番盛り上がってなかったけど、オレとオレの後ろにいたお客さんたちは大喜びモード。


そして、これが何よりも重要な話なんだけど、MCでは再会を誓ってくれたんだよ。今度は17年も待たせないって言ってくれたんだよ。是非また観たいし、そのときは「Cologne」以外にも『ABANDON TIME』の曲をたくさん演ってほしいな。そして、そして、ニューアルバムなんか作ってくれたら尚嬉しい。


いやー、どれもこれもひとえに招聘してくださった皆さんのおかげ。いくら感謝しても感謝しきれない。ATATAのライヴ中にMCでおっしゃってた「『SUNDAY'S WORST ENEMY』のジャケットの少年は自分だとずっと思ってたけど、今回のツアーで東名阪を回ってお客さんみんながあの少年なんだとわかった」という言葉にもグっときた。


そういえば、ドラムのPontusは初日はGAUZEのDISTORT THRASHのTeeシャツ着てたんだよ!ハードコアパンクスだったのか、知らなかった。これは家に帰ってきてからLIVEAGE矢田さんのtweet見て知ったんだけど、ギターのJesperと一緒にHORNDALっていうハードコアバンドをやってるんだって。Jesper自身がそのTeeシャツを着てて、何のロゴかしらと思ってたんだけど。


1月21日

  1. Count With Fractions
  2. Carry On
  3. Hate You Still
  4. North
  5. Cozy And Warm
  6. Parking Lot
  7. Hollowminded
  8. Into The Well
  9. Amber
  10. Baby's Coming Back
  11. Coming From The Cold
  12. Into Your Arms
  13. You Can't Come
  14. Repetition
  15. Everybody's Gone
  16. Safe Bayou
  17. Endless
  18. November
  19. Losing Track
  20. Your Style



1月22日

  1. North
  2. Your Style
  3. Ten Seconds
  4. Losing Track
  5. Cozy And Warm
  6. Hollowminded
  7. Amber
  8. Baby's Coming Back
  9. Coming From The Cold
  10. Into Your Arms
  11. Cologne
  12. Wither
  13. Count With Fractions
  14. Worn-Out
  15. Repetition
  16. Everybody's Gone
  17. Safe Bayou
  18. Endless
  19. Carry On
  20. November
  21. So Sad

※もしかしたら、初日のほうのは間違ってるかもしらん。記憶が定かでなく・・・。