Dのこと

2025年、音楽業界は次々にミュージシャンの訃報が飛び込んできて*1、こんなにキツイのは2016年以来だという声も多いわけだが。オレ自身も大筋ではそう思っていたりするけど、そんなこと言ったって、それが時の流れというものだし、2026年も2027年も色んなことを覚悟しなきゃいけない。それがもうひとつの大局的な見方だとは思う。
でも、ここにきてDの訃報まで届いたんじゃ、やっぱりあまりに特別な年だと言わざるを得ない。本当にキツイ。悲しすぎる。


結局、Angie姐さんの死後、Dは何らかのコメントを発表したのだろうか。報道では数年間に渡るガンとの闘病ってことだから、あのときはとっくにD自身も死を覚悟しながらの闘病中だったのかな。であれば、なおさらのことキツかっただろうな。
2人の子どもであるMichaelがDの死を看取ったと報道されてる。ああ、疎遠な関係じゃなかったんだなってことを知れただけでもせめてもの救いだけれど、でも、当のMichael自身にとっては本当にヘヴィだよな。。


これはこのブログにも散々書いたことなんだけど、オレ自身は『BROWN SUGAR』よりも『LIVE AT THE JAZZ CAFE』よりも先に『VOODOO』を聴いたんだよね。「Devil's Pie」と「Feel Like Makin' Love」*2以外さっぱり理解できなくて売り払っちゃったんだよね。
『LIVE AT THE JAZZ CAFE』と『BROWN SUGAR』を聴いて好きになってから『VOODOO』買い戻したな。それでやっと好きになったけど、まだ全部理解できたわけじゃないし、一人の人間が一生をかけて愛聴してもいい名盤だよね。愛聴しましょう、愛聴しますとも、ずっとね。


あと、これは書いたことあるかどうか忘れちゃったけど、パシフィコ横浜の公演を観た時点では「Red Hot Mama」っていう曲を知らなくてさ。その後、『STANDING ON THE VERGE OF GETTING IT ON』を手に入れてアルバムごと大好きになったんだよね。名盤カタログ的なヤツだと、PARLIAMENTは『MOTHERSHIP CONNECTION』で、FUNKADELICは『MAGGOT BRAIN』で、ってのが絶対的チョイスになっちゃってるけど、今となっては「なんでだよ」って思ってる。PARLIAMENTFUNKADELIC両方合わせても、このアルバムが一番好きになった*3もん。Dが客演したRH FACTORの「I'll Stay」だって、このアルバムの曲なわけだしさ。
パシフィコ横浜ではオレは2階席から観てたんだけど、まあ、それはそれでストレスもあったわけで。本音をいえば、横浜のあのセットリストをスタンディングで観たかったよな。
あんな素晴らしいライヴをあと一度どころか、何度でも何度でも目撃したかったよ。




きっと、あっちの世界にもELECTRIC LADY STUDIOっていう神殿があるのかな。連中みんなそこで落ち合ってるかも。Jimi本人にも会えちゃって大感激してるかも。きっと、Eddie Hazelもおるで。

*1:Ozzyのことはある意味受け入れることはできてる。だって、あの(偉大すぎる)偉業を成し遂げて旅立つのと成し遂げられず逝ってしまうのとでは大違いだからね。

*2:GANG STARRは好きだからっていうことと「Feel Like Makin' Love」はそもそも知ってる曲だからっていうことが、その2曲だけ好きになれた下地だったんだろうな

*3:まあ、それはオレがメタル畑のリスナーだからっていう理由も大きいかもしらんけど