BLACK CROWES 東京2 days

BLACK CROWES、2日間観てきた。両日とも平日だけど、客入りは2日目のほうが多かった印象。初日はわりと広々としたスペースで観ることができて、それはありがたかった。


この来日公演が発表されたときはまだ『A POUND OF FEATHERS』が出ることは明かされていなくて、自分としては前作にあたる『HAPPINESS BASTARDS』と30周年リイシューを経た『AMORICA』の曲ばかり演奏してほしいという言わば希望的観測を立てた。なんなら1部が『HAPPINESS BASTARDS』完全再現で2部が『AMORICA』完全再現っていう振り切った内容でもよくてよ?ってなカンジで。
その後になって『A POUND OF FEATHERS』がリリースされたので、じゃあ、『A POUND OF FEATHERS』『HAPPINESS BASTARDS』『AMORICA』の固め打ちでお願いしますね、というスタンスで臨んだのだけど。そのためであれば1stと2ndの曲が少なめでも全然文句はありません、ってなカンジで。


それがまあ、ふたを開けてみたら新作の曲が本当に少なくて、初日が終わった段階では(今回のリードトラックだった)「Profane Prophecy」すら演らず「えっ?」ってカンジだったんだけど。とはいえ、私は2日間行ったわけだから、2日合わせれば、まあ、納得感は増したかな。
じゃあ、何がセットの中核だったかといえば、やっぱり1stと2ndだったわけだ。それに対して不満を垂れる人はおそらくほぼいなくて、興行としては大正解だったんだと思うんだけど。個人的には、まあ、あんな傑作をリリースしておきながら新曲群を控えめにするのはもったいないという想いだな。『HAPPINESS BASTARDS』からは「Dirty Cold Sun」と「Flesh Wound」聴きたかったなあ。


一方、レア曲で個人的に嬉しかったのは「Nonfiction」と「Oh Josephine」の2曲。後者なんてオレ得でしかないよ。大好きな曲。
アンコールでのカヴァーはBEATLESと思わせてSTONESだった初日と、STONESと思わせてFACESだった2日目。FACESの曲は自分の知らない曲だったけどカッコ良かったな。

前回の来日は1stの完全再現という企画だったからこそ成立したものの「この先スペシャル企画なしでの来日は実現するだろうか」と不安に感じていたというのが正直なところではある。でも、今回結構な客入りで興行として成立したんだから、今後の来日も期待できそうよね。去り際のChrisも「See you sometime」って言ってたし。そういうふうに安心できたことは今回の大きな大きな収穫だったな。次は『A POUND OF FEATHERS』『HAPPINESS BASTARDS』の曲もたくさん聴きたい。






まあ、一番濃密なライヴをしていたころは3時間コースの公演を演ったり、2 daysでほとんどの曲を入れ替えたりってことをやってたからな、彼らは。今では2時間を超えない演奏時間で、入れ替わり曲も限定的。加齢・円熟の話だけでなく「あのころほど固定メンバーではない」っていうのも影響してるかもしれないけどね。
2005年を最後にぱったり来日公演は途切れて、観たいなら海外に行くしかないという時期。2008年と2010年にはるばるアメリカまで観に行っておいて本当に良かったな。それはやっぱり人生の財産になってると思う。
アラフィフになった今、あのころみたいに海外までライヴ観に行くようなヤル気と情熱があるかというと、多分なさそうなんだよね。だから行けるときに行っておいて本当に良かった。
※書きかけで結局挫折してしまったライヴレポート → THE BLACK CROWES @ Hammerstein Ballroom






そう考えるとGRAPEVINEのセットリストの組み立て方は昔も今もずっと偉大だよな。新作出したらすべての曲を披露したうえ過去曲も(最新アレンジを施したうえ)再訪するもんな。
そういや10年以上前SCOOBIE DOと対バンしたとき、アンコールで両バンド一緒に「Hard To Handle」カヴァーしたよな。あれはやっぱりOtis版というよりCROWES版だったよな。めっちゃ嬉しかったな、あれ。周りはポカーンとしてる人も多かったけど。苦笑