観てきた。客入りはまあまあだったかな。満員御礼ではないカンジ。前回の来日公演を見逃しているオレはAEROSMITHのライヴに飢えている状態なわけで、こういう機会は素直に喜ばしい。と同時に、最新作『MUSIC FROM ANOTHER DIMENSION』があんなもんだったことを考えると、果たして素晴らしいパフォーマンスが観られるのだろうか、と不安を覚えることも事実であるが。
さて、結論から言ってしまえば「前半かなりイマイチ、後半サイコー!」ってカンジだった。まあ、単独公演ではなくてDOWNLOAD FESTIVALなので、タイムテーブルに関しては彼らのコントロール下にはないのかもしれないが、やっぱり明るい時間から演奏することはない気がするな。暗くなってからが本当の本番というのがよくわかるほどに、前半と後半の出来が違った。
バンドに関して言えば、まずStevenだけども。口髭がどうしても見慣れない。。。 うーん、Stevenには永遠にセクシーでいてほしいのだけれど。一方、Joey Kramerの演奏が素晴らしかったなあ。確か、彼は最年長だった気がするけど、今回の最大の功労者じゃないかな。Tom "Sweet Emotion" Hamiltonも素晴らしかった。
セットはまあ、まんべんなく選ばれたベスト選曲ってカンジかな。正直言っちゃうと、本当に観たいのは70年代縛りのセットだったりするけど。個人的ハイライトは「Same Old Song And Dance」「Toys In The Attic」「Dude (Looks Like A Lady)」「Mama Kin」かなあ。逆に要らないのは「Jaded」と「I Don't Want To Miss A Thing」でしょうねえ。アンコール1曲目はStevenが一人で出てきて「Home Tonight」弾き語りを始めるっていう演出だったけど、ほんのちょっとで終わっちゃった。フルコーラス演ってくれればいいのに。
最後に映像に関して言うと、画質には全然文句はないんだけどね、時折差し込まれるエフェクト処理とかがフツーに邪魔だった。要らんぞ、そういうの。
- Train Kept A-Rollin'
- Eat The Rich
- Love In An Elevator
- Cryin'
- Jaded
- Livin' On The Edge
- Last Child
- Freedom Fighter
- Same Old Song And Dance
- Janie's Got A Gun
- Toys In The Attic
- I Don't Want To Miss A Thing
- No More No More
- Come Together
- Dude (Looks Like A Lady)
- Walk This Way
encore
- Dream On
- Sweet Emotion
- Mama Kin