できたばかりのよみうり大手町ホールにはもちろん初めて行ったのだけど。当然のことながら綺麗なところでしたわ。自分の座席は5列目の一番右端。5列目ってことでホントに距離は近かった。けど、角度がねえ。ただ、隣が空席だったおかげでだいぶ観やすかったことも事実だけどね。
前半はChick CoreaとGary Burtonの2人だけで登場。Chick CoreaはRETURN TO FOREVERのとき以来だけど、あのときはこんなに近い距離で観られなかったからなあ。そして、Gary Burtonはホントにはじめまして。昔の写真とだいぶ違う印象だった。ステージ右手にヴィブラフォンが置いてあったので、Gary Burtonの演奏はよく見える位置だったわ。逆に、Chick Coreaの演奏は手元がまったく見えず。まあ、でも、もし両方がよく見える位置に座ってたとしてもGary Burtonの演奏ばかりに釘付けになってた可能性高し。そもそもヴィブラフォンの演奏自体ほとんど観たことがなくって、そのうえに巨匠Gary Burtonの演奏とくれば、そりゃもうね。事実、4本のマレットを操る奏法に注目しっぱなしだったわ。
もちろん、音も最高に良かった。角度的にセンターじゃない位置から観てたわけだけど、全然問題なかった。
楽曲に関しては最新作『HOT HOUSE』を持っていないので知らない曲ばかりだったけど。まあ、観ることに意義があるのでいいかなと。
インターバルをはさんで後半はHarlem String Quartetと一緒に演奏。ヴァイオリンの女性がすっごい美人だったなあ。演奏面ではHarlem String Quartetのフィーチャー度は大して高くない気もしたけど。と思ってたら、後半にThe Harlem String Quartetだけで演奏する一幕も。さらには、お約束(?)のChick Coreaの奥方が登場して1曲披露。
あと、これは音楽とは全然関係ない話だけど、両巨匠はMCのとき日本のオーディエンス向けにすごくゆっくりわかりやすい英語を話すので、急に自分が英語をわかった気になっちゃったり。