DISCHARMING MAN @ 下北沢SHELTER

蛯名さんのソロユニットが遂にベールを脱ぐ。ってわけで、DISCHARMING MAN東京初見参である。共演はあぶらだこ、IDEA OF A JOKE、LIMITED EXPRESS(HAS GONE?)。
1バンド目がお目当てのDISCHARMING MAN。まあ、新人バンドだしね。暗転したステージに登場した蛯名さん。約半年ぶりの勇姿だが、変わらないね。「あ、どーも、DISCHARMING MANです。」と相変わらずの朴訥としたキャラで挨拶し1曲目の演奏を始める。最初はアカペラで始まった。歌が始まった瞬間、感慨深いものがあったなあ、オレのなかでは。あの日、「日曜日」のアカペラで幕を下ろした蛯名さん。その蛯名さんが今、やはりアカペラで新しい幕を上げている。そのことがオレのなかではリンクしたんだ。タイトル忘れたけど、1曲目は後半メロディの盛り上がりがあって、正直泣きそうになった。オリジナル曲は4曲ぐらい演ったかな。基本的には歌が完全に中心にあって、それに打ち込みの音が絡むカンジ。音の上に歌が乗ってるのではなく、完全に逆。正直、それをバンドサウンドで表現しない理由は最後までオレにはわからなかった。ラストはCOWPERSのカヴァーで「錆色の月」*1。ネットで道内でのライヴレポ読んじゃってたので、この曲を演るのは知ってたんだけど、それでも、最初の歌い出しのところを聴いた瞬間やっぱりジーンときちゃったなあ。超名曲。以上がDISCHARMING MAN東京初ライヴの全てだ。蛯名さんの歌をまた聴くことが出来て嬉しい。でも、このユニットもこれからどんどん変わっていくのだろうし、1回観ただけで全てを判断出来るわけじゃないことも確かだ。
そして、この日のトリは(当然のことながら)あぶらだこ。4ヶ月ぶりかな、オレは。例によって新譜の曲(だよね?)ばかりでオレの知ってる曲は全然なかったのだが、本編ラストに「翌日」を演奏した。凄まじい曲だな、やっぱ。あのジワジワ感凄い。やっぱり全然フロアに視線をくれないHIROTOMOさんのテルミンを演奏する様には惹きつけられるものがあるし、また曲の盛り上がりに応じてこちとら尋常ではおれないのだ。
物販ではDISCHARMING MANのTシャツを購入。まあ、ミーハー大魔王だからね、オレは。買い続けてやるー。デザインは黒地にDISCHARGEロゴ風のバンド名プリント。知らない人が見たらDISCOREのバンドかと思っちゃうね。(わ
もらってきたフライヤーをチェックしてたら8月にまたSHELTERに来ることがわかった(Seikiさんと一緒に)。平日なんだけどね。

*1:SPIRAL CHORD演ろうと思ったんですけど、イマイチ消化しきれなかったんでCOWPERSにします」とのこと