オレが行ったのは2日目なんだけどね。開演直前ぐらいに中に入ったのにロビーで待機する人がわんさか。初日の経験で長いこと待たされることをわかってるのかな??それでも、オレはビール片手にフロアへ。Zepp DiverCityの一番後ろの段は閉鎖して入れないようにしてたわ。当日券も出てるっぽかったしね。オレは一番後ろのほうにスタンバった。
ステージ上のドラムセットは段の上にセッティングされてるみたいで、オレのような身長の低い人間にはありがたいかぎり。それと、ステージの後ろに掲げられているのがバックドロップではなくスクリーンだったのね。楽曲ごとにそのアルバムのアートワークが映し出されてわかりやすいようになってる。それに、曲の合間に楽曲にまつわる映像を流していて日本語字幕付きだったので、それもすごくありがたかったよ。あれは何の映像素材なんだろう。ツアー用に作ってるのかな?? それとも、映像作品の抜粋なのかな??
セットリストに関して言えば、前日と大きな差はなかったみたい。ただ、序盤に演った「Kill With Power」はこの日だけだったみたいで、得した気分だわな。この曲はウチのサークルでも大人気。基本的にサビが面白い(楽しい)ヤツは何でもアンセム。ハイライトはもちろん『KINGS OF METAL』からのナンバー。そうなるよな。Other Bands Play. MANOWAR Kill!
演奏面で言えば、まずはEric Adamsのことかな。本当に素晴らしい歌声だったな。そして、Joey DeMaio閣下。演奏が素晴らしかったのは確かだが、演奏以外の面における存在感だよなあ。それはもうAC/DCにおけるAngus以上のものだと思う。Angus Youngはマスコットでありギターヒーローでもあるけれど、リーダーではない(まあ、これからはリーダーか)。Steve Harrisはリーダーであり、ベースヒーローでもあるけど、マスコットではない。でも、DeMaio閣下はそのすべてなんだ。ベースを日本刀に見立てていると思しき所作と立ち振る舞い。その一挙手一投足に最初から最後までオーディエンスは楽しまされっぱなしだった。そして、語り草になりそうな、日本語のMC。途中まではカンペに頼らずに喋っていたようだ。それを思えば、彼らMANOWARがこの20年間好き好んで日本市場をないがしろにしていたわけではないことは確かであろう。
アンコール前にはクリマンのLOUD PARKプロデューサー青野氏をDeMaio閣下が召喚し、ステージ上で漢の約束。MANOWARは必ずやLOUD PARKのステージに戻ってくるとのこと。それがVOL.10にあたる来年のことになるのか。それとも、それ以降のことになるのかはわからないけど、是非とも実現してほしいものだ。
あと、音量のことだけど、オレのいた位置では大丈夫だったわ。一応耳栓持っていったけどね。マイブラのときに貰ったヤツ。バンド名がMで始まるバンドは偉大だな。
- Manowar
- Blood Of My Enemies
- Call To Arms
- Kill With Power
- Sign Of The Hammer
- The Lord Of Steel
- The Dawn Of Battle
- The Warrior’s Prayer
- Blood Of The Kings
- Kingdom Come
- Heart Of Steel
- Wheels Of Fire
- Hail And Kill
- Kings Of Metal
~encore~
- Warriors Of The World United
- Black Wind, Fire And Steel