Mr.Children REFLECTION

大盛況だよなあ。普段ライヴに行く機会も限られてしまうもんねえ、ミスチルの場合。正直な話、去年の新曲群にはあまり納得していなくて。小林武史から離れたのはファンとして大いに望むところだったわけだけど、問題はそのわりに全然変わってないことで。『(an imitation) blood orange』の曲だと言われても頷けちゃう曲ばかりだと感じたからな。だもんで、この映画(というかライヴ)をどう感じるのかいささか不安まじりではあったんだけども。


でも、オープニング3曲は新曲ではなく旧譜から。演奏面は素晴らしかったなあ。音質もまったく問題なし。そして、画質だけども。六本木だけ4K上映ってことだったんで、わざわざ六本木まで観に行ったのだが。個人的には初4Kなんだよね。もちろん、綺麗だったよ、そりゃ。ただ、普通のハイビジョン上映でも十分綺麗だと感じたんだろうなあ。さて、その3曲のなかではやっぱり「旅人」がレア度満点で最高だったよね。そして、サポートメンバーはキーボードのSunny氏。正直、オレはお名前自体忘れてました。そして、思い出しました。お懐かしゅう。


仕切り直して、ここからが本番とばかりに新曲コーナーに突入。上述した発表済みの曲はやっぱり魅力的に感じなかったけどね。でも、それ以外の本当に初めて聴く曲のなかには素晴らしいものもあったよ。やっぱ捨てたもんじゃない。ストリングスのアレンジが排されている曲のほうに魅力を感じるな、やっぱ。
まあ、他にも旧譜の曲は演ったんだけどね。ファン投票を募ったらしく、1位に選ばれた「口笛」を演ってたな。「口笛」の1位、順当なのか、意外なのか。まあ、オレは好きだからいいけど。




今年はこの後、ツアーが始まって、その最終日にアルバムが発売されるという変則的なスケジュールになっているミスチル。関東は平日だけなんで観に行けないけどね。まあ、平日じゃなかったとしてもチケット取れないか、どうせ。とりあえず、アルバムを楽しみにしとくってカンジかな。上記の新曲群を聴いたかぎりでは少なくとも『(an imitation) blood orange』よりは上だと思っていいんだろうし。