オフィシャルサイトのヤル気のなさは何なのかね。本当に開催されるのか心配になるほどの動きのなさ。それはさておき。NOFXとPENNYWISEとLAGWAGONしか観たいものがないので悠々と午後から現地入り。
LAGWAGON
初見。LAGWAGONってウチのサークルでとても人気のあるバンドなんだけど、オレは全然良さがわかんなくて好きじゃなかったんだよなあ。多分アルバムも1~2枚売っちゃったのがあると思う。でも、最近はやっと良さがわかったかなと。このバンドの特色といえばやっぱりJoey Capeの歌心あふれるヴォーカルなのかな。それが取っつきやすいか否かなんだろうね。昔の自分はそれがパンクにもメロコアにも思えなかったんだろうなあ。今はすごくグっとくるわ。演奏自体は後に出てくるヴェテラン2組に比べちゃうと劣るかもしれないけど、すごく良かったわ。そして、自分は彼らの演奏を聴きながらJoeyの歌を聴きながら、やっぱりNO USE FOR A NAMEの故Tony Slyのことを考えていた。この2組はFATの看板バンド同士だし、彼らの音こそレーベルカラーを決定づけていたのだろうし。そして、何よりJoeyとTonyは一緒にユニットを組んでアルバムを出してもいた*1。まさに盟友でしょ、個人間でもバンド間でも。今彼は何を思ってパンクを歌うのだろう。そんなことばかりを考えていた。
その後は今をときめくMAN WITH A MISSIONを観たな。当然イロモノだと思ってたけど、全然悪くなかったな。メタルマナーとダンスマナーが両方とも入ってるカンジ。「Smells Like Teen Spirit」のカヴァーが盛り上がっとった。しっかし、被り物の頭部が予想以上にデカかった。あれを見ちゃったら、SLIPKNOTもLORDIもヌルい*2と言わざるを得ないぜ。
PENNYWISE
PENNYWISEも初見かなあ。当時好きじゃなかったLAGWAGONとは違って、これは前から好きだった。まあ、熱心に聴いていたわけじゃないけど。彼らはとにかくビシっと一本筋が通ってるカンジ。そこがメタル好きには取っつきやすいのだろう。「Blitzkrieg Bop」のカヴァーも演ってたな。NOFX
NOFXはトリではなくトリ前。まあ、オレにとってはトリだけど。実際、早く会場を後にできるからいいかも、むしろ。律儀に3年ごとにアルバムを出して律儀に3年ごとに来日もしてくれるという印象の最近のNOFX。だけど、ここんとこずっと「来日直後にアルバムリリース」というパターンが続いていて、それが不満だったんだよな。曲を覚えてから観るってことができないので。なので、今回は昨年リリースの最新作を聴き込んでから臨めたので良かった。でも、まあ、あんま演んなかったね、新曲。それも含めていつものことか。全体的には『PUNK IN DRUBLIC』の曲が多めでお得なカンジだったんじゃないかな。オレは大満足だった。新譜のインナーの写真見たときに「Hefe、顔変わった?」って思ったんだけど、今回生で見て、やっぱり顔変わったなという印象を受けた。老けたってことなのかな。でも、そのHefeは大活躍だったな。彼のヴォーカルで聴く「Eat The Meek」*3は最高だったよ。翌日の単独公演は別件で観られなかったんだけどね。観たかったけどさ。次はまた3年後ぐらいかなあ。ここらで流れを変えてPUNKSPRINGと関係なく来てほしいけどね。
- 60%
- Dinosaurs Will Die
- Murder The Government
- Leave It Alone
- Franco Un-American
- Fuck The Kids
- Linoleum
- Eat The Meek
- Mattersville
- Leaving Jesusland
- Seeing Double At The Triple Rocks
- I Believe In Goddess
- Champs Elysees
- It's My Job To Keep Punkrock Elite
- Radio
- Stickin In My Eye
- Louise
- Don't Call Me White
- The Brews