久しぶりのワンマンだなあ。こないだベトナムフェスで観たけど、ワンマンは久しぶり。
開演直前ぐらいのちょうどいい時間に会場に着いたんだけどね、そしたら、O-EASTの壁面にデカデカと「TSUTAYA O-EAST」と書いてあってビックリ。いつの間にネーミングライツ取得したの? 調べてみたら、わりと最近の話らしいね。単にネーミングライツが売れましたってだけの話ではなくて、今後は色々な分野で両者の連携が強化されるんだとか。たとえば、ドリンク買うのにTポイントが使えるとか。面白そうな試みだね。要注目。
今回、比較的空いてたかな。昔は1年の後半のライヴは11月のFreddieの命日に合わせて開催されてたけど、最近は12月だもんね。そのことも影響あるのかな。開演時間に近づくとBGMはSir Paul関連に。まあ、やっぱ、タイムリーな話題だもんね。で、結局、スクリーンに映された映像もSir Paulのヴァイオリンベースを模したものになり、いよいよPaul色濃厚に。それが、結果的にQUEENGUEENの紋章に変わってライヴスタート。
今回言いたいことは3つ。セットリストのこと、MCのこと、波多江さんのヴォーカルのこと。
まず、セットリストのこと。「The March Of The Black Queen」を演ったの。もちろん、このブログにも書いたことあると思うけど、QUEENが一番好きなオレにとってのQUEENで一番好きな曲はこの「The March Of The Black Queen」。すなわち、人生で一番好きな曲だろう。そこにGUEENはとうとう足を踏み入れたわけだ。まあ、感動だよね、そりゃ。しかも、レコードを再現するのがGUEENの信条だから、同曲のエンディングから「Funny How Love Is」まで繋げたよ。素晴らしい。
次、MCのこと。今回、中盤に用意されたMCタイムがなんと20分超もの長さだったの。もちろん、それは長い。長すぎる。でも、そこで語られたことの凄さを考えると、それは仕方のないことなんだよ。だって、本当に凄いことなんだもの。彼らGUEENはかのSir Paul McCartney側からのオファーを受け、Sir Paul本人の眼前でパフォーマンスを披露したという。ひえーーーー。凄すぎて、オレは他人事ながら鳥肌が立ったよ。GUEEN史に書き加えられた新たな重大ニュース。いや、それどころか、これはひとつの頂点なのではないか。イカ天出演をも上回るほどの重大ニュースなのではないか。オレにはそう思える。
事の真相はこうだ。今回のSir Paulの来日中にSirの奥様が誕生日を迎えられたらしい。そして、彼女はBEATLESとQUEENの大ファンだという。そのために、Paulは彼女のためと思い、日本で活動している両バンドのコピーバンドを探して彼女へのサプライズプレゼントに協力してもらおうと考えたのだとか。そして、白羽の矢が立ったのがGUEENだったというわけ。結果的にほとんどぶっつけ本番だったという彼らの演奏時間は約30分。大いに受けたらしいよ。「We Are The Champions」の例の早口の部分もちゃんとGUEEN流にキメて受けたんだって。その部分は特にドラムのAbeに受けたらしいよ。
いやー、凄い。確かに長すぎるMCだったが、オレは本当に感動した。
次、波多江さんのヴォーカルのこと。今回、良かったねえ。「Somebody To Love」は過去最高の出来だったんじゃないかな。あと、「Dead On Time」も良かったなあ。今後、色々な曲に挑戦できるかもだし、すでに演っている曲もまた楽しみだね。
- The Hero
- Let Me Entertain You
- Killer Queen
- Stone Cold Crazy
- Now I'm Here
- I'm In Love With My Car
- Love Of My Life
- Bicycle Race
- Back Chat
- Don't Stop Me Now
- Somebody To Love
- Too Much Love Will Kill You
- The March Of The Black Queen
- Funny How Love Is
- Dead On Time
- Keep Yourself Alive
- No One But You
- Radio Ga Ga
- I Was Born To Love You
- Tie Your Mother Down
- Teo Torriatte (Let Us Cling Together)
~encore~
- Good Company
- Bohemian Rhapsody
~encore~
- We Will Rock You
- We Are The Champions
- God Save The Queen