屍 (Shikabane) - 2014

さて、ラストライヴの日に無事購入できたライヴCDを帰宅してから開封してみた。予想どおり、手の込んだブックレットが封入されてるわけでもなく、実に簡素なサンクスリストが載っているだけだ。バンドのサンクスリストとは別にメンバー個々人のサンクスリストも載っていて、板倉さんはすべての元メンバーを挙げておられる。
そして、だ、ドラム山口さんのリストに目をやる。そのなかに「id:sickness」との記載がある。もしかしたら、これはオレのことなんじゃないかと思って。このブログ(っていうか、はてなの全サービス)で登録しているid名がsicknessというもので。はてなダイアリーの時代にはid記法といって、他ユーザーさんのことを指すときに「id:○○さん」なんて書いたもんだ。どこかのタイミングでウチのブログを見てくださったのかもしれないなあ。って言って、まったくの別人だったらどーしよ。ww
でも、ホント、初めて山口さんのプレイを観たときは鳥肌が立ったんだよ、オレは。あんな強力なメンバーが加入してくれて嬉しかった。速さと重さの掛け算が最強なんだよ、オレにとっての山口さんのドラムは。


音源自体のほうに話を移そう。このライヴCDは2014年1月の奇形児企画に出演した際のパフォーマンスをパッケージングしたもの。つまり、オレが観に行った日だね。事前に「撮りっぱなし、編集なしの音源」ということがアナウンスされていたんで、どんだけRAWなんだろと思ってたんだけど。そしたら、想像以上の「撮りっぱなし」だったわ。誰かが自販機で缶ジュースを買う音まで入っちゃってるよ。ww
セットリストに関してはバランスのいい全10曲ってカンジ。ただ、1曲ぐらい音源化されたことのない新曲が含まれていれば嬉しい置き土産になったのにな、とは思う。板倉さんのブログにはライヴのセットリストが載っていて、他の日のセットリストには何回か「新曲」という文字が踊っていたからな。まあ、でも、ラスト10曲目が「人のために生きるか 自分のために生きるか」なのは幕引きに相応しいオチだと思うよ。息絶える命のなか苦しみながら。。。