ap bank fes '05 @ つま恋多目的広場

とりあえず、新幹線のチケットを確保しようってことで、新宿へ。そしたら乗ろうと思ってた12時台のこだまが満席とか言われちゃって、ありゃりゃ。一番早いので13時56分発と言われる。間に合わないんじゃねーの?とか思いつつ、まあ、ミスチルに間に合えばいっか、ってカンジで自分を納得させる。3連休初日とあって窮屈なこだまで2時間かけて掛川駅へ。さあシャトルバスに乗っていざ会場入り。と思ったらタクシー乗り場で「ap bank fes 会場 約1200円」って書いてあったので、タクシーで行った。だって、オレお一人様だもーん。駅から会場は思ってたより近かったみたいで、開演時間には間に合わなかったものの、大遅刻ってカンジではなかった。
最初はBANK BANDの演奏。まず単独で2〜3曲演奏して、その後ゲストが入れ替わりたちかわり登場してくるという構成。最初のゲストは一青窈。昔、COUNTDOWN JAPANで観たんだけど、相変わらず細かったー。いや、もう、細い人は無条件に好き。「もらいなき」「ハナミズキ」を歌ってた。次にSalyu。登場時のテンションがヘンだったが、歌声は実に綺麗で引き込まれた。あと、確かその後だったと思う*1んだけど、櫻井がブルーハーツの「情熱の薔薇」を歌ったら会場がすげー沸いてた。人気あるのねー。
その後は会場内をウロウロしてたんで、あんまり正確なことはわからへん。トータスが次に出てきたのかな。「ええねん」とか「バンザイ」とか歌って、すげー盛り上がってた模様。「ええねん」はオレもすげーイイ曲だと思う。あと、GAKU-MC。サッカー友達だそうで。なんたらかんたらという曲を演ってそれなりに盛り上がる。そして、次。櫻井がMCで「いやあ、すげー緊張します」だって。ってわけで、御大陽水登場。なんか、登場時のテンションがSalyu以上にビミョーなハイテンションだったー。会場からも笑いが。でも、1曲目は「傘がない」。すげーギャップだ。。。あと、最後に演った曲も多分有名な曲だと思うんだけど、タイトルがわからない。圧倒的な演奏だった。流石の一言。まあ、そんなこんなで第1部(=BANK BAND with GREAT ARTISTS)は終了*2
20分ほどのセットチェンジを経て、いよいよミスチル登場。待ってましたー。で、脚注にも書いたけど、セットリスト見ながら書けば正確なんだがネット上で見つからなかったので記憶で書いてる。曲順とか激しく間違ってるかも。恥ずかしいなー、間違ってたら*3。オレの記憶が確かなら1曲目は「優しい歌」だった。はず。多分。まあ、当たり前に考えたら「未来」がオープニングかなあと思ってたので、いい意味で裏切られたね。『IT'S A WONDERFUL WORLD』推しのオレとして超嬉しいオープニングになった。そして、前回観たときも序盤に炸裂した「名もなき詩」がこのタイミングで!いやー、アンセムだね。もちろん最初のサビは会場中の大合唱。そして、3曲目に最新ヒット「未来」。最新ヒットだけあってイントロが流れた瞬間に会場がすげー沸いたね。オレはオレでやっぱり歌詞を噛み締めてた。最初の数ヴァースで歌われてることは、ここ2〜3年のオレの人生そのものだ*4。次に多くの観客にとってこの日のハイライトといえるビッグサプライズが待っていた。「この曲をステージで演るのは多分10年ぶりぐらいだと思うんですけど、ミスチルの隠れた名曲と言っても過言ではないと思います」との櫻井のMCに導かれて始まったのは「Over」。オレはPOP SAURUS TOUR観てないんだけど、じゃあ、そのときもこの曲は演奏してないってことね。「何もー 語らなーい♪」の歌い出しの時点で(特に女性ファンの)ワーキャー感が凄かったもんねえ。たたみかけるように「雨のち晴れ」*5。これも盛り上がったなあ。オレも超嬉しかった。
この後はもう全く曲順憶えてないわ。「ランニングハイ」は盛り上がった。今回の新曲のなかじゃ一番アップテンポだしね。オレも大好きよ。「I'll be」を演奏したのは嬉しかったなー、個人的に。しっかし、オレの前に居たオバチャン2人組が演奏中うるさくって殺そうかと思っちゃったけど。静かな曲の演奏中に関係ないおしゃべりを出来る連中の神経がオレにはわからないし、この手で殺したいと思う*6。まあ、殺せないけどね。エンディングの演奏が実に強烈だったよ。Jenは素晴らしいドラマーだと思う。そんでもって、この日オレにとっての一番のサプライズは「Everything is made from a dream」を演ったこと。いや、もう、嬉しすぎてキャーってカンジだった。『Q』のなかで一番好きな曲というのみならず、ミスチルの好きな曲ベスト3を挙げろと言われても入っちゃうほど大好きな曲だからさあ。嬉しかったあ。次に新曲のなかで一番人気があると言われている「and I love you」。スクリーンには例の戦車の映像が映し出される。泣きそうになった。感動的な曲だわ。「いつでも微笑みを」も相当びっくりな選曲だったわ。しかも、櫻井のアコギ+ハーモニカによるアコースティックヴァージョン。オレは前回のシフクノオトのツアーをIT'S A WONDERFUL WORLDツアーのリベンジと捉えていたわけだけど、結果的に今回こそIT'S A WONDERFUL WORLDツアーのリベンジになったね。あまりにマニアックな選曲のためか周りは結構キョトンとしてたみたいだけど。続くは「蘇生」。最高の曲だよな、これって。「CENTER OF UNIVERSE」にも相当驚愕。『Q』のことに各メディアのインタビューで言及してたわけだから、何か演るだろうなあーとは思ってたものの、実際の選曲が「Everything is made from a dream」「CENTER OF UNIVERSE」ときたら、そりゃびっくりよなあ。超カッコイイ曲だね、「CENTER OF UNIVERSE」。そして、最後に「It's a wonderful world」。嬉しすぎる、どこまでも嬉しすぎる。泣いたよ。あまりにも素晴らしい曲だと思うもの。

忘れないで君のことを僕は必要としていて
同じようにそれ以上に想ってる人もいる
あなどらないで僕らにはまだやれることがある
手遅れじゃない まだ間に合うさ
この世界は今日も美しい そうだ美しい

出来すぎだよね、この曲。あまりにも完璧。「蘇生」で始まり「It's a wonderful world」で終わる『IT'S A WONDERFUL WORLD』は自分にとって超最高な作品なのさ。で、本編はここで終了。当然これで終わるわけはなくて、アンコールを期待するオーディエンス。
5分ほど過ぎて、ミスチルが再び登場。しかし、ミスチルだけじゃなくこの日の演者全員*7が再登場。ありゃー、そういうことですか。ってわけで、最後に「TO U」を全員で歌ってエンディング。トータスはカンペ見まくりで相当辛そうだった。(わ
まあ、そういうわけで、ミスチルの演奏時間は1時間ちょっとだった。短い。でも、短すぎだよーという不満は全然ないんだ。だって、セットリストがあまりにも素晴らしいから。「オレの好みはお見通しですか?」ってカンジの超オレ好みな選曲。まるでオレのためにライヴやってくれた、みたいな*8。120%大満足の素晴らしい夜だったなあ。


オレの憶えてる限りのセットリスト(全然間違ってるかもしらんが)

  • 優しい歌
  • 名もなき詩
  • 未来
  • Over
  • 雨のち晴れ
  • ランニングハイ
  • I'll be
  • Everything is made from a dream
  • and I love you
  • いつでも微笑みを
  • 蘇生
  • CENTER OF UNIVERSE
  • It's a wonderful world

*1:セットリスト見ながら書いたほうが書きやすいんだけど、見つからなかったから記憶オンリーで書いてるの。

*2:あ、ELT書くの忘れた。いっくんが喋らなかったのが残念。持田香織のボブがあんま可愛くないのが残念。

*3:特に1曲目が「優しい歌」じゃなかったら超恥ずかしい。こっそり直してやるもん!

*4:感情移入ってヤツよー

*5:「狛江のアパート」は「掛川のアパート」になっていた。

*6:しかも、殺すべきだとも思う

*7:陽水だけは居なかった。

*8:勘違い大炸裂