DEATHを通ってこなかった人生なんだよなあ。『SPIRITUAL HEALING』以降は持ってはいるんだけど、聴いては挫折してを何度も繰り返して結局一度もハマらなかった。
というわけで、予備知識ほぼゼロのような状態で鑑賞したので最後まで(ほぼ知らないことだらけで)ずっと面白かった。
これは決して面白半分で言っていいことではないんだけど、やっぱり、Chuck本人にはASD/ADHD的なところを感じるかな。何名かのインタビュイーの証言には「どう見てもお気の毒に!」としか思えない場面もあったもんね。
そのうえで、「進化するメタル」(あるいは「進化しなければならないメタル」)に自覚的だったのだろうね、相当に。それを知ったうえで、私は再挑戦してみたいな。とりあえず『HUMAN』から手をつけてみるかな。
この流れで来週は『マーダー・イン・ザ・フロント・ロウ~俺たちのベイエリア・スラッシュ物語~』のほうを観に行くぞ。
他にも色々な映画の公開が控えていて、おそらく全部は観られないだろうなという予感。
モーニング娘。'26 コンサートツアー秋「超 Heartful 11」@水戸市民会館 グロービスホール
はるばる行ってきた、水戸まで。この会場は2023年にできたばかりだそうで、綺麗なとこだったな。建築的にも見物だったので、らいりーもさぞ満足かと思いきや、、、一般客の動線エリアには立ち入っていないそうで、吹き抜けの構造部分は一切見られなかったらしい。残念ね、、、(まあ、プライベートで再訪するのでしょうけど)
自分は3階席ってことで、もちろん距離はあったけれど、でも、ステージは観やすかったな。ビジョンもあったし、音も悪くなかったし、そこはホントありがてえってカンジだった。
1曲目がセクシーキャットってことで、とりあえず、すーもの猫耳ハマりすぎ。天才ってカンジ。
そして、まあ、「ほまめいはるげたを従える小田さくら」っていう構図がとにかくカッコ良くて。あの4人はもう免許皆伝やろ。
一方、らいりーはらいりーでちぇるの右腕って捉えるとしっくりくる。サブリーダーにはほまたんよりらいりーのほうが適任かもしれない。
もちろん、主役の小田さくらはずっと無双(少なくとも、遠くから見た私にはそうとしか思えなかった)。
聴きたい曲を結構聴けたし、御の字のセットリスト。新曲は2曲とも完璧。久々の会心作シングルだと思える。カップリング曲はあの場で初めて聴いたけど、まだよくわからん。MVはつくられないってことなのかな。音源届いたらヘビロテするよ。
ラストの感想MCでは、小田さくら凄いこと言うてたな。恋愛ハンターで(コレオグラフィの究極として)指先のニュアンスまで(無意識に)さゆみのが継承されちゃってた話。グッとくるね。多分だけど、世界中探しても、こんなエピソード、このグループからしか出てこないんじゃないかな。「このグループ」っていうのは、ハロプロっていう意味じゃなくてモーニングっていう意味。アンジュとJuiceからはまだ出てこない気がする。(10年後なら出てくるかもしれない)
チャンスがあれば、あと1回か2回観たいな、このツアー。まあ、運次第やな。
『BUD LIVES! バド・パウエルへのラヴ・レター』観てきた
ざっくり言うと前半が既存フッテージを切り貼りしたバイオグラフィー的ドキュメント。自分は予備知識ほぼゼロだから全然退屈しなかったけども。詳しい人ならどうだっただろう。私はMonkとの関係性も全然知らなくても興味深く拝見。
んで、後半が副題にもなってるBud Powellへのラブレター的なインタビュー集。なかでもJason Moranの語りが最も愛に溢れてたな。Jason Moranは確か10年近く前にBlue Noteで観た記憶。
あと、Mike Garson(Bowieバンドでおなじみ)が出てきたのがやや意外だと感じたけれど、エンドロール見たらプロデュースにも音楽にもクレジットされててガッツリ関わってたのね。
『THE SCENE CHANGES』のジャケットに映っている息子も、究極の一曲として「I'll Keep Loving You」を挙げてたな。美しいとしか言いようのない曲だもんな。引っ張り出してきて思う存分聴き倒すよ。
そして、『ビッグ・ママ・ソーントン』を観られないのが無念すぎる。後日どこかで改めて上映してほしいな。
GRAPEVINEのIN A LIFETIME CIRCULATOR tour行ってきたけれど
内容はもちろん最高だったけれど、混み過ぎてて本当に無理だったな。身動き一切取れず。入れ過ぎなんだよな。私がいた位置の近くでは実際に倒れる人がいたわ。オレもかなりしんどかった。
来年30周年ってことでいえば、客の平均年齢は50歳ということ。色々考えなきゃだなあ。
恒例のナタリーによる対バン企画で、indigo la Endとのツーマンが決まったと告知。まあ、ゲスのほうが良かったというのが個人的な本音かな。
このIN A LIFETIMEシリーズ、そろそろ5人編成になってからのアルバムがくるかなと思い続けて外れまくってるんだけど、どうなんだろ、そろそろくる???
だとしたら『イデアの水槽』がくるのが順当かね。
FISHBONE観てきたー
あんなデカめのお家騒動を経た後でも我々はFISHBONEのライヴを楽しめるのか。それをテーマに掲げてチケットを購入したわけなんだけど。
結論を先に言うと答えは「全然楽しめる!」だった。あんな素晴らしい演奏を聴かされたら楽しめないわけないわな。
最後方のブロックは閉鎖されてて始まる前はやや窮屈に感じたけど、始まってみたら十分スペースがあって踊りまくれたよ。
セットリストに関しては2点ほど。
ひとつは『IN YOUR FACE』のコーナー。どうも海外では『IN YOUR FACE』40周年と銘打ったツアーをやっていたようで。今回のジャパンツアーではタイトルにこそ掲げていないものの、序盤で『IN YOUR FACE』のコーナーが。ディスコグラフィー上でいうと、その後の2枚が強すぎて名盤と認定するのははばかられるんだけど、でも、セットリストの変化という意味で収録曲をたくさん披露してくれたのは良かったよな。あのなかでいうと個人的にはやっぱ「A Selection」と「Give It Up」が好きだな。最高に楽しかった。このコーナーを含め、一部の楽曲で登場した女性VoはAngeloの娘さんなの?!
そして、もうひとつは近年の楽曲も披露したこと。前回観たのは4年前だったんだけど、「黄金時代の鉄板セットリストで最高に楽しめるのは確かだけど、現在進行形の姿を見せないのはそれはそれでもったいないような気も」と思ってたからね。
最新アルバム『STOCKHOLM SYNDROME』からは「Racist Piece of Shit」と「Secret Police」という政治的スタンスを強調した楽曲を。曲を始める前にGeorge Floydの名をコールしてRaised Fistを。楽曲としてそんなに面白い曲だとは思わないけど、もうじき結成50年のレジェンドがスタンスを示し続けてくれることは本当に頼もしい。
でも、それ以上に嬉しかったのが2023年EPからの「Cubicle」なんだよな。同作から1曲選ばれるならリードトラックだった「All We Have Is Now」(Fat Mikeプロデュース)の可能性のほうが高そうなのに、個人的にあのなかで一番好きな「Cubicle」を演ってくれたんだもん。めっちゃ嬉しかった。
偶然見つけたインタビューを読んで知ったんだけど、この曲ってChris Dowdが一時期バンドを離れ(音楽ビジネスからも離れ)料理の世界で生きていたときの経験がテーマになっているんだってね。
あと、これはXのほうには前に書いたんだけど、2023年EPのアートワークって、まさにBowieの『NEXT DAY』と同じ手法が採られていて。あんなのさ、肝心の中身(=音楽そのもの)に絶対的な自信がなかったら決してやらないことだよな。だからこそ、あれはフィジカルで出してほしかったというのが本音ではある。
アンコールも演ってくれて長さ的にも大満足。最高のライヴだったな。
まだまだできるだろうし、是非また来日してほしい。