入場するとき入口に何やら貼り紙が。Erkah様のバンドでドラマーが出演不可になったので代役を立てますと。で、その代役ってのが、NAO YOSHIOKAバンドでもおなじみのYukino Matsuuraですよと。いや、残念とかじゃなくて、むしろ誇らしく思える出来事だな。凄い。
PHARCYDE
殊更に「MCが3人揃った」ということが強調されてるんだけど、逆にBootie Brownはいなくなっちゃってるじゃんという話ではある。まあ、この人たちは元祖「不仲グループ」らしいよね。ただ、今年はこのSOUL CAMPでしかパフォーマンスしないらしいので、これは本当にレアなことだなと。
自分は後追いの世代なので、初めてPHARCYDEを観たのが2012年から2014年にかけてのImani+Bootie Brown+Live Bandという編成だったわけだが。んで、そのときに主要な曲は聴けているので今回の目標は(Tre主導だからTreいないときは演りそうにない)「She Said」を聴くこと一択だったのよね。
そしたら、最後の最後に演ってくれたね。嬉しかったなあ。ちなみに、FatlipヴァースのなかにBootie Brownの名前が出てくるね。
「She Said」以外も主要曲を連発するスタイルで、もちろん楽しかったんだけども。ただ、まあ、上述のLive Band形態で観たときと比較するならば、あのころのほうが満足度は高かったかな。メンバーの数でいうと2人編成と3人編成で、今回のほうが「完全体に近い」とは言えるんだけど。でも、あのときはBillboard Liveの良席を取れたので、めちゃくちゃ近い距離で満喫できちゃったわけでね。それと比べちゃうとね、どうしても分が悪いかな。
あとさ、「Timeless」のMVで薄々気づいてはいたけど、Treが一番お腹出てたな、、、 Slimkidなのに、、、
その「Timeless」も演ったんだよな。まあ、新曲が出てること自体を知らないっていうお客さんのほうが多かったかもしれないけど。
ERYKAH BADU
さすがにErykah様の開演時間は押したな。ドラム交代の影響もあったかもしれないし致し方ないところかと。幸いなことにDJのいるイベントだったから、お客さんもあまり退屈せずに済んだのでは。んで、ようやく登場したErykah様は中央に陣取るなり四股を踏むパフォーマンス。あとから紹介されたのだが、登場時の衣装は東京モード学園の生徒さんお手製とのこと。
注目のセットリストは「Green Eyes」で幕開け。個人的には今回は『MAMA'S GUN』の曲を演りまくってほしかったから、この出だしは幸先いい! ただ、まあ、10分フル尺で歌ったわけじゃないんだけどね。
その後セットリストは結局『BADUIZM』の曲のほうが多かった? どうだろ。でも、『MAMA'S GUN』の曲もいくつか歌ってくれたから良かったけどね。極めつけは個人的に大好きな曲である「Time's A Wastin'」を聴けたこと。嬉しすぎな展開だったな。
MCではYukino Matsuuraに触れてくれたね。「今日はNew guyがいるわよ」と。「マジのマジで一緒に演奏するのは今夜が初めてだからね」と。「私と2人だけで演奏する?」とYukinoさんに問いかけてMPCを叩き始めるErykah様。あまりのことにYukinoさん顔がひきつっちゃってたと思うけどね。でも、全編を通じて堂々とこなしてたでしょう。
終盤の「Window Seat」のときは、イントロのビートをちょうだいとErykah様から合図。Yukinoさん、Questloveになる、の巻。いやあ、またNAO YOSHIOKAバンドにも箔が付くってもんだぜ。
今回もSGCホールの音響は素晴らしかったし、あの最高の環境で聴くErykah様のヴォーカルがやっぱり完璧。Erykah様に追いつける人、21世紀中には現れない説。
あと、ミラーボールがさ、楽曲に応じて色を変えてて、それ自体はムーディーで良かったんだけどさ。底面部分だけ色変わらないらしく。あれはバグってたのか、仕様なのか、うーん、画竜点睛を欠くやなあ。
次は7年ぶりと言わず、すぐにでも開催してくだされ。Maxwell+Jill Scottっていう座組でシクヨロ。

