LOUD PARK 12 @ さいたまスーパーアリーナ
去年行かなかったので個人的には2年ぶりの参戦になるのだな。去年もそうだったらしいけど今年も1日のみの開催。まあ、アーティストが揃わないんだろうし、それでいいでしょ。自分が最初に観たのはOUTRAGE。友達と合流して第3のステージでの観戦だ。
OUTRAGE
幕張のときは第3のステージって常にあったと思うけど、さいたまでは初だそうな。どこにあんのかと思ったら、メインのアリーナの隣に空間があった。ネット上では「音が悪かった」ともっぱらの評判のようだけど、確かに悪かったかも。OUTRAGEは後ろのほうでビール飲みながら観戦したのだけど。盛り上がってみたいだわ、前のほうは。PA以外には何の問題もないでしょう。
お次はメインのアリーナの席でDRAGONFORCEをまったり観戦。バンドを観てるよりアリーナの観客を見てるほうが面白い。人間ウォッチングかよ。こういう音楽性でもサークルピットって出現するのね。ちょっとした驚き。しっかし、まあ、こういうバンドを観ていると「自分はホントはメタルが好きじゃないのかも」と思えてくる。あるいは、逆に彼らがメタルじゃないのか。そのどちらかであろう。
SEBASTIAN BACH
バズはやっぱりアリーナで観なきゃダメでしょってことで下へ。例によって友達が上で観ると言うので一旦解散。
結構盛況だったなあ。「過去の人」扱いじゃなくて良かった。久しぶりに見たバズは若干老けたかなと思うものの、やっぱりヤングでパワフルであった。セットリストはまあ特にサプライズなしだわな。いつもどおりってカンジ。久々にBLUE OYSTER CULTの「Godzilla」演ってたな。本人的には日本のファンへのサービスのつもりなのかな?? ハッキリ言って日本のリスナーでBOC聴いてる人なんて3%にも満たないんじゃないかな。実際盛り上がらないのよな。ラストは「I Remember You」と「Youth Gone Wild」でシメ。本人のパフォーマンスもバンドの演奏も素晴らしいライヴだったよ。ちなみに、ドラムはRIOTの人だったらしい。
- Slave To The Grind
- Kicking And Screaming
- Dirty Power
- Big Guns
- Piece Of Me
- 18 And Life
- American Metalhead
- Monkey Business ~ Godzilla ~ Monkey Business
- Tunnelvision
- I Remember You
- Youth Gone Wild
BUCKCHERRY
バズの終演後すぐに反対サイドのステージでBUCKCHERRYの演奏が始まるんで、一刻も早くそっちにたどり着かないといけないんだけど。出口がどこなのかもわかんない超不親切設計。移動したい大勢の人たちが群がり大渋滞。結局、時間までに間に合わなくて演奏始まっちゃったよ。とりあえず、移動は一旦諦めて反対サイドから観ることにした。ステージは多少遠かったけど、スクリーンはよく見えた。ってゆーか、スクリーン独り占め状態。Joshは相変わらずカッコ良かったなあ。「Ridin'」でスタートしたセットリスト。こちらも特にサプライズはなしかな。とりあえず、その場で思いっきり楽しんで大人しめの曲になったタイミングを見計らってバンドのいるサイドに大移動。で、移動してみたら、こっちもそんなに混んでないわ。快適に観ることができたよ。1stと2ndの曲をもっと聴きたかったけど、この持ち時間じゃ、ちょっと現実的ではないみたいね。ラストは「Crazy Bitch」で締め。今度は単独で来てくださいませ。
- Ridin’
- Rescue Me
- All Night Long
- Fall
- Everything
- Sorry
- It’s A Party
- Next 2 You
- Lit Up
- Crazy Bitch
BUCKCHERRYの終演後すぐに第3のステージへ駆けつけてみたものの、CRYPTOPSYは1曲しか観られなかった。ちゃんと観たかったなあ。
で、この後が困った。マジでこの後SLAYERまで観たいものがひとつもない。結局外に出てメシ食うことにしたよ。そういや、2年前のOzzyのときも同じカンジだったなあと思った。で、かなりビックリしたのが再入場の方法なんだけど。広告か何かの裏紙に漢字の「再」って書いた紙切れを渡されて「コレを持ってこい」って言うのよ。正気か?って思っちゃったよ。インディーズのフェスですら紙のリストバンドは用意してるご時勢だよ?リストバンドがないうえに広告の紙切れって。。。 経済的に余裕ないなら毎年開催しなくていいよって改めて思った。SLAYERが来る年以外はやらなくていいぞ。
メシ食い終わって戻ってみるとIN FLAMESが演奏中だった。はあ、まだ先は長いぞ。その次のHELLOWEENは席に座って観てたわ。半分ぐらい寝たけど。
ちょうどいい頃合を見計らって下に降りてみたんだけど、全然ちょうど良くなかった模様。SLAYERの出るステージは前方ブロックが定員オーバーしてた。ありゃりゃ。しょうがないので後方にスタンバイ。
SLAYER
後方にスタンバってみると、ステージは全然見えないもののスクリーンはよく見えて、まあ、いい位置だったのかなと。20時20分ジャストに場内が暗転してバンド登場。今回はJeff Hannemanが欠席。代わりに弾いてたのはEXODUSのGary Holtだったそう。そうか、そうか。まあ、SLAYERのなかでプレーヤーとして一番one and onlyなのはDaveだと思うので問題ないでしょう。ソングライターとして最重要人物なのは他ならぬJeffだけどね。
で、セットリストだけど。なんのことはない、1曲目は『WORLD PAINTED BLOOD』のタイトルトラック。以降も比較的「いつもどおり」なセットが続く。毎回演るわけじゃないけど、たまに演ってくれる曲としては「Altar Of Sacrifice」かな。クソ名曲だな。最高にカッコ良かった。個人的ハイライトはコレと「Hell Awaits」かなあ。「Angel Of Death」と「Raining Blood」のときは、さすがにオレのいた後方ブロックでもサークルピットが出現していたよ。
しっかし、Tomの貫禄はますます凄くなるな。Tomの満面の笑みがスクリーンに映し出されるたび、オーディエンスは皆一様に感銘を受けていたよ。
もちろん、素晴らしいライヴだったけど、ここらで少し流れを変えてほしいのも事実なので、今度はフェスと無関係に来てほしいな。お待ちしておりますです。
- World Painted Blood
- War Ensemble
- Die By The Sword
- Hate Worldwide
- Dead Skin Mask
- Silent Scream
- Epidemic
- Mandatory Suicide
- Altar Of Sacrifice
- Jesus Saves
- Seasons In The Abyss
- Hell Awaits
- Postmortem
- Snuff
- Angel Of Death
en core
- South Of Heaven
- Raining Blood