Dan Lilkerのこと、BRUTAL TRUTHのこと

今年初頭にDan Lilkerの引退という報道が流れたときに、何か書こうかなとは思ったんだけど、結局何も書かずに終わってしまった。
「同年代のMETALLICAやSLAYERは現役バリバリでやってるじゃないか」とか、「一世代も二世代も上のMAIDENやPRIESTだってがんばってるじゃないか」とか、「70を超えたバンドだってやり続けてるじゃないか」とか、そんなことは軽々しく口にできないし、ただただ「お疲れ様でした、素晴らしい音楽の数々をありがとう」としか言えないよな。THRASH MEATLの曲をたたき続けてるLarsは十分ツラそうだけど、METALLICAの音楽性とBRUTAL TRUTHの音楽性じゃ比べ物にならないし、消費するバイタリティーも大きな差があるだろうしね。それに音楽性のこと以上に差が大きいのは環境のことだ。METALLICAやSLAYERがツアーに出るときは引き連れるスタッフの数もハンパないだろう。対して、BRUTAL TRUTHがツアーに出るとなれば、それは我々が想像するハードコアバンドのツアーとそう大差ない環境というのが実情だと思う。やっぱり、限界はあるよね。


去年のスプリット作も手に入れてない状況なんだけどね。このままフェイドアウト気味にお別れかなと思ってたら、最後にNAPALM DEATH、SxOxBとの共演ですか。なんという素晴らしいお膳立て。絶対観に行きたい。