THRASH DOMINATION 2015 @ CLUB CITTA川崎

9月の風物詩だったTHRASH DOMINATIONが春開催に変わったのは何年前のことなんだろう。オレは春開催になってからは初参戦だな。OVERKILLは興味がないので、個人的お目当てはEXODUSとSODOM。
EXODUSは何年か前のTHRASH DOMINATIONで1回だけ観たことあるんだけど、そのときは前任のRob Dukesがヴォーカルだったから、Zetroの姿を観るのは今回が初めてなんだよなあ。世間的には『BONDED BY BLOOD』は究極的な名盤なんだろうけど、ウチのサークルでは『FABULOUS DISASTER』こそが聖典だったから、ウチではみんなZetroが大好きなんだ。Zetroのあの汚いヴォーカリゼーションが最高だと思う。ちなみに、前任のRob Dukesはあれはあれで全然問題なかったけどね。
SODOMは観る機会を逸しまくっていて観たことなかったんだよな。


今回、チケットがかなり売れているという情報はあったけれど、まさかあそこまでとは。1バンド目のSODOMの演奏が始まったちょっと後に会場入りしたんだけどさ。そしたら、後方の扉のところまでビッシリ人垣。は、入れねーし。。。 っつーわけで、SODOM、一目も観られんかった。中から漏れ聞こえてくる演奏に耳を傾けるのみ。高いチケット代を払って、結局こんな目に。漏れ聞こえてきた演奏から判断する限り、きっと素晴らしいパフォーマンスだったんじゃないかな。あーあ。
ちなみに、NAPALM DEATHのBarnyがお客さんとして観に来てたよ。Barnyのお目当てはやっぱりSODOMだったのかなあ??


次もこんな目に遭うわけにはいかないので、SODOMの演奏終了後すぐに中へ。あ、フツーに入れる。。。 もしかしたら、モッシュピットが巨大すぎて、本来のキャパシティーほどの人間が中に入れない状態になってたのかも。というのも、今回はフロア中ほどの柵がない状態だったみたいなんだよね。だから、LOUD PARKのときに出現するような直径のデカいモッシュピットが自然と形成されるみたい。ま、とりあえず、EXODUSさえ一目も観られないという事態は避けられた。


THRASH DOMINATIONは昔から進行が滞りなく進む印象なんだよな。今回もオンタイムだったんじゃないかな。暗転したステージにEXODUSの面々が登場。最後に、オレにとっては「はじめまして」のZetroが登場してライヴスタート。オレは新譜買ってないけど、予想どおり新譜の曲が1曲目だったみたいだよ。そのままタイトルトラックの「Blood In, Blood Out」へ。さすがにこれは買ってないオレでもわかった。しっかし、素晴らしい演奏だったなー。Zetroも演奏隊も文句なし。楽曲に関しては、上でも書いたように『FABULOUS DISASTER』にこそ思い入れがあるのでね、その「Fabulous Disaster」が飛び出したときに「キターーー」ってなるよね。実際、オーディエンスの盛り上がりを見ると、ウチのサークルと同じように『FABULOUS DISASTER』最高傑作説を唱える人も結構いるんじゃないかな。『FABULOUS DISASTER』からもう1曲の定番は「The Toxic Waltz」だな。「The Last Act of Defiance」も聴きたかったけど。

  1. Black 13
  2. Blood In, Blood Out
  3. Iconoclasm
  4. Children Of A Worthless God
  5. Piranha
  6. Fabulous Disaster
  7. Deathamphetamine
  8. Blacklist
  9. Metal Command
  10. Salt The Wound
  11. Bonded By Blood
  12. War Is My Shepherd
  13. The Toxic Waltz
  14. Strike Of The Beast



いやー、最高だった。SODOMもちゃんと観たかったな。まあ、遅れて行ったオレも悪いけどさ。