「winda解散ライブ!札幌編 2days - 初日」@ 札幌SPIRITUAL LOUNGE

ちょうどいい時間帯のフライトを選んだつもりだったんだけど、実際にはたいしてちょうどよくなくて、結構遅刻気味になっちゃったな。というわけで、1バンド目のCigarette Caseをほぼほぼ見逃した格好。SPIRITUAL LOUNGEは6年前にDISCHARMING MANを観に来て以来だなあ。

水玉さがし


2バンド目の水玉さがしからちゃんと観た。初見だなあ、水玉さがし。どうやら、DISCHARMING MANに復帰したらしい玉木さんの在籍するバンド。そうか、このバンドではギター担当なのか。いや、もう衝撃的に素晴らしいバンドだったわ。楽曲のそこかしこ、あるいはパフォーマンスのそこかしこにDISCHARMING MANとの相互作用が認められる、オレはそんなふうに感じた。

FLUKE


お次はFLUKEというバンド。4人組でベースが女性(もちろん、コーラス参加率高し)ということで、どうしてもPIXIESを思い浮かべるわけだけど、まあ、方向としてはその推測で間違ってないのかもしれない。けど、楽曲も演奏も最高に素晴らしくて1曲目が終わるころにはすでにPIXIESより好きになっていたよ、オレは。ヴォーカルの人の「2つのバンドが解散するけど、死ぬわけじゃないんだし何も悲しいことはない。むしろ、これから何を見せてくれるのか楽しみなぐらい」というMCも含め最高のパフォーマンスであった。

ENMANOVA


先日、ベルパンを脱退された姫野さんのENMANOVA。初見。というか、この日は全バンド初見だったな。そうか、2人組なのか。ギター/ドラムの2人組といえばKIRIHITOだけど、ああいう感じでもないような。ダンサブルな曲ほどカッコ良かったね。特に最後に演ったダンスナンバーが超カッコ良かった。

SPIRIT PAGE


本日のもうひとつの主役SPIRIT PAGE。この日をもって解散だそうだ。DISCHARMING MANの神代さん在籍。ただし、神代さんはDISCHARMING MANからも脱退だそうだけど。フロアは盛り上がってたな。もしかしたら、WINDAのときより盛り上がってたかもしれない。

WINDA


で、トリのWINDAが登場するころにはもう23時前ぐらいになっていた。でも、こんだけ全バンドが素晴らしいのだから全然おかしくはない。ちょっと記憶は薄れ気味ながらも1曲目は「ESPACIO」だったな、確か。長い間、ライヴの締めを担っていた曲だし後期のWINDAを象徴する楽曲だ。今日はこれでスタート。曲順を全然憶えてないので思い出した順に書いていくと、「トマト」だな。音源を聴き込んでからは初めて聴いたわけだけど、強烈な演奏だった。この日の頂点だったと思う。真っ赤なトマトだった。あとは、そうだな、やっぱり「夜間飛行」かな。今までも散々リンドバーグの単独飛行に関するお話をMCで聞いてきたけど、これを書いたのが新千歳空港に置いてあるスピリット・オブ・セントルイス号の原寸模型を見てインスパイアされたときだったのだそうだ。それを聞いて改めて聴いた演奏はやっぱり最高だった。演奏面以外で言うと、やっぱりMCも過去最高のヴォリュームだったな。最後だもんね。そのなかでもNaokiさんの一言がオレのなかでは特大ホームランだったけど。そして、この日演らなかった曲は「Bells」と「十九歳」の2曲。後者はどうしても聴きたかったけど、まあ、次の日聴けるだろうからいいか。
というカンジの解散ライヴ初日であった。翌日へ続く。