再解散と再々結成を経ての来日決定。もちろん、嬉しかった。けど、まあ、いちいち解散とか再結成とかを宣言する必要はないと思うね。活動休止と再始動でしかないと思う。ま、WiLDHEARTSと一緒だよね。
なぜか、今回の公演はモントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン・イン・かわさきの一環として開催された模様。うーん、なんで??? 結びつかんな。
自分が中に入ったときは1バンド目のTHE UNIONが演奏していた。Lukeの別バンドなんだけどね。ベースはTHUNDERのChris Childsだった。いたってオーソドックスなハードロックであった。まあ、特別印象に残ってる曲もないんだけど。
セットチェンジもかなり早かったようで、19時ごろにはTHUNDERのショウが始まった。LukeとChrisはもう顔見ちゃったけど、他の3人もお変わりなく。元々十分にオッサンなので。ww 「Loser」のイントロを奏で始め、Dannyが客を煽る煽る。大いに盛り上がるオーディエンス。で、そのまま「Loser」が始まるかと思いきや、いきなりの「Dirty Love」!凄いな。会場全体が一気に持ってかれた。この演奏が始まった瞬間に確信したわ。今夜のライヴは最高だって。それが確信できちゃうぐらいのパフォーマンスだった。そして、2曲目に「River Of Pain」。ここ日本で人気の曲が続く。最高だね。
セットリストに関して言えばなんとなく予想してたんだけど、1stの曲が中心だったな。他に聴きたい曲はなかったと言えば嘘になるけど、ああも名曲を連発されたら何も文句は言えないな。最高の一言。そのなかでは「An Englishman On Holiday」が個人的ハイライトだったかな。他のアルバムの曲で言えば「I'll Be Waiting」と「Play That Funky Music」だなあ。前者は大好きな曲でねえ。後者はアンコールの1曲目に演ったんだ。実はライヴでこの曲聴くの自分は初めてで。最高だったわ。アンコール2曲目にはUNIONのメンバーも登場して一緒にSpringsteenの「Born To Run」を演ってた。まあ、名曲だとは思うけど、ちょっとその選曲は謎だったかな。
パフォーマンス面はもちろん全員素晴らしかったけど、今回はBenの活躍ぶりに注目。ギタリストとしてはもちろん鍵盤での貢献ぶりも最高じゃないか。そして、「I Love You More Than Rock 'N' Roll」でのカウベルもね。あそこはもっとうるさく鳴らしてもいいと思うけどね。雰囲気出るし。
ってなわけで、文句なしに素晴らしいライヴでございましたわ。確実に年間ベストクラス。こんな素晴らしいライヴが出来る人たちはもう「辞める」なんて言ったらダメだね。というわけで、また来てください。願わくば、もうちょっと長めのセットでね。
- Dirty Love
- River Of Pain
- Higher Ground
- Fire To Ice
- I'll Be Waiting
- The Devil Made Me Do It
- Until My Dying Day
- An Englishman On Holiday
- Just Another Suicide
- Love Walked In
- Somebody Get Me A Spin Doctor
- I Love You More Than Rock 'N' Roll
~encore~
- Play That Funky Music
- Born To Run
- Backstreet Symphony