第18回東京JAZZ @ NHKホール

今回のチケット、めっちゃイイ席だったって前に書いたけどさ。前から2列目だと思ってたのよ。だって、チケットにそう書いてあるから。でも、現地に行ってみたら、それよりも前方のブロックってのが存在したわ。だから、2列目ではない。まあ、7列目ぐらいかな。まあ、それでも十分良席だよな。ただ、NHKホールの座席は狭っちいな。あと、隣のオッサン最悪やったわ。昼の部のスタートから夜のオーラスまでずーっと、1分に1回の頻度で時計覗き込んでんの。ツライなら帰れよ、マジで。


まあ、個人的にはKamasi目当てだったんだけども。去年のサマソニおよび単独公演以来だからちょうど1年ぶりってカンジかな。その間、音源のリリースはないので、セットリスト的には前回と大差ないでしょう。そのぶん、今回はメンバーが違うんだよな。最初のメンバー発表があったとき、Kamasiの父親のRickey Washingtonが来るとわかったものの、鍵盤の名前がなくて「まさかキーボードレス?」と思っちゃったんだけど、その後BIGYUKIの名前が発表に。オレはBIGYUKI観るの初めてだった。Rickey Washingtonはすごく華奢に見えて、Kamasiとのコントラストが凄いなと。BIGYUKIはオーディエンスの反応も凄かったな。


あと、こないだ書いたHikkiが言及してたKamasiのMCの話だけど。そのMCも出てきたね。例の「Diversity is not something to be tolerated, but celebrated.」っていう話。そうか、そうか、5つの楽章から成る『Harmony Of Differnce』(の最終トラック「Truth」)に込めた想いに関する発言だったんだね。ってことは、もしかして、去年観たときも言ってたのかな?んー、オレの英語力では聴き取れなかったわ。


まあ、あのバンドの演奏はスタンディングで観るのが正解なのかもしれんが、あんなイイ席で観られたのも貴重だったわ。Kamasi本人の演奏も良かったしね。個人的なお目当てであるRonald Bruner Jr.も良かったし。終演後ハケていくとき、RonaldとBIGYUKI仲良さげに談笑しながら帰っていったわ。頼もしい光景。

  1. Show Us The Way
  2. Malcolm's Theme
  3. The Psalmnist
  4. Truth
  5. The Space Travelers Lullaby
  6. Fist of Fury



もちろん、Charles LloydもSNARKY PUPPYもChick Coreaも全部良かった。素晴らしいフェスでしたわ。来年は5月開催とのこと(オリンピックの影響?)。

消毒GIG vol.173 @ 新宿ANTIKNOCK

開場15分前ぐらいにANTIKNOCKに着いたんだけどさ。長い行列は高島屋前の横断歩道のところも超えて、交番の向かいぐらいのところが最後尾だった。正直もうダメかもなあとか思いながら並ぶことに。ってか、2時間ぐらい前からTL上には「現在の行列はこのぐらい」みたいなtweetが散見されてて。
まあ、でも、開場後、だんだんと列が流れていって結局無事に入場できたわ。良かった良かった。
でも、よく考えたらそうか、前売り券販売のときはひとり2枚とか買えるから、行列がもっと短くても売り切れになっちゃってたのか。


個人的にはGAUZE観るの1年半ぶりなんだよね。今回ツーマンだから、当然長めのセットリストになるだろうという予感はあったものの、あんなに凄いとはね。1曲目「CRASH THE POSE」だったんだから。最高すぎる。そして、超久しぶりに聴けた「THRASH THRASH THRASH」と「己」。嬉しすぎだっつーの。めちゃくちゃ凄い演奏だったしね。ヒコさん以外、いわゆるアラ還だよね。ヒコさんもアラフィフぐらいだよね。でも、ますますスピーディーにノイジーになっていく。30年以上演り続けてる曲もあるけど、30年前と今じゃ桁違いだよね、きっと。偉大すぎる。
しっかし、どんだけ汗かいたんだろうな。長風呂したときと同じぐらい指がふやけてたよ。w

  1. CRASH THE POSE
  2. 歯を喰い縛れ
  3. 出稼ぎ舟
  4. しょんべん横丁
  5. すっぱい匂い
  6. 39℃
  7. そんな事
  8. THRASH THRASH THRASH
  9. SHOT
  10. パッパッパ
  11. エッサホイサッサ
  12. Pressing On
  13. ノイローゼ
  14. 出したくないが、出ちまった
  15. ワッショイ
  16. CORETIC
  17. みっともない
  18. 最後のお願い
  19. 金玉握って
  20. 栄枯盛衰
  21. メシ喰え
  22. 愛しき不器用者
  23. 大きなサツマイモ
  24. ふんだくるだけなら誰にでも出来る 汚い臭い手前らクソ爺に四の五の言われ 銭を取られるのは真っ平御免だ
  25. 金返せ
  26. 人非人
  27. 一触即発
  28. 一言物申す
  29. 死人に口無し
  30. 面を洗って出直して来い
  31. 開かずの踏切
  32. 貧乏ゆすりのリズムに乗って
  33. 山深雪未溶
  34. Low Charge



いったん外に出て原爆始まるころに戻ってきたら、もうフロアには入れなかった。BARスペースのところにモニターあるけど、さすがに、あの貧相な音では楽しめないので。うーん、残念。






GAUZEのTeeシャツ着てZARAMEのステージに立つ現動さん。
ZARAMEのTeeシャツ着て消毒GIG観に行くオレ。
もちろん、誰ともカブらない。
でも、何年か前のCHELSEAの日に、そのTeeシャツ着てる人を見かけたんだけどね。

第六回 Aマッソ単独ライブ「おばしま編集長の逆説」 @ 伝承ホール

追加公演も含め何回応募してもハズれてたんだけど、当日券狙いで行ってみたら入れた。開場30分前に行ったら余裕で一番乗りで買えたわ。でも、当日券は「見切れ席になります」ってことだったんだけどね、伝承ホールの見切れ席ってどこだろうと思ったらサイド席のことだった(サイド席の存在自体知らなかった)。でも、前から2番目の席だったから距離は超近い。演者が中央を向いているときは表情が見えないので、それは痛いっちゃー痛いけど、あんな近い距離で観られたんだから悪くないよな。


Aマッソは単独じゃなければ何回か観てるけど、単独は今回が初めて。どうしても観たいなあと思って。ハッキリ言って、オレは加納の考えてることの50パーセントぐらいしか理解できてないだろうけど、それでもいい。加納の才能を目の当たりにできればそれでいい。オレみたいなオッサンの世代も、こうやって少しは感性をアップデートさせていったほうがいいだろう。


でも、実際には、今回の単独公演、全部面白いと感じたな、オレも。トガってるネタ、挑戦的なネタだけで固めようと思えば、そうすることもできるんだろうけど、この単独は(ある程度)大衆性a.k.a.ポップネスも意識してると思われ。
一本目のVTRネタのときに映像と音声のズレが発生しちゃって、その点は残念ではあったけど、でも、どのネタも面白かったわ。コント多めだったけど、漫才も面白かったしね。ゲストの人選も絶妙だしね。うん。


ってーわけで、今後もAマッソのライヴは観に行きまくりたい。直近では、グレープカンパニー主催のライヴ観に行くんだけど、そこで観られるわ。楽しみ。
あと、『Dマッソ』っていう企画も観に行きたい。






あと、これはまったくもって余談だけど、やっぱり加納の笑顔がめっちゃ可愛いと思うわ。あんだけ才気走って毒吐きまくってるヤツの笑顔が屈託のなさNo.1って一体どういうことなんだよ。w

NAO YOSHIOKA @ Blue Note TOKYO

凱旋公演観てきた。新作リリース直後のタイミングだからこそ、新しい曲はまだ耳なじみはない(先行配信曲を除いては、ストリーミングで2~3回聴いた程度)ものの、新しいバンドメンバーとともにライヴを披露してくれることが素晴らしいじゃないか。今回のバンドでいうと、鍵盤の方とパーカッションの方が、実際に楽曲提供をしている方らしい。


ってか、今回、めっちゃイイ席だったわ。アリーナ指定席って「C」じゃなくて敢えて「L」か「R」を押さえたほうがいいのかも(角度が付くので、ステージ真正面のシンガーが死角に入っちゃうのを防げそうという意味合いで)。
あの距離で聴いたNAO YOSHIOKAの歌声は過去最高やったわ。凱旋感ハンパない。バンドメンバーも最高やったなあ。リズム隊めっちゃ良かった。開演前BGMがずっと『WHO IS JILL SCOTT?:WORDS AND SOUNDS VOL.1』(名盤!)だったんだけど、スタンバイのためNAO YOSHIOKAより先に出てきてたドラマーがめっちゃ楽しそうにノってるの見て「あ、この人、絶対アタリ!」って思った。


セットリストはもちろん新作の曲中心。個人的には「Love Me」って曲(鍵盤の方のペンによる曲らしい)が一番グッときたなあ。セットリストの長さもちょうど良かったかも。アンコールはやっぱり「Make The Change」だったね。日本時代の演奏もカッコ良かったけど、このバンドでの演奏も最高でしたな。というわけで、最初から最後まで大満足のショウだったよ。

グラミー獲得を目指すNAO YOSHIOKAとRIRI。どっちが先に栄冠を手にするか。両方応援してる身としては、同時受賞とかなら最高なんだが。
さて、これからは1年に1回ぐらいは日本でライヴ観られるのかね?どうなんだろ。まあ、でも、彼女のゴールのための動き方をすればいいと思う。うん。

日本の夏、ハードコアの夏

8月はハードコアに感動しまくりだなあ。今月アタマにMETEO NIGHTであんだけ素晴らしいバンドの数々を堪能した後も最高のライヴが続いたもんねえ。日本の夏、それすなわちハードコアの夏と換言してもいいのではないか。


KRIMEWATCHの来日公演素晴らしかったなあ。オレが行ったのはEARTHDOM公演のほう。7バンドも出る企画だったけど、フェスのような豪華メンツ。すべてのブッキングに意味が見えるラインナップだったもんなあ。キャリアから考えたら前半の出番でもおかしくないと思ったLOW VISIONがトリ前だったけど、やっぱり最高のパフォーマンスだった。
まあ、KRIMEWATCHの音楽性は乱暴に言ってしまえばAGNOSTIC FRONT meets THE COMESってことだと思うんだけど、出演者のなかに、そのCOMESのミノルさんがいらっしゃるってことがやっぱり感慨深いじゃんか。で、 KRIMEWATCHのメンバーは、全バンドをフロアの最前で(あるいはステージ袖で)ちゃんと観てたよ。すごくエンジョイしてたね。素晴らしい光景。もちろん、彼女ら自身のパフォーマンスも良かった。


CHELSEAの日も最高だったなあ。去年はサマソニ3日間行ってたから、2年ぶりのCHELSEAの日だったのかな、オレにとっては。BARステージに人が入りきらなくて、残念ながらTHEE CONTINENTAL KIDSとSYSTEMATIC DEATHは観られなかった(モニターで観た)。オレはシステマ以外は全バンド久しぶりだったんだけど、RAPESもSxOxBもめっちゃ良かったなあ。でも、個人的には鉄アレイかなあ、やっぱ。最高のグルーヴ。筆舌に尽くしがたし。「FORCE」の歌詞がグっときすぎて、もうどうかなりそう。世の中が狂っていればいるほど、歌詞がその有効性を増す。まあ、とにかく「たたーかっていけっ、たたーかっていけっ!」ってことだな。
ちなみに、DEATH SIDEのワッペンは売り切れで買えなかった。無念。


さて、締めくくりは今月末の消毒GIGだな。GAUZEと原爆のツーマン。当日券オンリー。どうするか、どのぐらい並んだら確実に入場できるだろうか。行列に並ぶという行為がめちゃくちゃ苦手な自分には死活問題だな。マジで1時間とか並べない人なのよ。