QUEEN + ADAM LAMBERT THE RHAPSODY TOUR @ さいたまスーパーアリーナ
すごい規模の興行だったなあ。トイレの行列もエグくて「こりゃ1曲目見逃すかもな」って覚悟もしたけど、なんとか比較的空いてるトイレを見つけて事なきを得た。
まあ、でも、やっぱデカいな、スタジアムモード。去年のVIVA LA ROCKのとき「それほど巨大ではない」みたいな涼しいこと書いちゃったけど、あれは満員の観客が入った状態を見てないから言えたことであって。今回はやっぱ馬鹿デカく感じたわ。奥行がすごいよね。
結果的に7分押しぐらいで場内が暗転したな。2016年の公演を見逃してるわけだからサマソニ以来。さあ、1曲目は何か。答えは「Now I'm Here」だった。あちゃー、オレの好きじゃない曲で始まるのは何とも幸先の悪い。んで、「Seven Seas Of Rhye」が序盤に出てきて嬉しかったんだけど、メドレー的に処理されちゃうのね。うーーーん。ってか、この「短めで切り上げちゃう」パターンはこの後も続くのだった。アウトロを省略しちゃうとかはアレンジの範疇だといえるけど、フルコーラス演らないのはなあ。結構納得いかない話だなあ、個人的には。
そんなこともあって、必然的に「フルコーラス演ってくれた曲」のほうがハイライトになったなあ。結果的には映画『BOHEMIAN RHAPSODY』ではフィーチャーされなかった曲ってことになるのかもしれない。
ひとつは「I Want It All」かな。名演だったなあ。あとは「Who Wants to Live Forever」と「The Show Must Go On」も良かったのよな。Adam Lambertの声は凄みを増しているね。
Brianの歌ってくれた曲のなかではやっぱり「'39」かなあ。
まあ、でも、最大の個人的ハイライトは「Under Pressure」ってことになるね。QUEENのファンだし、Bowieのファンだしね。もちろん、BowieのTeeシャツ着て行ったよ。改めてウルトラ名曲だと思うし、普段GUEENが演奏してるときですら泣けてくるのに、RogerとAdamが歌う「Under Pressure」泣くに決まってる。周囲との温度差は感じたけどね。結構ぽかーんとしてるっぽい空気も感じたのよな。まあ、基本、『BOHEMIAN RHAPSODY』でフィーチャーされなかった楽曲はみんなそうかな?
驚きの選曲だったのは「Dragon Attack」だよねえ。メンバー紹介からの流れで演奏された。かなりいいカンジだったけど、フルコーラスは演らず。残念。
もちろん、終盤は予定どおりの流れやな。「Bohemian Rhapsody」は以前だったら最後のパートをスクリーン上のFreddieに歌ってもらって締めるというお約束だったわけだけど(アレはアレで感動したんだけどね)、今回は最後のパートもAdam自身が歌ってしっかり締めるんだよね。そのことにグっときたなあ。
こんだけ規模の大きい興行が成功してるんだから、次もありそうだよな。次はメドレー禁止でお願いしますね。是非是非。
- Now I'm Here
- Seven Seas of Rhye
- Keep Yourself Alive
- Hammer to Fall
- Killer Queen
- Don't Stop Me Now
- Somebody To Love
- In The Lap Of The Gods... Revisited
- I'm In Love With My Car
- Bicycle Race
- Another One Bites The Dust
- I Want It All
- Teo Torriatte (Let Us Cling Together)
- Love Of My Life
- '39
- Doing All Right
- Crazy Little Thing Called Love
- Under Pressure
- Dragon Attack
- I Want To Break Free
- You Take My Breath Away
- Who Wants To Live Forever
- Guitar Solo
- Tie Your Mother Down
- The Show Must Go On
- I Was Born To Love You
- Radio Ga Ga
- Bohemian Rhapsody
encore