オレの場合はかなり早い段階で初日しか行かないって決めて1日券を買ってたから被害はなかったけど、2日目のほうは大トリのKING DIAMONDが開催前日にキャンセル。酷すぎて酷すぎて言葉が出ないほど。呪われてるな、このフェス。再三言っているように、毎年開催するのをまず止めなさい。2~3年に一回開催すれば十分。
ホントはLOST SOCIETYっていうバンドやDEVIN TOWNSEND PROJECTも観たかったけど、あそこまで早い時間に現地入りするのは難しいな。オレが会場入りしたときはLORDIが演奏中だったな。まあ、1mmも興味ないんだけど。ギタリストがあんな恰好しときながらレスポール使いなのな。ミスマッチすぎるやろ。Ace Frehleyとレスポールは超マッチするのにね。
次はLYNCH MOBだったな。これも興味なし。その次がBEHEMOTH。初見なれど、これは良かったな。後になってサイン会ブースの前を通ったら、ちょうど彼らがサイン会やってたね。メイク落として素顔で対応してたな。普通にフレンドリーなカンジだったわ。
お次はCARCASS。どうやら、オレCARCASS初めて観たらしいわ。なんか勘違いして一回観た気になってた。。。 多分オレの歳ぐらいの人がメロデスのど真ん中世代なんだよね。オレはメロデスにハマったこと一度もないんだけど。そして、GRINDCOREとしてのCARCASSはどうかというと、1stは好き。その程度かな。2ndもどんなアルバムだったか全然憶えてなかったし。そんなオレだけど、彼らの演奏が始まったら引き込まれたね。上述のBEHEMOTHだって良かったけど、CARCASSが出てきたら格が違ったわ。まさに別格。Bill Steerもレスポール使いなんだよな。GRINDCORE弾くのにレスポール。カッコイイねえ。んで、若い。若いね、Bill Steerは。対照的にJeff Walkerの変貌ぶり。ホントに本人なのかしら。内臓写真、性器写真、解剖写真のスライドも使ってたけど、そんなに鮮明な画質じゃないからか、全然見られるな。
ANGRAは一目も観なかった。EUROPEは観た。まあ、興味ないけどね。
んで、トリがSTONE TEMPLE PILOTS。好きなバンドを初めて観るんだから、こんなカタチじゃないほうが良かったけどね。まあ、メタルフェスの客層から彼らがどれだけ支持されているかといえば「全然されてない」ってのが正直なところなんだろうなあ。そもそも、STONE TEMPLE PILOTSのTeeシャツを着てる人なんてまったく見かけなかったもんなあ。自分はアリーナ前方には行かず、後方で観たんだけど、もちろんガラガラだったね。まあ、オレにとっては観やすくて良かったけどさ。
ほぼ定刻どおりに登場したバンド。予想どおり本当に華のない人たちだったわ。Scottとのコントラストはそりゃ凄まじいものがあるんだろうな。注目の1曲目はオレの予想に反して4thからの「Down」だったな。オレはてっきり1stからの曲がくると思ってた。ま、ベスト盤の1曲目もこの曲だったと思うし、ごく当然のチョイスなのかもしれないね。そして、もちろん、ヴォーカルがどうなのかというところに注目が集まるわけだが。結論から言えば違和感なかったね。ハマってた。まあ、きっと、Chester Benningtonって人は器用な人でScottの声に合わせられるんだろうね。ALICE IN CHAINSの今のヴォーカリストが実に上手くLayne Staleyの声を再現してるのと同じことだと思う。
セットリストのことに関して言えば、オレは正直1stの曲と新作の曲ばっかり演るのかと思ってた。理由その1はやっぱり新しいヴォーカリストを迎えてのライヴなので、ある程度焦点を絞ったほうが現実的なのかなと思ったこと。理由その2は『CORE』のリリースから今年でちょうど20年であること。でも、実際にはオレの予想はいい意味で裏切られた。結構まんべんなく色々なアルバムからの曲を演ったもんね。1stと2ndで言えば、昔はオレは2ndのほうが好きだったなあ。でも、それは「Vasoline」と「Interstate Love Song」の2曲が好きすぎてアルバム全体への評価を上げすぎてた節もあったのかもしれない。その「Vasoline」は序盤3曲目に飛び出した。エガったなあ、あれ。あと、新作ミニアルバムは買ってないので新曲は本当に初めて聴いたのだけど。もう、どんな曲だったか憶えてないけど、あんま印象に残らなかったってことかな。いつ演るのかなーと思ってた「Sex Type Thing」はかなり終盤のほうに演ったね。メタルしか聴かないリスナーにはこの曲ぐらいしか聴きどころがないでしょう。で、その「Sex Type Thing」で本編は終了なのかと思いきや、その直後に4thからの「Sex & Violence」を演ったのな。ビックリしたわ、こんな曲演るとは。個人的にはここが一番のハイライトになった。この曲大好きなんよ。
んで、アンコールの1曲目が「Wicked Garden」だった。もちろん、これがもうひとつのハイライト。超名曲。さらに2曲を披露してSTONE TEMPLE PILOTSのパフォーマンスは幕を閉じた。
純粋にいい曲を聴くっていう意味ではいいライヴだったんじゃないかな。それ以上のものを求めると厳しいけどね。だって、このバンドのファンであるってことはScott Weilandのファンであるってことでしょ。だから、次はScottを擁するラインナップで観たいなあ。実現の可能性は何%ぐらいかなあ。
- Down
- Big Bang Baby
- Vasoline
- Dead & Bloated
- Out Of Time
- Meatplow
- Silvergun Superman
- Church On Tuesday
- Big Empty
- Black Heart
- Interstate Love Song
- Lady Picture Show
- Pop's Love Suicide
- Hollywood Bitch
- Sex Type Thing
- Sex & Violence
en core
- Wicked Garden
- Piece Of Pie
- Trippin' On A Hole In A Paper Heart