PUNKS AGAINST TYPHOON

全感覚祭のタイムテーブル発表になったな。まあ、台風19号が週末に直撃するのではないかと言われているけども。マヒトさんの言うように、「台風どっか行け」という願いを強く持ち続けよう。ちなみに、事前募金はもう済ませてある。でも、たとえ中止になったとしても、それが無駄になるわけではない。先月大阪編は無事開催されたわけだし、十分意味のある募金だったと思える。
開催されることを願いつつ、下記のような行動予定を立ててみたぜ。


1130-1200 折坂悠太 <ODD RED>

1225-1255 青葉市子 <WHITE RIOT>

1300-1340 切腹ピストルズ <BLUE HEAVEN>

1400-1430 THE NOVEMBERS <BLUE HEAVEN>

1505-1535 the hatch <WHITE RIOT>

1630-1700 Discharming man <ODD RED>

1730-1800 OKAMOTO'S <ODD RED>

1920-1950 KID FRESINO <ODD RED>

2020-2050 GEZAN <ODD RED>


新生Discharming manの初ライヴはすでに敢行されていて。かなり評判だった模様。いやー、楽しみだなあ。初めて観る折坂悠太とKID FRESINOも超楽しみだなあ。


んで、翌日の13日は吉祥寺WARPDischarming manとNOT WONKのツーマン。2日連続でDischarming man観られるの幸せすぎ。
よりによって、その日、吉祥寺で桜井誠のヘイトデモがあるとのこと。PUNKS AGAINST RACISM!


そして、翌日の14日はKAPPUNKの最終日を観に行こうかと思って。実はKAPPUNKには行ったことがなくて。きっと毎年すごいメンツなんだろうけど、今年もごいすー。下記のようなカンジで回りたい所存。


SYSTEMATIC DEATH <ACB>

CRUCIAL SECTION <ACB>

TERROR SQUAD <ACB>

アレルギー <LOFT STAGE>

FUCKER <LOFT BAR>

EIEFITS <LOFT BAR>

DEATH SIDE <ACB>

SLIGHT SLAPPERS <ACB>

鉄アレイ <ACB>

THE STALIN Y <NINE SPICES


NINE SPICESは決して広くはないし、THE STALIN Yは観られないんじゃないかという気もする。観られなかった場合はUK SUBSで締めるか。

GRAPEVINEを10日間で3回観た

史上最速ペースで観たな。
ってか、今年は『ALL THE LIGHT』のツアーの前に、恒例の対バン形式ツアーには行ったんだよね(そのとき、初めて中村佳穂を発見)。でも、『ALL THE LIGHT』のツアーには行ってなくて。というのも、油断してたらチケット売り切れちゃったんだわ。
だから、観たいなあと思ってて。ツアーの中野サンプラザ公演と追加公演のEX THEATERに行って。さらには、新宿で行われた謎イベントにも行って。


セットリストは3回とも似通ってはいたけどね。今回は『From a smalltown』からの選曲が多めだったかな。「COME ON」の演奏が強烈で、間違いなくハイライトになってたね。あと、「BLUE BACK」がめっちゃ久しぶりだった印象。しっかし、「すべてのありふれた光」はなんちゅー名曲なんだろ。個人的には「公園まで」って曲が大好きなんだけど、あれに匹敵しちゃってる。


新宿の謎イベントは『―shin―音祭』ってタイトルなんだけど、まあ、正体は新宿区政の主導によるフェスってことかな。すっごい豪華メンツなのにチケットが3000円ですごく得した気分。朝イチのMONO NO AWAREからトリの真心ブラザーズまで、観たアクト全部サイコーだったわ。なかでも、8年ぶりに観たあら恋はサイコー中のサイコーだったな。
ハコは新宿文化センターというところで、基本的には座って楽しむスタイルなんだけど、GRAPEVINEが登場したときだけ客がスタンディングになったの。そしたら、しばらくして係員が「座ってください」と促す展開に。ん?立っちゃダメだったの?そんなこと書いてなかったんだけどな。。。
どうやら、去年から始まったらしいこのフェス。来年もあるなら是非行きたいね。

二万電圧 presents "CHAIN REACTION#95" @ 東高円寺二万電圧

324の復活ライヴ観てきた。11年ぶりの復活かあ。オレの記憶が確かなら、山本さんが脱退しただけで「解散」って言葉も「活動休止」って言葉も使ってなかった気がするけど、どうだったかね?
あの当時のままのラインナップでの復活ってのが嬉しいよね。山本さんのお姿を久しぶりに見たなあ。あれ以来、ライヴハウスでも全然見かけたことがないもん。


何組かのバンドがMCで言及してたけど、二万電圧は9周年らしいわ。オレは9年間で4回しか行ってないかなあ。GAUZEの出る日とか原爆の出る日とか、当然のように即SOLD OUTで、「行きたくても行けないハコ」ってイメージを持ってる時期もあったよ、オレは。即SOLD OUTになっちゃう理由は当然キャパが小さいことに尽きるわけなんだよな。まあ、やっぱ狭すぎると思うわ。20000V時代に発生し維持されてきた磁場みたいなもんを封じ込めるには、あの空間は狭すぎる。20000Vの2分の1か3分の1ぐらいだもんね。


この日のラインナップでの個人的お目当てはFUCK ON THE BEACHとSLIGHT SLAPPERSと324とDISGUNDERかな。ツヨッシーさんもtwitterで「あのころの20000Vのメンツ」って評してた。
ポジション取りに失敗して、FxOxBはあんまいい位置で観られなかったんだけど、パフォーマンスは最高だったわ。いい曲が満載だもんな、FxOxBのセットリストは。
スラスラはもうちょっといい位置で観られたので良かった。セットリスト的にはお気に入りの曲があまりなかったんだけど、パフォーマンスはもはや貫禄。最高。
DISGUNDERはなんていうんだろう、360度全方位ライヴみたいな? 信二さん、ほぼずーっとフロアで演奏するからね。


信二さんはDISGUNDERからの連投で、大トリの324登場。お客さんの99%が324目当てなのだろうから、この日一番の盛り上がりに。個人的には色々なとこを痛めましたわ。肝心のバンドのパフォーマンスについては、ブランク的なものは感じなかったな。きっちり東京GRINDだった。んで、嬉しいのは1回こっきりの復活じゃないそうだ。今後も活動していくとのこと。次はEARTHDOMで観たいっす!






こうなると、(何年かかってもいいから)屍にも復活してもらいたいよね。それを待ってる人はオレ以外にもたくさんいるはず。
あと、TOMORROWも復活したんだよね。あちらは1回こっきり? 1回こっきりと言わず是非続けてほしいなあ。東京にもライヴしに来てほしいなあ。めっちゃ観たいもんな、TOMORROWのライヴ。TOMORROWは瞬間風速的には日本一のバンドだったと思うわ。

Brian Jackson The Music of Gil Scott-Heron & Brian Jackson @ Billboard LIVE TOKYO

観てきた。客入りはかなり少なかったんじゃないかな。オレは入場番号1番だったわ。Billboard LIVEには10年ぐらい行ってるけど、1番を取れちゃったのは初めてだもんなあ。いつもだったら混み合ってる開場前のロビーも全然混んでなかったしね。やっぱり知名度的に弱い? Gil Scott-Heronがいるならともかく、相方のBrian Jacksonだけじゃ知名度低い? いや、でもね、結論を言うと、めっっっっっちゃ素晴らしいライヴだったわ。


近年のBrian Jacksonが実に精力的に活動していること、オレは今回初めて知ったんだけど、完全に現役感バリバリの人だったわ。連れてきたバンドメンバーもみんな素晴らしかったなあ。


「Offering」で始まったライヴは最初から最後までずーっと素晴らしかったんだけど、勝因は2つあると思う。
ひとつはやっぱり楽曲。GilとBrianが残した楽曲の数々ってホントに名曲揃いでさ。たとえ「The Bottle」しか名曲がなかったとしても、Soul史に名を残していたはずだけど、実際には「The Bottle」以外にも山ほど名曲があるわけでね。時間的制約により、そのうちのほんの一部しかセットリストには登場しなかったわけだが、必然的に全曲最高っていうセットリストになるよね、そりゃ。マジな話、全曲がハイライトだったよ。
そして、もうひとつはBrianの歌声。オレはGil Scott-Heronの声が大好きでね。世界一クールな歌声だと思うわ。だからこそ、そのGilの不在が「ヴォーカルのことが不安材料になるのかなあ」っていう予測につながっちゃってたんだけど。でも、実際にはBrian Jacksonの歌声ホントに素晴らしかったんだよ。GilとBrian、若干声質は似てるのかもな。歌心あふれる歌で素晴らしかった。全曲素晴らしかったけど、特に顕著だったのはやっぱり、Brian以外のメンバーがハケてひとりだけでアコースティックピアノで弾き語りした「Pieces Of A Man」だなあ。染みたわあ。お客さんのすすり泣く声が聞こえてきたほどの名演。


今回のライヴは1曲ごとに丁寧なMCをはさむスタイルで進行。GilとBrianがどんな想いを込めてそれぞれの楽曲を作ったのかなどを説明してた。Gilのことは「世界最高の詩人だった」と評してたわ。「Guerilla」という曲をプレイする前のMCでは、MIDNIGHT BAND時代の諸作のアートワークに描かれたゴリラのマスコットについて言及をしてたっぽい。しかしながら、オレの英語力では何て言ってたのか聴き取れず。。。 何て言ってたんだろ???


あと、今回の来日メンバーの布陣が発表になったとき、Brian本人の担当パートのところにヴォーカルとキーボードしか書いてなくて「えっ、フルートはプレイしないの?フルートなしのアレンジにしちゃうの?」って思ったんだけど、実際には用意されてたよ、フルート。アコースティックピアノの上に隠して置いてあったフルートをBrianがサッと構えた途端、オーディエンスからは歓声が。そうだよねえ、フルートの音色聴きたいよねえ。なんてクールな響きなんだろ、あのフルート。めっちゃ良かったわ。


アンコールはモチのロンで「The Bottle」だった。カッコ良すぎて仰天したわよ。
いやー、ホントに素晴らしかったな。想像のはるか上をいく素晴らしさだった。冒頭にも書いたように客入りは少なかったし、予想どおり年齢層高めだったけど、若い人が聴いても決して損しない音楽だよね。だって、1ミリも古臭くなってないもん。凄い。

  1. Offering
  2. Lady Day And John Coltrane
  3. Save The Children
  4. Home Is Where The Hatred Is
  5. Pieces Of A Man
  6. Guerilla
  7. Winter In America
  8. It's Your World

 encore

  1. The Bottle

Aマッソがヘタこいた件

こないだの単独のことベタ褒めしちゃった直後のタイミングだけにオレもバツが悪いし、さらに悪いことに当日はカクバリズムのイベントだったそうで、、、すいません。


新しい笑いとして積極的にAマッソの笑いを選びに行っちゃってる以上、オレもこのヘタこきの一部なのだと思う。カクバリズム関係者のみなさん、すみません。思い出野郎Aチームのみなさん、すみません。そして、もちろん、大坂選手、すみません。
演者だけじゃなく、観る側も意識を高めていかないと。学んでいかないと。すみません、意識します。想像します。






実はもう次のライヴのチケットも取っちゃってて。どんなライヴをするのか、どんなことを語るのか見届けてくる所存。もし懲りてないようだったら、さすがにもう見限るけどね。