LOUD PARK 07 @ さいたまスーパーアリーナ

もう1ヶ月以上も経っちゃったので全然憶えてないけど、まあ、書くか。
去年の充実ぶりがウソのようなスケールダウンの今回。というより、去年と同じイベント名を冠したフェスとは思えん。まあ、実際のとこ、先輩方に聞いた話によると、ハウブル自体がもう名前だけの存在だそうで、クリエイティブマン主導ではあんま面白いもんは出てこないだろう。

OUTRAGE

オレん家からだと幕張よりはるかに近いわけで、わりと早い時間には会場入り出来た。でも、OUTRAGEの演奏開始時間にはやっぱり間に合わなくて1〜2曲見逃してしまった。まだ早い時間だったせいか、客入りは多くなかったけれども前方はきっと盛り上がってたんだろうね。期間限定なのか、それとも今後も続けるのか、今のとこよくわからないけど、今回は橋本さんをヴォーカルに据えた4人でのパフォーマンス。あ、というか、僕、OUTRAGE観るの自体初めてです。カッコ良かった。セットはオーソドックスなもので有名曲ばかり連射。思う存分首振れて良かったっす。橋本さんテンション高かったなあ。復帰ってこと自体がある種の事件やのに、あんなデカいステージに立つんだもんね。そりゃ、あんなヘンなテンションになるか。w

MACHINE HEAD

先輩方はみんなMACHINE HEADが今回のベストアクトって言ってた。BEAST FEASTでの来日から6年間1度も日本の土を踏んでなかったそうだ。アルバム売れてなかったのかねえ。かくいう自分も2nd以来、1枚も買ってない。すいません。聞く話によると近作はどれも120%メタル印の力作だそうで、ライヴのほうも期待が高まる。でも、実は2階席で観たのだ。っていうか、この日は全体の80%は2階席でマッタリしてた。w 2階席から観ててわかったのはサークルピットのデカさ。さすがに去年のHATEBREEDのときと比べたら小さいけど。それでも十分デカかった。ピットの真ん中で超巨漢のガイジンがぐるぐる回るタイミングとか仕切ってたけど、あれはバンドの関係者かね? バンドのパフォーマンスについてはさすがの貫禄といったところか。前述のようにオレは最近の音源持ってないんで全然曲がわからなかったけど。

HEAVEN AND HELL

もう前に書いたかもしんないけど、今回は楽曲に対する期待というよりは人物に対する期待というもののほうが大きい。楽曲についてはDIOのライヴですでに触れてしまっているのでね。本当にSABBATHが好きな自分としてはTony Iommi、Geezer Butlerご両人を観られるってことのほうが大きい。大トリの登場であるにもかかわらず、オーディエンスの数はあきらかに減り始めており、それならとアリーナに降りて(スクリーンの前あたり)みんなで観た。先に言っておくと、オレはDEHUMANIZERを持っていない。さらに言うと、MOB RULESは持っててもまったく聴いてない。正直、HEAVEN AND HELLの曲しか知らないのです。で、1曲目。あらー、オレの知らない曲でした。続いて2曲目。知らん。うーん、素直にNeon Knightsで景気良く始まってもらってもよかったんですけど。ダメ? でも、逆に言うと、楽曲よりも各人のプレイにより集中出来た。実際、前述のようにそれが目的でもあったし。まずはGeezer。素晴らしかった。先輩方もみな「Geezerが素晴らしかった」と口々に言っていた。実に豊穣なベースライン。楽曲をグイグイ引っ張っていた。そして、Iommi先生。元々、テクニックが話題になる人ではないけども、でも、オレはグっときたよ。
3曲目にやっとHEAVEN AND HELLの曲がきた。別に好きな曲ってわけじゃないけど、やっと知ってる曲が出てきたので安心した。w その後もオレの知らない曲たくさんあったので他のアルバムからの曲も割合が多かったんだね。そして、一番要らんドラムソロまでフィーチャー。Vinnie Appice好きじゃないよ、オレ。で、結局、みなが一番楽しみにしてた3曲は最後の最後だった。向こうもわかってんだね、確信犯だね。w まずはDie Young。このバンドの最高傑作というのみならず、HM史上における屈指の名曲でしょう。Ronnieの歌も良かった。首振りまくったった。そして、タイトルトラックHeaven And Hell。この曲はもう完璧にGeezerでしょう。Geezerのいない編成では生まれようのない名曲。堪能したよ、Geezerのベースライン。一旦、終わってNeon Knightsはアンコールでした。最高。いやー、良かった。
P.S.
次は本当にSABBATHが観たいよ。