まあ、個人的には『LIFETIME』だけを特別視するつもりはないんだけどね。『LIFETIME』が一番売れたアルバムであるという事実は、その後のGRAPEVINEを聴いていない者が多数存在するということを示している。なんともったいないことか。
しょっちゅう観ているGRAPEVINE。しょっちゅう来ているBillboard LIVE TOKYO。しっかし、その両者が結びつくイメージはなかったなあ、自分のなかで。TRICERATOPSだったら結びつくんだけどね。でも、本当はSHIBUYA-AX公演のほうが観たかったけどな。「さよなら国立競技場」ムードのウラでSHIBUYA-AXも最後の日々を迎えていたのだからね。GRAPEVINEはAXの出演回数TOP 10に入ってるらしい。最後に1回観たかったね。
で、AXのチケットは買えなくてBillboardのチケットは買えたわけだ。残念ながら自由席は売り切れで上の階になっちゃったけどね。
ライヴのほうはもちろん「いけすかない」で始まった。つまり、曲順も含めて完全再現型だね。まあ、彼らは普段から過去のレパートリーを演るバンドなんで、本当にメガレアな曲ってあんまりないと思うんだけどね。インタビュー記事によると「青い魚」あたりが数少ないメガレア曲だとか。あと、一般的に言う名曲が4曲目までに集中しちゃってるせいで、そこまでで一段落ついちゃってる感があったように感じたのはオレだけかな。そんなわけで、後半はレアだという「青い魚」をしっかり堪能。確かに、オレも初めてナマで聴いた気がする。
『LIFETIME』完全再現だけで終わっちゃうはずもなく、アンコールタイムへ。最後は「超える」だった。こういう環境で演奏するなら『愚かな者の語ること』の曲も聴きたかったけどね。この環境にはすごく合うと思うので。
- いけすかない
- スロウ
- SUN
- 光について
- RUBBERGIRL
- Lifework
- 25
- 青い魚
- RUGGERGIRL No.8
- 白日
- 大人(NOBODY NOBODY)
- 望みの彼方
- HOPE(軽め)
encore
- 熱の花
- アナザーワールド
- ミスフライハイ
- 超える