KILLING TIME @ 初台WALL

A.F.が来日して、さらにはNYHCフェスと呼べるようなフェスまで開催された2007年。締め括りはKILLING TIMEの来日だ。ホント、今年はNYHCの当たり年だった。職場の先輩からKILLING TIME来日と聞かされたときのオレのリアクションは「ウソっ?!」だった。いや、KILLING TIMEが来日するってことに対して驚く前にKILLING TIMEが現存してるってことに対して驚かなきゃならなかったのだ。マジでビックリした。まあ、調べてみて後からわかったところによるとパーマネントなバンドとして存在しているわけではなく、ライヴの予定が入るたびごとに再結成(?)して活動するのだとか。


いきなりぶっちゃけちゃうと、個人的にKILLING TIMEに対する思い入れはない。音源は『BRIGHT SIDE』しか持ってない。中期NYHCを代表する名盤として評価されている本作だが、正直オレは全然ハマらなかった。だってBREAKDOWNのほうがカッコイイもんなあ。しかし、職場の先輩がもう1枚のアルバム(『METHOD』っていう作品)も買ったので聴かせてもらったのだが案外気に入った。『BRIGHT SIDE』よりこっちのほうがカッコ良くない?


東京公演はこの日以外に週末のサイクロンもあったのだが、平日のWALLのほうが空いてそうだからこっちにした。仕事終わってさらに一旦帰宅してから行ったので前座はAGGRESSIVE DOGSしか観てない。ビール飲みながら、後ろでまったり観戦した。


んで、KILLING TIME。上記のとおり思い入れゼロなんで、現在何人組のバンドなのかも知らず。ヴォーカル入れて5人組でした。うーん、見事に1人も顔知らないわ。すいませんね。w でも、多分、ヴォーカル以外は80年代のメンバーとほとんど変わってないんじゃないかな。だって、MCでステージ上の5人中3人は元BREAKDOWNって言ってたからね。
で、1曲目がスタートするや、フロアの盛り上がりは申し分なし。人気あるんだねえ。上述のとおり、オレは全然曲知らないんだけど、グイグイ引き込まれたね。カッコ良かった。CDで聴いたときには全然そんなこと感じなかったのに、ライヴで聴くとどの曲もすごくキャッチーなのな。不思議。あくまでも適度なメタル導入のバンドだからこその芸当なんでしょうな。
さて、終始盛り上がっていたセットのなかでも特に盛り上がってたのが『BRIGHT SIDE』の9曲目「Backtrack」。これがこのバンドの代表曲なの? いや確かにカッコ良かったんだけど。あとは、まあ、カヴァーが盛り上がったね。申し訳ないがオレは全然オリジナル曲知らないのでカヴァーのときはここぞとばかりに盛り上がった。N.A.の「Tied Down」。キッズに混じってマイク奪いに行った。w BREAKDOWNの「Sick People」。まあ、ほぼセルフカヴァーですよね。w 7年前に本物が来日したけど本物より数倍カッコ良かったぜ。これもマイク争奪戦に参加。w 楽しかった。


後日談としては、先輩から聞いた話だけど、メンバーがかなり日本滞在を満喫したようで来年あたりまた来日したいと言ってるそうな。動機不順な音楽活動だな、おい。ww