2DAYS、もちろん2日間行ってきたぜ。行くに決まってんだろってカンジ。Rich Robinsonの姿を観るのは2010年のFillmore公演以来8年ぶり。そして、Marc FordにいたってはSUMMER SONIC 2005以来実に13年ぶりだぜ。
客層はもちろん年齢層が高い。先月のCRIMSON公演に匹敵するんじゃねーかと思うほど。まあ、若い人が聴いて面白い音楽じゃないんでしょうね。
初日はかなり空いてたかなあ。6~7割ほどの客入り。2日目はもうちょっと埋まってて7~8割ほどかな。まあ、個人的には観やすくて嬉しかったよ。
2日間ともライヴはオンタイムでスタートしたね。RichとMarcの両ギタリストは両端に陣取るんだ。ベースのSvenとドラムのJoeもお久しぶり。MAGPIE SALUTEはこれまでにライヴ盤1枚とスタジオ作1枚をリリースしてるけど、スタジオ作の収録曲がオープニング曲に選ばれたね。素晴らしい演奏だったけど、まあ、ジャブ程度でしょう。このバンドの本質は、むしろライヴ盤で聴かれる名演のほうにあり。BLACK CROWESのライヴを9回も観ているオレにはわかる。
カヴァー曲はオレの知らない曲ばかりだったけど、でも、素晴らしかったよ。中盤はアコースティックコーナーで、Rich、Marc、ヴォーカルのJohnの3人だけで演奏。Johnの力量はまったくもって申し分ないと思う。そりゃ確かにChris Robinsonはスペシャルな歌声の持ち主だけど、こんなに素晴らしい演奏に触れて「Chrisじゃないからダメ」なんて感想を漏らすヤツがいたら、それはひねくれすぎってもの。John以外にRichとMarcがヴォーカルを取る場面もたびたびあったんだけどね。CROWES時代から取り上げてたDylanの「Girl From The North Country」はRichのヴォーカルで。いや、マジ最高だったわ。永遠のDylan初心者であるオレからすると、「Girl From The North Country」は世界一美しいメロディの曲だと思うんだけどね。Richの歌声も最高やったで。
初日のアコースティックコーナーの最後に演ったのがCROWESの「Nonfiction」だった。そして、演奏途中からJoeたちも加わるというアレンジ。もちろん、CROWESナンバーも演ってくれるであろうと予想して観に来たけど、この曲は予想外だったな。このブログにも何回か書いたと思うけど、オレは『AMORICA』から入ったクチだから、「Nonfiction」聴けて超嬉しかったな。初日は他に「Ballad In Urgency」「Wiser Time」「My Morning Song」を演奏して素晴らしいハイライトになった。
でも、ホントにサプライズだったのはむしろ2日目のほうで。というのは、CROWESナンバーで選ばれるのはMarc在籍時代の曲のみと予想してたわけよ。そしたら、なんと『BY YOUR SIDE』から「Horsehead」が、そして『BEFORE THE FROST...』から「Good Morning Captain」が演奏されたのだった。嬉しすぎるっつーの。
両日ともに「時間短縮のため一旦ハケずにそのままアンコール続行」というスタイルだったけどね。でも、2時間たっぷりの演奏で物足りなさは感じなかったね。ってか、ホントに素晴らしいライヴだった。2019年、まだMAGPIE SALUTEと赤い公園しか観てないけどさ、でも、今年のベストアクトはもうMAGPIE SALUTEで決定かな。まあ、オレにとっては現人神みたいな人たちだから。
1月7日
- High Water
- Omission
- Mary The Gypsy
- For The Wind
- Rollin’ Over
- Look Out Cleveland
- Old Lady Sunrise
- What Is Home
- Sister Moon
- Cristine's Tune
- Nonfiction
- Take It All
- Laila PT.ll
- Can You See
- Ballad In Urgency
- Wiser Time
- My Morning Song
- Send Me An Omen
1月8日
- Walk On Water
- Take It All
- For The Wind
- Open Up
- Every Picture Tells A Story
- Had To Cry Today
- The Vulture
- Oh Sweet Nuthin'
- You Found Me
- Girl From The North Country
- Lay It All On Me
- High Water
- Dreams
- Can You See
- Horsehead
- Good Morning Captain
- Thorn In My Pride
- Send Me An Omen